小樽 & 東北の観光電車旅 (大人の休日倶楽部パス)
 2019年 9月4日(水)〜8日(日)
 
また始まっちゃた大人の休日倶楽部パス♪♪♪ まあ、このために8月のお盆も仕事だったし…
今週は木、金曜日に休暇を取って、遅めの夏休み
 
出発の1ヶ月前にきっぷや指定席をゲット。   18時20分発のはやぶさで青森へ
 大人の休日倶楽部パスは5日間で26000円。JR東日本と北海道の新幹線や特急が乗り放題です。
旅プランを考えて、一か月前の発売日に指定席までゲットしました。

午後自宅を出発して、熱海までは在来線で。熱海〜東京間は踊り子号。 東京からははやぶさに乗って、
今宵の宿泊地、青森駅には午後10時に到着しました。今宵は駅近の格安BHに一泊・・・
 

9月5日(木)  青森・小樽観光・夜景・小樽泊

 
7:00  青森魚菜センタ−で 『のっけ丼』 1300円
青森駅の朝といったら、ここでしょ ♪♪♪  
天使のえび、大トロに筋子にとびっきり新鮮なホタテ。朝から豪華な海の幸
 
チケットを買って、お店をまわりどんぶりに乗せてもらいます  9:15 新函館北斗からス−パ−北斗に乗車
のっけ丼は青森駅前の魚菜センタ−が一番グレ−ドが高いと思います。 ご馳走さまでした。
さて、今日は青森から新青森に移動し、北海道新幹線『はやて』に乗車して、新函館北斗へ。
ここからス−パ−北斗に乗って、小樽に向かいまます。
 
 森駅を過ぎると、内浦湾が望め、しばらくは車窓に海を眺めながら快適な特急電車の旅です。
 
13:33着 南小樽駅 
青森から、新幹線と特急などで乗継いで、小樽に着いたのは13時過ぎ。 今日のランチはスイーツだよ〜
 
LeTAO本店ならではの… ドゥーブルフロマージュ♪ 『奇跡の口どけセット』。

空港やデパ−トなどで売っているドゥーブルフロマージュは冷凍品ですが、出来たての生が食べられます
 
ケーキタイムの後も、LeTAOの売店でも、試食三昧。
あれれ、北海道を代表するお菓子屋さんが軒を連ねていますね〜ここでも試食タ〜イム


やばい、私は甘党もイケる両刀使いなのだ。六花亭では、賞味期限が2時間のお菓子も食べちゃった。
雪こんチ−ズ220円で、コーヒーが無料サービスというのがうれしいね。
 
さあ、小樽観光  まずは北一硝子から
 
買えませんが、見るだけで楽しい 
 
似鳥美術館  3館券   2000円
似鳥美術館は、お値段以上ニトリ…でお馴染みのあのお店の美術館。 
美術館には、誰でも知っている著名な画家の日本画、洋画などが網羅していて、見応え充分。
写真撮影はできないけど、ステンドグラスだけはオッケー
 
ガレの作品もいっぱいあります。 ア−ルディコ調の曲線は、北一硝子のものと違いますね
 
 小樽芸術村
似鳥美術館って、まだ新しい施設のようです。
 ここ、ステンドグラス美術館は、素晴らしいステンドグラスがいっぱい。
美しく荘厳な光の空間で、ゆっくりとした時間が流れます。
 
19世紀後半から20世紀初頭にかけてイギリスで制作され、実際に教会の窓を飾っていたステンドグラス。
近年イギリスでは諸事情により、多くの教会が取り壊されてしまいましたが、
これらの作品は破壊を免れ、時代の流れの中で数奇な運命を辿り、日本へやって来ました。
 
ステンドグラスに描かれた図像や文字には、ヴィクトリア女王の統治していた華やかな時代から
エドワード朝時代、そして第一次世界大戦へと進んでいくイギリスの歴史が凝縮されています。
 
18:45 その後は天狗山に夜景見に行って・・・ 
 
20:00  小樽運河の夜景も欲張りました。 
 
若鳥時代 なると 
 今宵は小樽泊。小樽の名物は寿司ばかりではないようで 小樽のソウルフ−ドの店に行ってみました。
店は混んでいたし、閉店時間も迫っていたので、すぐに出来るテイクアウトにしました。


の後、コンビニに寄って、北海道&小樽ならではのビールをゲット。
ホテルに戻って、ゆっくりと部屋飲みタ〜イム♪♪♪ でも、この半身、ちょっと大き過ぎない(@^^)/~~~?
 
