宗像大社 と 平戸・呼子・伊万里
 2018年 3月9日〜11日  
3月9日(金) 夕刻静岡空港から福岡空港へ〜   唐津で イカ活き造りコ−ス
 最近は平日ワ−カ−ゆえ、お出かけは週末に集中♪ 
金曜日の夕方、地元の静岡空港からびゅ〜んと九州・福岡空港へ〜〜〜(^。^)y-.。o○ 
 飛行機利用で交通費はかさむけど、土曜・日曜日はたっぷり滞在可能です。
今回は世界遺産・宗像大社をメインテ−マに、信仰と祈りの旅・・・ 
 

39 FDA147便 静岡 15:40発 → 福岡 17:30ご利用運賃 ひょいとe割タイプD(Web限定)

静岡空港を定刻通りに飛び立って、1時間15分で福岡の大きな街の上空を低く飛び福岡空港に到着しました。 
空港から地下鉄に直結しているのですごく便利。 ここから電車一本で唐津駅に着きました。
 
17:44発 福岡空港(地下鉄・筑肥線直通)−19:08 唐津駅着   19:30 唐津茶屋でイカ活き造りコ−ス上(2970円) 
今日は唐津城近くにBHを予約。BH近くの『 渚館きむら』というホテルの4階にある唐津茶屋にレッツゴ−♪
窓には唐津城が見える個室で、イカ
活き造りを堪能します♪♪♪  

先ほどまで泳いでいたイカさんごめんなさい。 身は透き通っていて、程よい食感と甘みを感じ、絶品です。
九州の濃くて甘い醤油がベストマッチ。イカの種類は剣先いか。それにしても大きいね。
この活きイカに合わせるのは唐津の地酒、酒器は唐津焼。
 
エンペラと足は天ぷらにしてもらいました。揚げたて最高!カラッと揚がってますが、身はふっくらで甘みもあります。 
イカシュウマイも大定番。釜飯も炊き上がりました〜 すべて完食!美味しかったぁ〜
(^。^)y-.。o○

3月10日(土)  レンタカ−で 呼子の朝市〜平戸〜伊万里秘窯の里

 
 8:10  ホテルを出発    8:30 唐津城    9:00 唐津駅・レンタカ−で出発
 今日も晴れ、レンタカ−が借りられるのは9時なので、ホテルを8時過ぎに出て、唐津城まで朝さんぽ。
ちょっと肌寒いね。ここには一年前の4月2日に来ているけど、その時の桜はまだちょっと早かった・・・.。
格安なのでよく利用するのはニコニコレンタカ−。唐津城から唐津駅の北側まで25分ほど歩きレンタカ−を借りました。
 
9:30〜10:10   呼子の朝市
 まずは、呼子にGO〜  呼子が近づくと、イカ活き作りがウリの料理屋さんの看板が目を引きます。
 昨夜食べたイカ活き造りはここが本場だからね〜
(^。^)y-.。o 港にはイカ釣り船。道端には高速でイカが回っている。
 
12:00 平戸瀬戸市場 
 呼子から平戸へは80km、約1時間50分のドライブ。 平戸大橋を渡る手前で平戸瀬戸市場に寄り道。 
海の幸が満載の市場でした。 貝類やカニの種類も豊富で、見ているだけで楽しいネ。
 
12:45   カトリック宝亀教会
 平戸に入りました。平戸での滞在時間は3時間としたので、
平戸の中心部を周遊して、教会・キリシタンをテ−マにドライブと見学をすることにしました。

ここは小さな教会で、小さなステンドグラス、花柄をモチ−フにした飾り模様が白い壁に映えて可愛い。
 
13:05   カトリック紐差教会
次に向かった カトリック紐差教会は大きく、内部はロマネスク様式。ア−チ状の柱が美しく、見応えのある教会でした。
 
古くから海外交易で栄えた平戸。ポルトガルとの貿易で得られたものは、タバコの種、パン、ビール、サツマイモ…、
そしてキリスト教。やがて迫害の時代に入ると、平戸・生月のキリシタンも捕えられ、多くの殉教者の血が流されました。 
 
