大人の休日倶楽部で北海道乗り鉄旅♪
 2017年 6月28日〜7月1日 
鉄道の旅といえば、今までは『青春18きっぷ』や『鉄道の日きっぷ』の在来線オンリ−(-。-)y-゜゜゜
でも、今回はお得価格で北海道新幹線や北海道の特急を乗り放題してきました(^。^)y-.。o○

数か月前にJR東日本の『大人の休日倶楽部』の会員に登録し、
送られてきたカ−ドを持って熱海で事前に『大人の休日倶楽部パス』を購入。座席指定も6回までとれます。
 
 
JR東日本全線+JR北海道全線エリア 5日間乗り放題で 26000円    
 翌日(6月29日)は函館からス−パ−北斗(6時10分発)に乗車
 5日間の切符ですが、所用があって4日間での利用となりました。初日(6月28日)は起点から東京へ
(JR東日本は熱海からなので、起点から熱海までは実費。なお東海道新幹線には乗車できません)

そして、今日一番の楽しみは初!北海道新幹線に乗れることでした。 
東京駅でお弁当や缶ビ−ルを買って、4時間半の新幹線の旅へGO〜〜〜   
ちなみに東京⇒新函館北斗までの運賃は22690円だから、このパスはかなりお得!(^_-)-☆     
 
6月29日 (木)  函館ー釧路ーくしろ湿原ノロッコ号ー根室
一日目は函館まで移動して、BH泊。 翌日の6月29日から北海道乗り鉄旅がスタ−トです。 
 
森駅を過ぎると内浦湾(噴火湾)が見える    南千歳でス−パ−おおぞら(釧路行)に乗車 9時26分発
 翌日は函館からス−パ−北斗(6時10分発)に乗車。特急は自由席でも確実に窓際席に乗車できました。
函館本線の路線を走り、森駅を過ぎると内浦湾(噴火湾)が見えてきました。
上等なシ−トで寛いで、海を眺めているだけでも楽しい気分。

長万部からは室蘭本線に入り南千歳で下車。南千歳で 9時26分発のス−パ−おおぞら(釧路行)に乗り換えました。
 
ス−パ−おおぞらは石勝線から根室本線に入ります       13:35発 くしろ湿原ノロッコ号に乗車 
 南千歳から釧路までは ス−パ−おおぞらで約4時間。石勝線から根室本線を走ります。
釧路駅からは釧網本線で塘路まで・・・ ノロッコ号に乗車します。
 
最初のノロッコ号は釧路駅から塘路駅 までで、こちらは指定席を取らなかったので自由席に乗車。
自由席はフツ−の四人掛けのボックスシートです。団体客は指定席に乗るので、空いていました。
 
ノロッコ号は45分前後で終着の塘路駅に着きました。途中の釧路湿原の中では速度を落として運転します。
車内アナウンスもあって、途中ではエゾシカや丹頂鶴も一瞬ですが見ることができました。 
 
塘路駅からは折り返し運行するノロッコ号に再び乗車  塘路駅発 14時48分 
 
塘路駅から見た釧路湿原    くしろ湿原ノロッコ号沿線の見どころ
 
 復路のノロッコ号は指定席を予約してありました。 指定席車両はこんな感じ。
大人の休日倶楽部パスでは、指定席を6回使えるので、新幹線の座席予約を最優先に、あとは臨機応変。
 
ノロッコ号の車窓から・・・   釧路湿原と釧路川 
 
15:36着 釧路駅        乗換え時間で和商市場
 再び釧路駅に戻って、釧路湿原の観光電車の旅が終了。 次に乗るのは根室本線(在来線)、
待ち合わせ時間が40分ほどあるので、駅を出て2〜3分の、釧路の台所『和商市場』をのぞいてみましょう。
 
旅先での市場めぐりは楽しいね〜。今宵はホテルで豪華な料理が待っているから、何も買えないけど、
魅力的な海の幸が満載!  根室の花咲蟹、厚岸のカキ、 和商名物の勝手丼の素材も美味しそう! 
 
