三連休です。JR秋の乗り放題パスで乗り鉄的な3日間を! |
今回、事前に用意したJRきっぷは、 連続3日間の秋の乗り放題パス と 10月7日 ばんえつ物語指定席 |
1日目は静岡県から東京→水戸→と長時間乗り継ぎ、水戸からは初乗り路線の常磐線へ |
13:32 常磐線 内郷駅で下車 |
いわきの一つ手前の内郷で、ついに下車。福島県で唯一の国宝である、白水阿弥陀堂に行きました。 |
途中には、仮設住宅もあり、3・11はまだ過去ではありませんでした。 |
14:00 国宝 白水阿弥陀寺 |
内郷駅から30分ほど歩いてやってきました。 静寂な空間、紅葉もちらほら・・・ |
阿弥陀堂が建造物として国宝に指定されています。 阿弥陀堂の中では、阿弥陀三尊(国重文)、持国・多聞天王(国重文)が安置され、ご本尊の説明をしていただきました。 |
15:56発 内郷駅から常磐線に乗って北上します。 |
内郷駅に戻り,、再び乗り鉄スタ−ト。 この鉄旅で乗りたかった路線が常磐線で、車窓からの風景です。 2011年から7年以上が経過し、福島の浜通りの風景はどうなったんでしょう。 いわき駅で乗り換える際は車両は、特急に乗るようなの豪華な車両でした。 駅名に浜の地名が入ってくると海沿いを走るようになりました。 |
福島県は原発事故のイメ−ジばかりでしたが、海岸沿いはどこも津波の被害があったんですね。 復興途中の護岸工事。更地になった広い空間には新しい家屋やアパ−トがポツン・ポツンと・・・ |
以前、鉄道の旅で、岩手県の海岸沿い、 宮城県の海岸沿いを ロ−カル電車やBRT(代行バス)に乗ってめぐってきましたが、福島県は今回が初めてでした。 |
16:55 富岡駅 |
富岡駅周辺も更地だらけ、駅も震災の後に建て替えられたようです。 常磐線は、ここ富岡駅から浪江駅までは代行バスに乗ります。 バスに乗ると車窓からは、建てられたばかりのマンションやアパ−ト。 少し走ると新築の一軒屋が立ち並び、広域的に津波の被害があったことを想像できました。 |
その後、バスは国道6号線を走ります。立ち入り禁止地区を通過するので、窓を開けないで下さいと。 原発事故から7年経っているのに、ここはあの時から時間が止まったまま・・・ ゴーストタウンになった光景に、ここは日本???と、目を疑うような衝撃を受けました。 |
国道との交差点はすべて封鎖 17:30 浪江駅からは再び常磐線に乗車 |
双葉、相馬、おおしま町と、原発事故で立ち退きした家屋を通り抜けました。脇道は全て閉鎖。除染の看板も。 ここに来ないとわからない事実を目の当たりにして、とても複雑な気持ちになりました。 相馬の病院ではガンや白血病の発症者が桁外れに多いこと。外国では今も農産物の不買もあるとのこと。 日本人は、月日が経てばみ〜んな忘れちゃう。 ここでは津波や原発事故と,、一生向き合わなければならないという事実。 |
6:52発 郡山から磐越西線で猪苗代に向かう 途中 強風で20分の遅延 |
1日目は福島駅から郡山まで移動し、ここで一泊 。 2日目の午前中は裏磐梯をハイキングする計画を立てて、郡山駅から |
猪苗代駅に20分ほど遅れて8時少し前に到着 8:20発 裏磐梯行の路線バスに乗車 |
ここから路線バスに乗って五色沼、桧原湖方面に向かうのだけど、 |
9:03 終点の休暇村本館で下車(900円) |
終点のでバスを降り、ここから裏磐梯ハイキングスタート。 |
桧原湖散策。台風25号の影響で強風です。 |
桧原湖が見えてきたら、すごい風! 桧原湖を右に見ながら、歩きやすい遊歩道を五色沼方面へと進みました。 |
ところどころ、紅葉が始まっています。ナナカマドも多いです。 |
吊橋を渡ると、キャンプ場が点々とありました。湖畔のフリーサイドにテントを張れば、大自然と一体化できそう! 湖畔にはボ−ト乗り場もいくつかあり、大自然のアウトドアライフも楽しめるところです。 |
その後は一旦車道に出て、五色沼方面に向かうとレストハウスや駐車場がありました。 |
五色沼に来た途端・・・今までは歩く人はまばらだったのに、ここはハイカーが行き交っています。 |
五色沼はそれぞれ名前が付いていて、どれもエメラルド色やコバルトブル−で美しい |
「五色沼湖沼群」 1888年(明治21年)磐梯山頂北側、小磐梯を含む部分が水蒸気爆発によって山体崩壊を起こし、 岩なだれが川をせき止め、このエリアに数百もの湖沼が形成されまました。 |
そのうちの数十の湖沼群が「五色沼湖沼群」です。 |
約3時間の裏磐梯ハイキングでした。 |
12:47発 五色沼のバス停から路線バスに乗る 13:10着 猪苗代駅 ??13:29発のダイヤが無い |