9月6日(金)  小樽・青森ねぶたワラッセ・五所川原立佞武多の館・盛岡泊
 
5:50〜  小樽運河を歩いて・・・    6:05  鱗友朝市は6時からオ−プン
 小樽の朝はさわやかでした。小樽運河を散歩して、鱗友朝市へ行ってみました。
小樽運河の先の小さな市場( 鱗友朝市)に向かい…
 
小さな魚市場には北国ならではの魚が満載       小樽丼 2200円 
朝から豪華な海鮮丼を(^。^)y-.。o○  ホタテとイカと蟹が隠れています。 
ウニは小樽の生ウニで、めっちゃくちゃ美味しかった。
 
8:00〜 三角市場 
 今回泊まったBH『スマイルホテル小樽』は 駅からも近く安価で居心地のいいホテルでした。
チェックアウトして小樽駅に向かいますが、隣接している三角市場にも立ち寄ってみました。
大きないけすに大きなカニが動いています。海鮮丼のお店も大繁盛。
 
小樽駅 8:44発  特急 『ニセコ号』 函館行に乗車
函館本線(山線)は電車の本数が少なく乗り鉄難易度高いのですが、臨時列車の特急が走っていて、
大人の休日倶楽部パスで乗車できます。3車両中、2車両が指定。指定席は満席だったので
自由席に乗車しましたが、小樽駅で降りる人も多く、窓側に座れました。
 
函館本線(山線)は初乗り路線。楽しみ〜♪  余市駅近くにはニッカウイスキ−蒸留所がありますが、
今回は下車観光する時間もなくて残念・・・。 倶知安、ニセコを走り、羊蹄山も見えました。
 
 車内販売があったり、長万部駅では、かにめしの予約販売もありました。

新函館北斗には13時18分に到着しました。ここから『はやぶさ』に乗って・・・
 
 15:30 青森ねぶたの家 ワラッセ
  再び青森に戻ってきました。青森駅のすぐ前にあるワラッセに、青森ねぶたを見学しましょう。
 

最優秀制作者賞 ねぶた大賞   「紀朝雄の一首 千方を誅す」 竹浪 比呂央

展示室の大型ねぷたはすべて、今年のねぶた祭りのものに入れ替わっています。
 
優秀制作者賞 知事賞   「神武東征」 北村 麻子
青森ねぶたの場合、六代のねぶた名人がいらっしゃって、現在それらを継承する若手ねぷた師も大活躍。 
 
 これは北村名人の娘さんの作品。女性ねぶた師は初めてだとか。
色使いが斬新で美しく、でも豪快なねぶたです。
 
優秀制作者賞 商工会議所会頭賞 「瓊瓊杵尊と木花咲耶姫」 北村 春一 
こちらも若手ねぶた師のもの。上記のねぶた師とは従兄弟にあたるようです。
 
毎年見ても新しい また来年も来よう
さて、これからもうひとつのねぶたを見るために、五所川原まで足を伸ばします。
 
 
 
18:15 五所川原立佞武多の館         五所川原立佞武多のねぶた師たちの写真
青森駅から五能線に乗って五所川原までやってきました。もちろん目的は五所川原立佞武多の館。
夜7時まで開館しているので、今回の旅で来ることができました。
 
今年の新作を見るためです。  この立佞武多が、令和元年の新作。
斉藤忠大さんの大ファンで、毎回(3年ごと)楽しみなのだ。 ため息が出るほど妖艶で美しい
 
《かぐや》 斉藤忠大 作
見返り画は、竹から生まれたかぐや姫でした。いつかは、五所川原でねぷた祭りを見たいものです。

五所川原の大型立佞武多は、三年間祭りに出陣して、毎年一基づつ作り変えます。
 
 
ホテルjiN 盛岡 にチェックイン   部屋飲みタイム・ 津軽めんこい懐石弁当 ひとくちだらけ 1350円
  青森での目的を達成し、五能線→奥羽本線⇒新青森から『はやて』に一時間乗って、盛岡のBHに着いたのが
23時でした。  朝早くから夜遅くまで・・・大移動で欲張った一日の締めくくりはまた駅弁(^_-)-☆
青森駅で買い求めておいた駅弁は見た目豪華な、一口サイズ。ビ−ルのお供にぴったりでした。
 