 13:20  平戸市切支丹資料館     13:45   多くの殉教者を出した根獅子の浜
次に向かったのは平戸島の中央、根獅子の浜に隣接する資料館です。
納戸神や紙の十字架マブリ(お守り)などが展示され、密やかに守り抜かれた信仰の歴史を伝えていました。 

1
550年(天文19)のザビエルによるキリスト教平戸布教以降、後続の宣教師による布教活動が行なわれ、
根獅子では住民すべてが信者となったと伝えられています。

しかし禁教と激しい弾圧の時代を迎え、人々はその信仰を守るために、秘密の組織をつくり、
仏教や神道を隠れ蓑として、納戸に深くしまわれた聖画などを中心とする礼拝を行ないました
 
 14:10  平戸ザビエル記念教会    (教会内部は撮影禁止)
根獅子の浜から平戸市街地に移動すると、丘の上に尖鋭な屋根と十字架が見えます。
禁教が解けて信徒が住むようになり1931年、大天使聖ミカエルに捧げた教会が建てられ、
献堂40年にザビエル像を建て、「平戸ザビエル記念聖堂」とよばれるようになりました。
 
14:40  平戸オランダ商館(300円) 17世紀初頭に平戸が海外との玄関口であった史実のもと、復元整備中
 市街地には観光名所が多く、2時間まで無料の駐車場に車を置き、歩いて観光します。

1609年に江戸幕府から貿易を許可された東インド会社が、
平戸城主松浦隆信公の導きによって平戸に設置した、東アジアにおける貿易拠点でした。

しかし、1640年11月9日、将軍徳川家光の命を受けた大目付井上政重により、1639年建造の倉庫に
キリスト生誕にちなむ西暦の年号が示されているとして、当時の禁教令の下、全ての建物の破壊が命じられました。
 
内部は当時の様式に復元されていて、商館時代にまつわる品々や、
当時の様子を伝える資料などを展示してあり、徳川家康の朱印状もありました。
 
絵図や絵画、航海用具や日用品も展示 
 
15:05  オランダ商館の界隈にはオランダ井戸や、オランダ塀も残されています。
 
オランダ商館で買った『平戸ケイジャ−ダ』300円(ポルトガルから伝わったお菓子)     平戸市街地を歩く 
 
15:10  平戸大橋と平戸城
 時計は午後3時を回りました。駐車場に戻り、再び平戸大橋を渡り、最後の観光スポットへ〜
 
 16:10  伊万里 秘窯の里大川内山
 平戸から50km、約1時間で 伊万里へ到着。 伊万里 秘窯の里大川内山に着きました。
 
秘窯の里大川内山は、延宝3年(1675年)から廃藩置県(1871年)まで佐賀鍋島藩の御用窯がおかれていました。
その藩窯では朝廷、将軍家や諸大名などへ献上する高品位な焼き物が焼かれ、これが世界の至宝『鍋島』と
呼ばれています。現在は30数軒の窯元がその伝統、技法を伊万里焼に受け継いでおります。
 
伊万里焼・鍋島焼の窯元さんぽ    伊万里焼の歴史
 大川内山は狭い谷間に、窯元や藩窯公園があり、窯元ごとに意匠の異なる焼き物を一巡して楽しめます。
 山水画のような奇岩と窯場の煙突がなんとも美しい風情です。 登り窯もありました。
 
17:00〜17:20   伊万里鍋島焼会館
駐車場の近くにある 伊万里鍋島焼会館にも入りました。ここには窯元別に展示販売されていました。
ここで自分の好きな焼き物を見つけてから、窯元めぐりをするのもいいですね。

17時20分ごろに伊万里を出発して、唐津へと戻ります。30kmで40分。 最後にガソリンを満タンにして(1600円)
 レンタカ−を返却。  唐津駅に戻り、福岡へ戻るためJR・地下鉄直通電車で天神方面に向かいました。
 
