大人の休日倶楽部パスで、雪の秋田・青森旅
 2018年 12月7日~9日
恒例になった大人の休日倶楽部パスを使って、秋田、青森へ。 メインテ-マは五能線とねぶた
 金曜日の午後から出発して、土日を使っての東北旅♪ 

 12月7日 (金) 

 
 今回はJR東日本4日間15000円のパス。そして指定席のきっぷ
 
熱海から16:29発 踊り子114(東京行)    18:20発 東京駅でこまち35号に乗車
自宅最寄り駅から熱海までは実費で移動し、
熱海から(東海道新幹線は利用不可)先は、『』大人の休日倶楽部パス』 が使えます。
 東京までは伊豆急踊り子号に乗りましたが、このパスではいくつかの私鉄にも乗れるのでありがたい。 
大混雑の東京駅からは、ほぼ満席のこまちに乗車・・・今回が初乗りです(^_-)-☆
 
 
夜10時7分に秋田駅に到着しました。冷たい強風が吹き、風花が舞っていました。 翌日は・・・ 

 12月8日 (土)  リゾ-トしらかみ ・ 立佞武多の館 ・ ワラッセ

 
8:20発 秋田駅から リゾートしらかみ1(青森行)に乗車     指定席は ボックス席 (窓側)
 リゾートしらかみは乗っていることが観光旅行♪ 
実はこの指定席だけは、発売日の午後にみどりの窓口がある駅に実費で指定を取りに行きました。
でも海岸側の2人掛けの窓際席はすでに満席。
4人掛けのボックス席の窓際席はまだ空きがあり、この席の指定をゲット。相席になりますが、これも楽しい
 
リゾートしらかみは売店も充実しています。ご当地弁当や地ビ-ルに地酒まで(^_-)-☆
能代駅ではバスケットゴ-ルゲ-ムがあったり、運転席が変わったりして、岩舘駅まで進みました。 
 
ここからは、日本海側を北上していきます。五能線の魅力はこれから先の車窓です。 
 
相席になったのは、秋田市内に住む御夫婦と知人の子供さんの3人連れ。
一年に一回の恒例になった浅虫温泉に行くのだそうだ。

このあたりの地理にも詳しく、この海岸には朝鮮の船が漂着するんだとか・・・
あの船が朝鮮の漁船だそうです。粗末な船でびっくりでした。
 
 能代駅から、地元秋田杉を使った民芸品をカゴに入れて乗り込んできたお二人とも話しました。
コ-スタ-は300円で安価で可愛い(^。^)y-.。o○。五能線は昨日、強風のために運転休止になったんだとか。
 
今日も風が強く、どの電車も遅延が生じていますが、走っているから良かったよぉ♪ 
深浦駅では反対側から来る 『くまげら』との待ち合わせで少々停車。 
 
深浦から先も絶景ポイントが続きます。 
 
雪雲が空を覆い、風も強いから殺伐とした日本海の風景が広がっています。 
 
北上するに従い、雪が真横に降っています。
 
 鰺ヶ沢の駅から五所川原駅までは、津軽三味線の演奏がありました。
 
どの車両からもテレビ画面から演奏の模様が 見られますが、せっかくなので演奏車両に移動して(^。^)y-.。o○
 
13:00着 五所川原駅  結局45分ほど遅れて五所川原駅に着きました。  
 リゾートしらかみ1(青森行) の終点は青森駅ですが、電車遅延の影響で弘前止まりになりました。
が、私はその手前の五所川原駅で下車しました。青森の北端まで来ると積雪も多いし、小雪も舞っています。
 
7~8分ほど歩くと、立佞武多の館があり、その隣にはマルコ-センタ-という生鮮市場があります。
まずはここで名物のお昼ごはんを食べましょう。
この極上海鮮丼に煮干しラ-メンが付いて1280円とは、安! 勿論新鮮で美味しいよぉ~
 
立佞武多の館 600円 (540円)  大人の休日倶楽部パスを提示すると1割引です。
立佞武多は復活後、毎年1基の新作が作られています。
今年2018年は、福士裕朗さんが制作した「稽古照今・神武天皇、金の鵄を得る」。 手前
その奥が2017年のもの。昨年は20年周年だった事もあり、五所川原の歴史になぞらえた「纏」という立佞武多でした。
 
五所川原に来られたのは3年ぶりかな。大好きなねぶた作家さんの立佞武多を観ることが一番の目的です。 
1年に一体づつ入れ替わるので、3年に一度は通っています。
この作品は『出雲阿国』斎藤忠大さん作。今年が三年目だったので、今見られて良かった。
 
『出雲阿国』の見返り絵も歌舞伎もの。 大迫力でした。 
 
15:10発のリゾートしらかみ3(弘前行)は55分遅れて16時すぎに発車  昔話の語り部は津軽弁 
 五所川原駅に戻ると次に乗るリゾ-トしらかみも大幅に遅れていて、駅で55分待ちぼうけ。
次に乗った『青池』では津軽に古くから伝わる昔話を、津軽弁で聞く語り部のイベントがありました。
車窓の雪が旅情を誘いますね~。
 リゾ-トしらかみは、語り部や津軽三味線といったイベントもあるので、これがお目当てのファンも多いです。
 
17:00 青森駅 
約1時間ほど遅れて青森駅に着きました。暗くなっちゃったし、雪も降っているし、雪もこんなに積もっています。 
駅近くの『ねぶたの家 ワラッセ』 は18時まで開館しているので、間に合いました(^。^)y-.。o○
 