 16:17発 根室本線(花咲線)に乗車
 釧路⇒根室までは初乗り路線です。たった一両の普通電車でワンマンカ−です。
2人掛けシ−トが多いので、海側の座席に陣取り、約2時間半のロ−カルな電車旅です。
 
車窓からの眺めは樹林と小川と海と、時々エゾシカ。厚岸を過ぎると、厚岸湖があり、野鳥の宝庫でした。 
 
釧路も霧がかかっていましたが、根室が近づくと、再び霧の中へ・・・。このあたりは牧草地が広がっています。
やがて広大な丘陵地が現れましたが、霧につつまれて視界が無かったのが残念。 
 
午後6時49分に根室駅に着きました。霧が出ていますがまだ明るく
駅からホテルまで歩いて7分くらいの距離を歩いていると、 看板や標識に北方領土の文字が ・・・
 
ここ根室からは北方領土がこんなに近いんですね。でも根室は朝や夕方も、霧がかかることが多く、
特にこの時期は、こんなに近い北方領土を見られる日が少ないのだそうです。
 
ホテルねむろ海陽亭 
 今回の鉄旅の最高の贅沢はこのホテルです。 従業員の応対の心地よさと、豪華なお料理に舌鼓♪♪♪
初めて食べた花咲蟹はみそも多く、ロブスタ−のような味がしました。海の幸満載でお酒もイケるぅ〜(^。^)y-.。o○
 
 
6月30日(金)  根室ー富良野(富良野・美瑛ノロッコ号)−旭川ー室蘭
 
ホテルのバイキング朝食もとっても美味しい!    根室駅近くの花咲がに屋さん 
翌朝のホテルの朝食はバイキングで、美味しそうな料理がた〜くさん。花咲蟹の雑炊や花咲蟹のカレ−まで欲張って、
でもどれもこれも美味しくて、食べ過ぎたぁ〜。8時頃にチェックアウトして根室駅へ〜。

根室駅の手前には4軒ほどの花咲がにを売っているお店がありました。  ここに来なければ見れない風景だね。 
 
根室駅から8時22分発の根室本線に乗車        車内はゆったり2人掛けシ−ト 
1車両だけの根室本線(花咲線)は昨日同様のシ−ト構成。
今日も海側シ−トにひとりで座り、の〜んびりと2時間半の乗り鉄旅! 乗客は観光客と地元の人と半々ぐらい。 
 
根室駅のお隣の東根室駅は『日本最東端の駅』      車窓から見える草原には牛や馬が点々と 
 
厚岸を過ぎると海岸側に砂利が敷かれて、コンブを干すような平地が広がっていました。 
駅舎も楽しい!車窓から見える景色はロ−カルな北海道の1コマ。 新幹線や特急では味わえない旅情があります。
 
釧路駅 11:24発のス−パ−おおぞら(札幌行)に乗車       13:30着  新得駅
 再び釧路駅に戻ってきました。ここからはス−パ−おおぞら(札幌行)に乗車すること約2時間、
途中駅の新得駅で下車します。 特急電車は自由席も2車両以上あるので、指定が無くても楽々座れます。
 
 新得⇔東鹿越 は JR代行バスに乗車  (13:58発)
 今日はこれから富良野駅に向かうのですが、その途中の根室本線の新得〜東鹿越間は、
台風被害の影響で運転を見合わせています。 そのため、その区間はJR代行バスが繋いでいて、
 このバスも乗り放題パスで乗車できます。
 
バスは狩勝峠を越える道を走っていたので、ドライブ感覚で車窓からの眺めも楽しめました。
 
 代行バスは狩勝峠を越えました。       代行バスは途中の駅でも停車しました
狩勝峠を越えるとあとは下りの道。民家が現れて落合駅のバス停に着きました。
台風被害のあった箇所は、今だに復旧工事はされていないので、この駅もやがては廃止となってしまうのかな?。 
 
幾寅駅(映画では幌舞駅)               だるま食堂   (映画 鉄道員の世界です)
次にバスが停まったのが幾寅駅(幌舞駅)。木造の駅舎と、横にはロケで使用したレトロな食堂も残っています。
この近くにはこれら以外にも映画ぽっぽやのロケ地があり、絵になる風景がいっぱいです。 
 
東鹿越駅で代行バスを下車       東鹿越駅から 根室本線(滝川行) 15:13発
代行バスに乗って、思いがけない観光気分を味わって1時間強。東鹿越駅に到着しました。
 ここからは根室本線(滝川行)に乗って富良野にむかいます。 車両は3両になりました。
が、窓は開いていて天井には扇風機、冷房は無いの?。でも爽やかな風を感じならのロ−カル線もいいね〜。
 
かなやま湖の沿線を走り抜けて、富良野駅に着きました。  富良野駅15:52着
 
16:12発 富良野・美瑛ノロッコ号に乗車 
 今日のメインイベント『富良野・美瑛ノロッコ号』に乗車します。
指定席も予約しましたが、自由席の車両も多く、山側が見える2人掛けのベンチシ−トに落ち着きました。
富良野駅からの乗車客は少なかったけど、中富良野やラベンダ−畑駅からはツァ−客が続々と乗車してきました。 
 
天気が良かったので、山がスッキリと見えたからラッキ−♪
ラベンダ−は一分咲きだから、ラベンダ−畑もほぼグリ−ン色。 
 
 窓は上半分を開けているから、入ってくる風を全身で感じて北海道の初夏を満喫中!
 
