平標山・ヤカイ沢 バックカントリ−スキ− & 神楽峰
  (たいらっぴょう)
2008年3月22〜23日
3月22日

7:40 みつまたロ−プ−ウェイー 9:15 春スキ−リフト −9:30 スキ−歩行開始ー9:55 稜線ー
10:20 中尾根南斜面滑降〜   13:45 かくら・みつまたスキ−場・駐車場 14:00 −14:15 神立の湯
土曜日の朝、2時に島田を出発。東名〜首都高〜関越道と順調に車を走らせました。関越道は朝の5時頃だというのに、
スキ−場に向かう乗用車が非常に多いのには驚きです。群馬県に入ると谷川岳が大きくみえます。
関越トンネルで県境を越え、トンネルを抜けたら残雪の量は格段に増えていました
湯沢ICからR17で、かぐら・みつまた
スキ−場に到着したのが7時です。

ロ−プ−ウエイ・リフトを3本乗り継い
で和田小屋に到着しました。

上のリフトが9時から動くとのことで、
もう一本リフトに乗れたので最初の
40〜50分の登りが短縮されました。
ロ−プを越えて出発です
ボ−ダ−も多く登っていました
リフト終点には登山届ポストがあり、ロ−プで囲ってある外へとロ−プを潜って、いよいよ出発です。
天気は快晴、風もなく歩いていると暑いです。 約30分ほどで稜線上の小ピ−クに立ちました。

360度の大展望を楽しんだ後、中尾根の手前のバ−ンから気持ちのいい沢状の斜面へと滑り込みを開始しました。
雪質は上々 (*^_^*) まっさらな雪にシュプ−ルを描く!    向こう側の斜面にはボ−ダ−の姿がありました
上部はパウダ−並みの広くて気持ちのいい雪原で、あっという間に滑ってしまうのがもったいないくらいた。
沢筋に入っていくと樹林の中を縫うように滑り降りていきました。

14時ごろスキ−場を後にして神立の湯に向かいました。ゆっくり温泉に浸かった後、夜宴会の準備にとりかかりました。

今日の宿泊地はNASUPAスキ−場に隣接する【神立の湯】です。素泊りだけど温泉は24時間入れて離れの個室2部屋
を貸切りして、一人当たり3300円。宴会用に階下のテ-ブル席も使えてリ-ズナブルでよかったです。
3月23日

6:50 平標山登山口(駐車場)ー 8:10 登山道入口 −10:30 平標山の家 上部の稜線 −12:10 平標山
12:30  平標山より滑降開始 −13:35 ヤカイ沢デブリ痕(大休止)−14:25 平標山登山口(駐車場)

15:10 湯沢駅周辺(こまくさの湯〜蕎麦屋〜地酒の店〜海産物土産物屋)−17:00 湯沢IC -
(関越自〜上信越自〜長野自〜中央自〜R52〜東名高) ー 23:00 焼津着
R17を南下し、平標山登山口
のある駐車場にはすでに
20〜30台ほどの車がありました。


スキ−ツア−の支度をして、
各自ビ−コン(雪崩遭遇時の
受発信機)の送信、受信モ−ドの
テストを行い出発しました。
最初の20分ほどは除雪されたアスファルト舗装の道を歩きました。
最初の1時間は平らな林道
やっと登山道入口まで来ました
登山道になると傾斜が増します
雪道になったのでスキ−を履きました。15分ほど歩くと、左手にヤカイ沢への入り口がありました。
ここから登っていくこともできますが、私達は夏道の登山道に進むことにして、しばらくは平らな林道を歩きました。

1時間ほどで林道から平標山に上がる分岐に出て、ここからビンディングのクライムサポ−トを上げて本格的な登りとなりました。
カラマツ林からブナ林になるとますます傾斜が増し、みんな汗だくで登っています。
途中から稜線に出るまでの急傾斜ではスキ−を担いでハイクアップしました。
息の切れる登りでした。    平標山を目指し稜線を歩きます。 平標山頂から滑り下りるスキ−ツァ−者達。
やっと稜線に出ました。少し下には平標山の家があり、東側には沢を隔てて大きく仙ノ倉山が見えました。
傾斜の急な箇所にはクラックが入っています。登ってくる途中から見たヤカイ沢方面も
何箇所かは雪が落ち山肌が見えていました。

平標山に続く稜線にも一箇所ヤバそうなところがありましたが、とても滑り易そうな斜面です。
平標山山頂に全員が到着しました。
全員でヤカイ沢を滑降します。

山頂でシ−ルを外し、靴のバックル
を締めなおしていよいよ滑降開始です。

ヤカイ沢の南側のハイマツや
シャクナゲのある地点まで滑り降り、
ここから急なモミの木の樹林帯
に入っていきました。
平標山頂(たいらっぴょう)で全員集合 
ヤカイ沢・南側の樹林の中を滑降する                    ヤカイ沢に入ってきました
出だしは急な斜面で木立も密集しているので横滑りで高度を落とし、上部の急な狭い尾根をなんとかクリア−し、
段々と緩やかな広い斜面になってきました。ここまで来るともう安心 (*^。^*)  
ブナの木立を縫うように、それぞれ自由自在に滑り降りていきました。
雪質は少し重いものの、すっごくイイ感じで バックカントリ−スキ−の醍醐味を満喫でき最高に楽しかったです。
下部はこんな感じです。

みんな気持ち良さそうに滑っていきます。

でもよく転びました。4〜5回タ−ンするともう疲れてきて・・・。

みんな同じように転びながら・・・

でも転ぶのも楽しい (*^_^*) !


スノ−ボ−ダ−達も歓声を上げながら、楽しそうに滑っていました。
ヤカイ沢の南側の樹林帯から
ヤカイ沢に入ってきました。

ヤカイ沢の上部は雪崩れていて、
地肌が見えている箇所もあります。

気持ちのいい斜面はここまでで、
この後は木の密集した傾斜のあまり
ない中を、根っこや枝のひっかけに
注意しながら滑り抜け、
朝歩いた道に出ました。

途中怖い所もあったけど、
すご〜く楽しかったです。

みなさんありがとうございました。
写真 左側の沢がヤカイ沢(デブリもあります)  白線が滑降ル−トです
さて、宿泊地の神立ちの湯まで戻り、渋滞を心配する東京組と、ここでお別れしました。
私達はせっかく新潟県まで来たのだからと・・・
湯沢の駅周辺で温泉に入り 、 蕎麦屋でへぎそばや天ぷら天丼などを 美味しくいただき・・・
いつも立ち寄る駅前の地酒屋さんと 海産物屋さん で家族のため(自分のため!?)のお土産をたっぷり買い込みました。

湯沢ICを17時に入り、覚悟していた渋滞に予想通りにハマりました \(◎o◎)/!
藤岡JC 手前2キロ地点で この先の鶴ヶ島JC まではすでに45キロの大渋滞となっていました。 
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