最優秀制作者賞 ねぶた大賞 「岩木川 龍王と武田定清」作/竹浪 比呂央
 ここ青森市のねぶた会館では、その年に入賞した大型ねぶたを観ることができるので、
毎年来ても違った大型ねぶたが見られるのが魅力です。
 
優秀制作者賞 知事賞 「西王母の祝福」作/北村 春一
現在のねぶた作家さん達は、ねぶた名人6人の流れを受け継いだ若手作家さん達の活躍も見所です。 
 
「托塔天王 晁蓋」作/大白 我鴻 
 
優秀制作者賞 市長賞 「入雲龍 公孫勝」作/北村 麻子
 青森で初めての女性ねぶた作家さんのもの。従妹で入賞されています。将来も楽しみ♪
五所川原と青森で大型ねぶたを見学でき、はるばる青森まで足を運んだ甲斐がありました。
 
20:00 八戸・陸奥湊 パッション弁慶に宿泊 。 一泊二食・温泉もあって4590円
 青森では1時間ちょっとの滞在でした。18時25分発の奥羽線で、新青森へ。ここから新幹線はやぶさで八戸へ~。
八戸線で陸奥湊に行き、今宵の宿泊地まで歩きました。
2食付きで5000円以下ってどんなとこ?って不安でしたが、ウォシュレットのトイレにベットルーム。
そして夕食はこのボリュ-ムってスゴイ(^。^)y-.。o○ (生ビ-ルと貝焼き味噌は自腹)

12月9日 (日)  舘鼻岸壁朝市 ・ 角館

 
陸奥湊に泊まった理由は、このホテルから5分ほど歩いた先にあるところ。朝6時ぐらいにホテルを出ました。 
 
舘鼻岸壁朝市 
普段は何もない広大な岸壁に、毎週日曜日の早朝にだけ出現する巨大朝市。 
全長800メートルにわたって300以上の店が立ち並び、毎週数万人もの人出を誇る、
青森県内・東北はもちろんのこと、国内でも最大級の朝市です。
 
日曜日の朝、八戸にいることができるのなら、絶対に行きたい朝市でした。
まだ暗いうちから、雪も積もっていて超寒~いけど、ここは活気にあふれています。
漁港だけあって、海産物のお店は多く、八戸ならではの魚介が安価で売られています。 
 
テレビでも放映されているので、行列の店もあります。それにしても色々なものがいっぱい売られてます 
 
見て回るだけでも楽しい朝市は、その土地ならではの食文化を体感できます。ここではくじら汁を頂きました 。
朝市のおばちゃんは優しく気前も良く、甘酒とブル-ベリ-エキスをおまけしてくれました。
 
安いし、欲しいものもいっぱいあるけど、持って帰れない・・・朝市の中では、このようなセットを
送ってくれるサ-ビスもありました。送料を払ってでもこれはお買い得。 朝市土産にお買い上げ~。 
 
 巨大な朝市を楽しみ、ホテルに戻ってきました。朝ご飯もこんなに豪華で、
これも海産物を扱っているこの施設ならではでしょうね。  お世話になりました。
 
8:33 陸奥湊駅から『八戸線』    9:05 八戸から『はやぶさ』乗車  9:54 盛岡から『こまち』乗車
 在来線と新幹線をはしごしながら青森から岩手~秋田へと移動
 
『こまち』 で秋田県に入ると雪も多くなりました。        10:39 角館駅着
 
角館駅から歩いて武家屋敷方面に歩きましたが、歩道には雪があり、歩きにくい・・・
雪国はこれがあたり前なのしょうが、雪が降らない静岡人にはけっこうな試練です\(◎o◎)/! 
 
雪化粧した角館の風情は美しい(^。^)y-.。o○ 
 
トップシ-ズン(特に桜)はこの道沿いも多くの観光客であふれますが、 この季節の日曜日は静かです。
 
そろそろお昼・・・角館には稲庭うどんのお店も多いけど 、今食べたいのは・・・
 
月の栞 きりたんぽ鍋(1300円) 
こんな寒い日は稲庭うどんよりも 秋田名物の『きりたんぽ鍋』が食べたかったぁ~
角館駅に戻る途中にあったお店に入りました。
まずは、スープが絶品♪♪♪ 大将は二日間かけてスープを仕込むんだって!
比内地鶏の旨み、根付きのセリ、ごぼうに白たきにゴボウに白舞茸と、正統派のきりたんぽ鍋・・・
最後の一滴まで美味しくご馳走さまでした。
  角館駅からは、新幹線乗り放題『秋田新こまち』→
『やまびこ』→『山形新つばさ』と乗り新したのですが、
福島から米沢までの車窓から見たのは
雪深い何もない風景でした。 

最後の下車駅は米沢駅。雪も降っています。
ここでは駅前で有名駅弁を買いました。
これは家人へのお土産に。

東京駅でも、山形新幹線の中でも
買える駅弁だけど、
乗れば乗るほどお得感いっぱいの
大人の休日倶楽部パスがあるんだから、
快適な新幹線にいっぱい乗っちゃおう大作戦
(^。^)y-.。o○
☆☆最後にお得自慢☆☆

金・土・日に利用したJR&伊豆急⋯運賃は 
1日目 21000円   2日目 9380円   3日目 30350円   総額  60730円

大人の休日倶楽部パス JR東日本4日間 15000円(指定席6回分込み) 

差し引くと、
45730円もお得になりました。
 
 
Top  登山編  観光編