本数の少ない路線バスに乗って猪苗代駅に戻ってきました。ここで10分ちょっとの待ち合わせで 磐越西線に乗るつもりだったけど、乗るはずの会津若松行きのダイヤが見当たらない(@_@。 強風の影響で運転見合せになったようです。次の磐越西線は1時間後・・・。 よかった(-。-)y-゜゜゜、一本遅れの電車に乗っても きょうこれからの観光電車に間に合います。 |
ランチタイムは会津若松駅でのつもりだったけど、 ここで一時間の待ちぼうけになったので、猪苗代駅前の一軒の食堂に入りました。 |
15:25発 会津若松駅から DLばんえつ物語に乗車 |
2日目の午後のビックイベント♪ 会津若松から、これに乗車します。 |
指定券を事前に買えば(520円)乗り放題パスで乗れる 自分の地元の大鉄のSLやト−マス号の大混雑を見ているから、 今日はどれくらい混んでいるのかと思いきや、拍子抜けするくらい静かです。 |
成人男性が多く、大人が楽しむ電車旅って感じ 乗車は多くなく、4人掛けのボックスシートをシングルユ |
後ろの車両はキッズスペースもあり、トンネルに入るとラ |
展望車が気に入りました。大パノラマ。 観光列車は乗っていることが観光なのです。 車窓からは吾妻や磐梯山が望めます。 |
展望車からの抜け感いっぱいの車窓を思う存分楽しめました。5時を過ぎるとだんだん暗くなり、 18時40分、DLばんえつ物語は終点の新津駅に到着しました。 |
新津駅から信越本線に乗って長岡駅に着いたのは19時45分。 今夜は長岡駅近のBHに泊まります。チェックインを済ませ、すぐさま駅ビルに戻り晩酌タ〜イム♪♪♪ 米どころなので、日本酒だよね〜 |
越後の蔵 あさひ山 朝日山呑みくらべ 1180円 松花堂弁当 1620円 |
新潟の美味しいお米も食べたかったから松花堂弁当を肴に・・・新潟の食を堪能したひとときでした。 |
7:47発 長岡駅から上越線に乗って〜 8:48 塩沢駅で下車 |
長岡駅から上越線に乗ってだんだんと南下・・・車窓からは早春の花の咲く里山が見えて懐かしいわぁ。 |
三国街道塩沢宿 |
塩沢駅近くに、牧之通りという美しい町並みがあるらしいので、散策することにしました。 ひさしを長く張出し,その下を歩道とした『雁木』は、豪雪地帯ならではのもの。積雪期にも来てみたい。 |
塩沢宿は、江戸と越後を結ぶ三国街道沿いの宿場町として栄え、特産品である越後上布(重要無形文化財)や 塩沢紬(伝統工芸品)などの織物の産地として発展してきました。また、全国有数の豪雪地として知られております。 現在の塩沢宿牧之通りは、当時の宿場町、雪国特有の雁木の町並みの風情が再現されました。 |
塩沢つむぎ記念館 |
最後に織の文化館に立ち寄りました。塩沢は越後上布、塩沢紬といった織物が有名なんだそうです。 |
9:51着 越後湯沢駅 新潟最後の下車駅です。 新幹線も止まる大きな駅で、 駅構内は巨大なお土産屋さんがあり、酒風呂や日本酒の利き酒もあり、楽しめます。 |
11:00 小嶋屋 へぎそばと季節の天ぷら 1600円 |
越後名物のへぎそばを駅ビルで(^。^)y-.。o○、早めのランチタイ〜ム♪ つるっとした食感が、のど越し抜群で、新潟に来ると必ず食べたくなるんだよね〜 電車旅なので、昼からビ−ル (^。^)y-.。o○ さあ、ここから帰り道。 その途中の上野で最後の下車観光。 |
越後湯沢から、上越線〜高崎線と乗換え3時間30分。 上野駅には16時11分に到着しました。 東京の雑踏に辟易しながら上野の森美術館に向かいました。 16時半ごろに美術館近くに着きましたが、 長〜い行列ができていました。これが17時からの入場者の順番待ちの行列だよな〜(-_-メ) |
フェルメ−ル展 |
17世紀オランダ黄金時代を代表する画家、フェルメール。現存する作品はわずか35点とされ、 その希少性から、世界屈指の人気を誇り、今回は、日本初公開を含む9点のフェルメール作品が観られます。 日本美術展史上、最大の「フェルメール展」は、ここ上野と大阪でしか観ることができません。 そんな希少価値からか、入場料は少しお高めの(音声ガイド付き)2500円。 そして日時指定入場制で、入場券は事前にご購入します。 私は夕方5時からの入場券を購入していたので、30分ほど待って、5時少し過ぎには入場できました。 混雑軽減のための入場制限ですが、入場する絶対数が多いのでしょう。会場内も大混雑(ToT)/~~~ フェルメ−ルの部屋も、人・人・人でゆったり鑑賞もままならず。 フェルメ−ルの作品は光と色彩と繊細さ、 どれをとっても完璧な美しさでしたが、人混みで疲れた感のほうが上回ったかなぁ〜(-。-)y-゜゜゜ |
☆乗り鉄旅の最後にお得自慢☆ JRの普通運賃は 1日目 11540円、 2日目 3960円、 3日目 8230円。 合計 23730円 JR秋の乗り放題パスを使って 7710円(1日あたり2570円) 差し引くと 16020円もお得になりました。 |