9月7日(土)   リゾ−トみのり・とれいゆつばさ 気仙沼泊

 
仙台駅から 9:13発   リゾ−トみのり『新庄行』に乗車
翌朝、盛岡駅を7時36分発の『はやぶさ』に乗車し、仙台に向かいました。
今日と明日は、<東北の観光列車に乗ろう>と計画。 いずれも一か月前に指定席をゲットしてありました。
 
 まずは、『リゾ−トみのり』に乗車します。「奥の細道湯けむりライン」の愛称で親しまれている陸羽東線に、
「実り多い旅にしてほしい」という願いが込められた「リゾートみのり」
 
観光列車の楽しさは、出発する時から始まります。仙台駅ではお見送りが(^。^)y-.。o○

「稲穂」実りある収穫、「温泉」実りあるひととき、「紅葉」実りの秋、という陸羽東線の『みのり』を車窓から楽しみます。 
 
11:00着  鳴子温泉駅で約20分の待ち合わせがあり、一旦下車して周辺散歩。駅に足湯があります。
 
 先頭車両には、運転席の車窓が楽しめる展望シ−トもあります。陸羽東線沿線には温泉もいっぱい。
 
車窓の川にはヤナ漁の仕掛けがありました。この川もいずれは最上川にそそぐのかなあ? 
 
12:26着 終点の新庄駅に到着       かもん 新庄駅本店
 仙台から3時間ちょっとで終点の新庄駅に着きました。次に乗る電車の時間まで2時間ちょっとあるので、
新庄城跡公園まで歩いたら、とっても暑くて汗だらけ。 ここは蕎麦が名物。駅前の蕎麦屋に入ってみました。 
鴨のレバ−はごま油と塩で濃厚・・・生ビ−ルも旨い。 鴨汁蕎麦も大満足。 そば湯まで美味しかったぁ〜。
 
15:00 新庄駅からとれいゆつばさ に乗車
新庄駅から、今日2つ目の観光列車に乗車します。 これは山形新幹線 『つばさ』 の観光列車。
 
 「とれいゆ」とは「トレイン(列車)」とフランス語の太陽を意味する「ソレイユ」を合わせた造語だとか。 
 
車内には畳の「お座敷指定席」や、山形県産の地酒やワイン、ジュース等を取りそろえた
「バーカウンター」、そして車窓を眺めながらくつろげる「足湯」があります。
温泉街のように散策しながら列車の旅を楽しんでいただく、新しい新幹線の旅がコンセプト。 
 
15:34 さくらんぼ東根  16:45 赤湯   17:07 米沢    17:41着 福島
新幹線といっても山形新幹線はあまりスピ−ド 感はありません。
峠のトンネルをいくつか越えて、下りていき、町並みが見えるとそろそろ終点の福島駅。

この後も新幹線&在来線乗り放題の旅は続きます。
福島から『やまびこ』で朝のスタ−ト地点の仙台へ戻り、仙台から『はやぶさ』で一ノ関へ北上。
 
21:00 気仙沼駅前のBHにチェックイン    今夜も部屋飲みタイム 
一ノ関駅で、今夜の晩酌のお供の地ビールを買って、
午後7時30分発の大船渡線に乗って、終点の気仙沼に着いたのが午後9時ごろでした。 
駅前のBH泊ですが、この時間は飲食店が無いので、部屋飲みタイム 。
今宵も駅弁。この駅弁は 『とれいゆつばさ』 の車内で買っておいたものです。
 