 20:00 天神駅    20:45大濠公園駅  21:00 博多ラ−メン 一幸舎 豚骨ハイブリット680円
 夜の8時ごろに福岡の天神駅で地下鉄を降りました。天神駅から出ているバスは多く、明日乗るバスの停留所
を確認するため、駅の出口とバス停を確認してから 地下鉄に再び乗り、BHを予約した大濠公園駅に戻ってきました。
平戸はひらめが名物なのに、時間が足りなくて食べ損ねたのが残念・・・遅めの晩メシはBH近くのここ。
ハイブリッドのラーメンって何? でもこの博多ラーメンは凄い美味しかった
スープはトロトロで豚骨ガツン。麺にプツプツ感がなく、スープと麺が一体化して最後まで美味しかった。
 
しかし博多一口餃子や生ビ−ルでお腹いっぱい\(^o^)/
 
3月11日(日)世界遺産宗像大社(大島・中津宮〜大島・沖津宮遙拝所〜宗像・ 辺津宮) 
朝、7時30分ごろ大濠公園駅から地下鉄で天神駅へ。
 天神駅から大島行のフェリ−が出航する神湊港に直行で着ける急行バス
に乗りました。
 
7:50発 急行バス『むなかた』 1000円  8:58着 神湊港    9:25発大島行のフェリー560円
バスは宗像市の宗像大社( 辺津宮)のバス停を経て、一時間で終点の神湊港に到着しました。
急行バス『むなかた』は大島行きのフェリ−の出航時間に合わせて運行しているので、
片道分のきっぷを買い、大島のガイドブックや地図をもらうと、乗船が始まりました。
 
9:50着  大島
フェリ−はそこそこ大きいけど、バスツァ−の団体さんや、ハイカ−姿のグル−プもいます。
先ほどもらった地図を見比べながら、大島での3時間をどのように歩こうかを決めました。
 フェリ−「おおしま」は約25分で大島に到着しました。上陸後まずは、歩いて5分ほどの宗像大社中津宮へ。
 
 
10:05   宗像大社中津宮(なかつぐう)
ここは宗像三女神の次女にあたる
 、湍津姫神(たぎつひめのかみ)

 宗像大社は天照大神の三柱の御子神をおまつりしています。三女神のお名前は 田心姫神(たごりひめのかみ)、湍津姫神(たぎつひめのかみ)、 市杵島姫神(いちきしまひめのかみ)と申し上げ、田心姫神は 沖津宮(おきつぐう)、湍津姫神は 中津宮(なかつぐう)、市杵島姫神は 辺津宮 (へつぐう)におまつりされており、この三宮を総称して「宗像大社」と申します。
 
 10:20 御嶽山登山口
 宗像大社中津宮の上部に御嶽山に登ろうと思います。  赤いのぼりは『九州オルレ』という
大島をぐるりと周遊できるハイキングコ−スの目印で、道案内や遊歩道が整備されているようです。
このコ−ス通りに歩くと4〜5時間かかってしまうので、所々ショ−トカットして歩くことにしました。
 
10:28 登山道に御嶽神社の鳥居もあります    10:35 木々がいい感じ
 
 10:45 御嶽神社    
御嶽神社がある御嶽展望台は海が見渡せます。ここからオルレコ−スを離れて、風車展望台まで降りていきます。 
 
 大島の地図 オレンジ色の点線が九州オルレの遊歩道
 
 10:52  遠く風車が見えます。次に目指すはあの風車・・・
 
11:00 一旦車道に合流しその先の分岐を標識通りに進むと・・・  11:05 牧場がありました
 
 11:11 砲台跡と風車が見えました。その向こうは玄界灘、絶景が広がります。
 
11:18  風車がある所は周囲の海が見渡せビューポイント。 沖ノ島は見えてるのかなあ?
 