一年前に登った十勝岳も見えます。 
 
美瑛付近の車窓からは大雪山が見えてきた     旭川から18:00発 函館本線ライラック(札幌行)に乗車 
美瑛を過ぎたら、ツァ−客も続々と下車して、再びの〜んびりと車窓を満喫。
あぁ〜♪♪♪  大雪の山々も見えてきました。 トムラウシ、懐かしいなぁ〜 
ノロッコ号の終着は旭川。ここからは特急電車で札幌へ〜。

札幌駅で20時発の函館行ス−パ−北斗に乗車し、東室蘭へ。 ここから在来線で終着の室蘭駅へ〜ここに一泊。
 
鳥辰で室蘭グルメ♪♪♪  骨付若鳥ザンギ650円     豚精肉タレ1本 150円
昨年、室蘭をドライブして、次に機会があれば食べてみたいと思ったのが、室蘭の焼き鳥でした。

しかし、鳥ではなくて、豚精肉です。 北海道産の豚肩ロースと玉ネギを交互に串に刺し、秘伝のタレにつけ、
炭火で焼き上げ
たもの 。タレは甘めですが、豚肉と玉ねぎにはベストマッチ。ザンギもカラっと揚がってサックサク!
 
 7月1日(土) 室蘭ー函館ー新函館北斗ー東京ー熱海ー起点
 
翌日は室蘭駅からひと駅分歩くことにしました。 
 
1、6kmほどなので、20分位で歩けます。室蘭の手前の駅は母恋駅。  
 
ほのぼのとした名前の母恋駅には、全国的に知られている名物駅弁があります。 
『母恋めし』は室蘭の3つの駅と、室蘭港の道の駅でしか 買うことのできないプレミアもの。

上の写真は一年前、登山の帰りに観光で立ち寄った室蘭で思いがけずに買えたものです。
ホッキ貝のおにぎりまメインの駅弁ですが、どれも優しくしみじみ美味しいものばかりでした。
今回は時間が早いので販売前でしたが、あこがれの母恋駅が見られてだけで大満足です。
 
7:55発 母恋駅から東室蘭に向かう      8:17発 東室蘭からス−パ−北斗(函館行)に乗車
母恋駅から室蘭本線に乗って10分で東室蘭駅へ。 
 ここからス−パ−北斗(函館行)に乗って、北海道最後の立ち寄り場所の函館に向かいました。
 
10:38着 函館駅        函館朝市でお買い物タ〜イム
ス−パ−北斗に乗車すること2時間20分、函館駅に到着しました。ここでの滞在時間は2時間半なので
遠くには行けないから朝市周辺で、食の北海道を目で楽しみます。  店もいっぱいあるし、観光客で大賑わい!
 
 函館朝市のどんぶり横丁市場   寿司5貫 1000円  活イカ 1200円
函館でまとめて土産も買って、荷物が重たくなっちゃたけど 、最後の仕上げは函館グルメ
函館朝市の中にあるどんぶり横丁のお寿司屋さんのカウンタ−でゆったりと・・・

北海道ならではの極上のネタに、舌がとろけそぉ〜(^。^)y-.。o○  
活イカは身が透き通っていて、足は動いていて、コリコリとした食感・・・函館だから食べられる逸品!。
 
函館から函館ライナに乗って21分で新函館北斗駅に着きました。  ここから北海道新幹線に乗車します。 
 
14時14分発のはやぶさに乗車しました。青函トンネルで何の景色も見えないまま、本州に上陸。
新青森からは乗客も多くなりました。新函館北斗から東京駅までは862,5km 所用時間は4時間18分。
停車駅も少ないから速いですね〜。乗客も減ってきたので、旅の最後に名残の北海道を楽しみ、18時32分、東京駅着。


今回の旅、4日間で熱海から北海道への全移動にかかる経費を計算したら 92,980円でした。
大人の休日倶楽部パス(東日本・北海道)は 26,000円

差し引くと・・・ 66,980円 も お得になったわけで〜す (^。^)y-.。o○
 
 
 
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