JR休日フリ−きっぷで
                 

2009年2月14日

前夜からのはげしい雨は明け方も降り続いていました。
春一番が吹いただけあって生暖かな風が音を立てていました。

でも出かける時間になったらピタっと雨が上がり、
『やっぱり日頃の行いがいいのよね〜私達って!』 と、それぞれ自分のことだっ
て思いながら、駅の窓口で休日フリ−きっぷを2600円で買いました。

熱海駅には9時ごろに到着しました。観光案内でパンフレットをもらい、電話で華の舞
の予約をしてから、観光の定番、熱海の梅園までのんびり歩いていきました。

梅園の梅はきっと満開だと思ったら、昨夜の春の嵐で早咲きの梅は早くも散って
しまったようです。
『花が無ければだんごでしょ!』 と、売店でお茶やおまんじゅうなどの試食で
小腹を満たし、再び歩いて【熱海芸妓見番】にやってきました。
テレビの旅番組の熱海名所を見ていて、今度熱海に行ったら是非寄ってみようと計画したのが今回のプランです。
熱海は全国でも屈指の芸者の街。現在でも250名を越える芸者さんが活躍しているそうです。

いざお座敷に呼んでの宴会は私達にとって縁の無いものですが、湯めまちをどり「華の舞」は土・日曜日の一回づつ、
熱海芸妓見番歌舞連場で見ることができます。

芸妓=若くないでしょ  なんて先入観は芸妓さんたちの優雅で繊細でおしとやかな舞いを見ていたら、見事に払拭されました。
歳を重ねるごとに芸も重ね、ますます磨きをかけて円熟の境地と風格も備わってくるのですね。
その美しさにうっとり・・・日本ならではの磨きぬかれた伝統芸能にふれることができてよかったです。 熱海新発見!

中でも笑えたのは、舞台の前に陣取ったオジサマ達の言動でした。世の旦那衆の道楽の中では永遠のテ−マなのでしょうね(#^.^#)

踊りを見た後は芸者さんたちと写真撮影もできました。 でも私達、すっか芸者さんを引き立てています (^_^;)


さてお昼です。阿藤快さんがテレビで食べていた≪あじな丼≫が食べたいねって、芸妓見番のすぐ近くの山木茶屋に入りました。
お料理を待っている間に部屋に隣接した足湯に入りました。さすが温泉の街!  

さあ≪あじな丼≫がきましたよ〜。 ごはんにはアジの干物の焼いたものがまぶしてあり、
上には新鮮なアジのたたきがたっぷり乗っていて、熱海ならではの味覚を堪能しました!(1200円)


ここから5分ほど歩いたところに≪起雲閣≫があります。ここもテレビで紹介されていた所です。
大正・昭和の浪漫あふれる名邸≪起雲閣≫は大正8年に別荘として築かれ、昭和22年に旅館として生まれ変わり、
数多くの文豪達に愛されたといいます。

平成に入り旅館は閉館し、現在では熱海市が所有して、一般公開されています。何度か増改築を繰り返したようですが、
和洋折衷のモダンで格式高い建築様式と手入れの行き届いた日本庭園は一見の価値がありました。

さて、熱海はこれくらいにして・・・ 海岸線まで散歩して熱海駅に戻ってきました。
JRで向かった先は三島です。ここから無料シャトルバスに乗って【御殿場高原ビ−ル時の栖】に向かいました。

たぶんこれが今日のメインイベント(*^。^*) いつもの麦畑でバイキングです。
今日は初夏を思わせる陽気だったので、もう喉がカラカラです! 美味しいビ−ルになるように今日一日たっぷり歩きました。

やっぱり地ビ−ルは旨いわぁ〜(^。^)y-.。o○  90分はあっという間! 全銘柄のビ−ルをおかわりしながら飲み続けている人・・・
ビ−ルもスイ−ツも両党の人・・・ ビ−ルは早めに切り上げデザ−トや甘い物ばかり持ってくる人・・・と三者三様で楽しんじゃいました。

さて日が暮れるとイルミネ−ションが始まりました。今年は光のトンネルにたくさんの馬車が登場しました。
熱海芸者の大人の女性の品格を学習したのに、若い子のようにはしゃいでポ−ズをとる旭マダム達・・・! !(^^)! でした。


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