沖ノ島に上陸できるのは現在は神職だけです。 昔も今も女人禁制です。 
 
11:40 旧軍道で下山中     11:50 さて、ここから宗像大社沖津宮遙拝所に行きます。 
 
11:52 宗像大社沖津宮遙拝所(おきつみやようはいじょ)
沖津宮遙拝所は、島そのものがご神体であり、厳格な禁忌により通常渡島が禁止されている
沖ノ島を遥拝(遥か遠くから拝むこと)する場所です。
2017年7月に世界文化遺産登録された「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群の構成資産の一つ。  
 
遙拝所の扉が開くと正面に沖ノ島が見える位置のようです。
沖ノ島にある宗像大社沖津宮は三女神の長女・
田心姫神(たごりひめのかみ)  
 
条件が良ければ(行いがよければ?)遙拝所から沖ノ島が見えるのですが、今日は見えません。
 沖津宮がおまつりされている沖ノ島は、九州と朝鮮半島とを結ぶ玄界灘のほぼ中央にあります。この島からは、鏡、勾玉、金製の指輪など、約十万点にのぼる貴重な宝物が見つかり、そのうち八万点が国宝に指定されました。これらの宝物は国家の繁栄と海上交通の安全を祈るために、神様にお供えされたものです。その内容や遺跡の規模の大きさなどからも、沖ノ島は
「海の正倉院」ともいわれています。この神宝は、辺津宮にある神宝館(しんぽうかん)に所蔵、展示されております。
 
12:11発 沖津宮遙拝所 から大島観光バスで  大島交流館へ
  大島での滞在は3時間ほど。沖津宮遙拝所から神湊港まで歩いていける時間帯でしたが、
ちょうど来るバスがあったのでこれに乗り、時間を短縮できた分で、大島交流館にも寄ることにしました。
 
無料で入館できる大島交流館はまだ新しく、施設の職員も親切。ここで宗像大社のことをお勉強。  
 
パネルも大きく見やすいし、3面のスクリーンに映像が流れたりと、寄り道できて良かった(^。^)y-.。o○ 
 
夢の小夜島            13:00 フェリ−おおしまに乗船
交流館の前に夢の小夜島があります。ここからフェリ−乗り場までは歩いて4〜5分。あっという間の3時間で、
せっかく島に来たのに海の幸を食べる時間が無かった。13時のフェリーに乗って本土に戻りました。
 
 
14:05  宗像大社 
神湊港について10分ほど待ってバスが来ました。宗像大社で下車して鳥居をくぐりました。
 クルマや電車バスによるアクセスがいいので、人出が多いです。
 
 宗像大社辺津宮は宗像三女神の三女・市杵島姫神。その奥には…
 
第二宮、三宮と、長女、次女も祭っています。 このお社、伊勢神宮の外宮みたい。
それもそのはず、もらい受けているようです。  
宗像大社は天照大神の三柱の御子神をおまつりしています。
 
辺津宮・市杵島姫神(三女) ・  中津宮・湍津姫神(次女) ・  (遥拝)沖津宮・田心姫神(長女)
 
宗像大社 神宝館     朝鮮半島の新羅で作られた「金製指輪」  中国の魏時代の漢式鏡「三角縁神獣鏡」
宗像に来たら行きたかったのが宗像大社の境内にある神宝館(800円)。 
沖ノ島から出土した神宝は、ほとんどが国宝というから驚きです。
世紀後半から約550年にわたって執り行われた大規模な祭祀は、我が国の形成期より仏教伝来を経て、
今日の社殿祭祀へと変遷する過程を示す唯一のものです。
出土神宝は、古代における我が国の対外交渉を反映する銅鏡、武器、工具、装身具、馬具、金属製雛形品、
滑石製品、土器、貝製品などで質・量ともに他を凌駕し、八万点の出土品すべて国宝に指定されています。 
 
16:45〜17:45 天神 もつ鍋 笑楽 
昨日は平戸でヒラメを食べ損ね、今日は大島で海の幸を食べ損ね… しかし、博多天神はグルメ天国
九州最後のグルメはもつ鍋にしました。まずは馬刺しに舌鼓♪ 〆のチャンポンの代わりに生ビ−ルをお替わり♪ 

 天神から地下鉄に乗って、午後6時ごろに福岡空港に到着。
遠い九州の地で週末をたっぷり過ごせるのは飛行機のおかげです。今回も大充実の旅でした
(^。^)y-.。o○

311 FDA148便   福岡 18:50発 → 静岡 20:10利用運賃 ひょいとe割タイプC(Web限定)
基本運賃合計31,500円@燃油特別付加料金合計) 1,200円…合計金額32700円(往復)

Top  登山編  観光編    プチグルメ