9月8日(日)   大船渡線BRT・三陸鉄道リアス線・SL銀河

 
最終日です。今日も暑くなりそう((+_+))。  ここ気仙沼からスタ−トです。 
 
6:30発 気仙沼駅から大船渡線BRT(盛行き)に乗車 
東日本大震災で甚大な被害を受けた、気仙沼線、大船渡線は、
深刻な被害が広範囲に及んでいたので、BRTというバス輸送が今も続いています。
 
 奇跡の一本松を車窓から見る
BRTでの移動中は、津波の被害が甚大だった陸前高田や大船渡を通ります。 
 
震災後、この路線は何度か通っていますが、まだまだ復興途上でした。
しかし、田畑は手入れされていて、人々の暮らしが根付いていることを嬉しく思いました。 
 
 7:39着 盛駅  8:05発 盛駅から三陸鉄道リアス線(久慈行)に乗車
 盛駅からは、三陸鉄道リアス線に乗車します。この時間の電車は、なんと3両編成で、テ−ブル付きの車両もありました。
 
東日本大震災津波で被災した三陸鉄道の南北リアス線は、全線運行再開から5年が経過しました。
そして、今年の3月23日には、JR山田線(宮古・釜石間)の経営移管を受け、これまでの南北リアス線と一つにつながり、
盛駅から久慈駅までの163kmが新たにリアス線としてスタートしています。
 
8:57 釜石駅 
三陸鉄道リアス線は、トンネルも多いけど海岸線が見える箇所も多いです。
リアス線が繋がったことで、観光客が増えてきました。 釜石駅に着きましたよ。 
 
10:55発 釜石駅から  SL銀河 に乗車
 JR釜石駅には、すでにSL銀河が入線しています。駅の外にもカメラにおさめる親子連れがいっぱい。
 
「SL銀河」は C58 239を復元し、土日祝日の期間限定で、釜石線・花巻〜釜石間で運行しています。
 
旅客車は、釜石線沿線を舞台に描かれた宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」をテーマとして、
物語に登場する花や星座が描かれていて、見ているだけでもテンションがあがります。 
 
車内のシ−トや窓上のステンドグラスなど、観光列車ならではのゴ−ジャス感。
各車両の一角には、宮沢賢治ゆかりの展示物があり、宮沢賢治の世界観に浸れます。 
 
なんと、車内でプラネタリウムを見られる部屋もあり、まさに銀河鉄道の夜。
 
 沿線の眺めを楽しみつつ、時には撮り鉄がカメラを向けているのを見たり・・・
沿線に暮らす人々や、道の駅の展望台から、手を振ってくれる光景もいっぱいあって、
やっぱり、SLって特別感ばあるよね〜(^。^)y-.。o○
 
 SL銀河の車内売店で買った 『SL銀河おこわ弁当』 を銀河高原ビ−ルと一緒に楽しもう〜♪
 
12:41着 遠野駅 13:54発 
遠野駅では、約1時間の待ち合わせ時間があり、駅を出て周辺を散歩。
しかし、非常に暑い日で早々に車内へ〜
 
 遠野の風景           15:07着 新花巻
遠野周辺では 車窓に田園風景や曲り家風の家を見ながら過ごし、新花巻に着いたのは午後3時頃でした。
台風15号が今夜あたりから静岡〜神奈川〜千葉に接近上陸との予報があり、
新幹線や在来線の今後の運行情報をチェック。 とりあえず東京まで 『やまびこ』 に乗車しました。

東京駅には18時24分に定刻通りに到着。東京からはいつもなら在来線に乗るけれど、
台風接近で在来線もいつまで動くかは未知数です。急いで大混雑の東海道新幹線乗り場のみどりの窓口へ。


静岡まで買うつもりが、18時37分発の三島行きが最終ですと・・・((+_+))  『あと3分しかない・・・』
切符を発券する時間は無いから大至急改札に向かうよう促がされ、その後は走って走って『こだま』に飛び乗りました。
三島からは在来線は動いていたので、無事に自宅にたどり着く事ができました。5日間お疲れさまでした。
 
最後の最後にお得自慢・・・大人の休日倶楽部(東日本・北海道)パスは5日間 26000円
今回は新幹線に毎日色々乗って移動したので、
5日分の通常運賃は 99000円
差し引くと、
73000円 もお得になりました。
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