『おときゅう 2022年 秋』  食と銘酒と芸術と・・・
 2022年9月8日(木)〜11日(日)
夏の青春18きっぷでお得にお出かけ三昧していましたが、
またまた始まってしまった・・・『大人の休日倶楽部パス』。 行かなきゃ損とばかり・・・(^_-)-☆  
9月9日(金)  八戸みちのくトレイル  青森ねぶた  五所川原・ 立佞武多  弘前泊
 
6:13発 本八戸駅ー6:44着 大久喜駅 (種差海岸までみちのくトレイルを歩く) 
 いつもの通り、金曜日に休みをとって、木曜日が午後からスタ−トします。
東京から東北新幹線はやぶさで八戸へ。 BHが多い本八戸で一泊。
翌朝はJR八戸線に約30分乗車して、大久喜駅で下車しました。
 
高岩展望台からの三陸海岸    種差海岸の芝生園地が見える 
 前回は種差海岸から八戸方面へ『みちのくトレイル』を歩いたので、今回はその南方面に歩いてみます。
 
 種差海岸
 1時間ほどで、このエリア随一の絶景が広がる種差海岸に着きました。
 
8:20発 種差海岸駅から八戸線で八戸駅へ〜8:55着    9:22発 はやぶさで新青森へ
JR線の発着に合わせてのミニトレッキングでしたが、今回太平洋を見られるのは今だけ。
さて、種差海岸駅から八戸に戻りましょう。 
 
10:05 青森駅     10:20 青森魚菜センタ−で恒例の『のっけ丼』 2000円 
 八戸からは、はやぶさにちょい乗りして青森に向かいました。
お腹ぺっこぺこ(^。^)y-.。o○  まずは恒例の青森魚菜センタ−に直行〜

3年前までは1300円だったのに、2000円になっていて観光地価格にびっくりしましたが、
それだけ出しても大満足の『のっけ丼』。
剥きたてホタテの食感にいつも感動、新鮮だから貝ひもまでお刺身で。
青森産のウニもトロけます。 しあわせ〜(^。^)y-.。o○
 
 ねぶた大賞  青森菱友会     作: 竹浪 比呂央
 11:00〜ワラッセにて今年の『ねぶた祭り』に出陣した大型ねぶたを観賞
 青森のもうひとつの楽しみは、ワラッセ。今年はやっと3年ぶりにねぶた祭りが開催されました。
ねぶた祭りは見る機会に恵まれませんが、ワラッセの大型ねぶたが、3年ぶりに入れ替わったということです。
 
市長賞  北村 麻子 『琉球開闢神話) 
 だから館内に展示してあるのは、今年のねぶた祭りに出陣したもの。賞をとった大型ねぶたを4台見られます。
こちらは、青森ねぶた唯一の女性ねぶた師のもの。正面が上の写真、下の写真は裏側です。
4面それぞれの方向から見ても、臨場感いっぱいの大迫力です。
 
商工会議所会頭賞 鍾馗  : 北村 隆 
 このねぶたは女性ねぶた師・北村麻子さんの師匠でもある、北村隆さん(麻子さんのお父さん)のもの。
 
田村麿悪鬼高丸   制作者:京野 和鴻 
ワラッセで、今年出陣した大型ねぶたを4台見て、イベントホ−ルで、音楽に合わせてちょいと跳ねて・・
 
12:14発 青森駅ー13:24着 五所川原ー 13:30発 代行バスに乗車(15分) 岩木川と岩木山
さて、これから五所川原に向かいます。 五能線は8月3日の豪雨で五能線の一部が通行不能となっています。
五所川原駅から次の木造駅までは代行バスで向かいました。
 
13:45 木造駅の駅舎   世界遺産に登録された「北海道・北東北の縄文遺跡群」最寄り駅
 五所川原から秋田まで、『リゾ−トしらかみ4号』に乗るつもりが運休のなってしまった為、
1ヶ月前に購入した指定席券は払い戻ししてもらい、時間調整がてら、
木造駅の駅舎を見にいったわけ。

木造駅が、国指定史跡の亀ヶ岡石器時代遺跡の最寄り駅だから
駅には巨大な土偶があるんだよね。デかい!

木造亀ヶ岡考古資料室遺跡から出土した土器・石器や土偶など、
1,000点を超える資料を展示していますが、駅から遠いので今回は寄れません。

 
14:21発 木造駅から五能線で五所川原駅に戻る 
 木造駅で30分ほど時間をつぶして、五所川原まで今度は鉄路にて戻りました。
 
14:45 五所川原 立佞武多の館 初出陣の第23代 『暫』  2021年作成  鶴谷昭法氏制作
五所川原でのミッションは、 立佞武多を見ることです。 
五所川原の大型立佞武多は、ねぶた祭りごとに一台新しい立佞武多を作成します。

コロナで新作の大型立佞武多のお披露目は3年ぶり。
だから3年ぶりに2022年度出陣の新作立佞武多を見ることができました。
 
・ 第22代 『かぐや』 2019年作成  斎藤忠大氏制作 
右・ 第21代 『稽古照今・神武天皇、金の鵄を得る』 2018年作成 福士裕朗氏制作
 ねぶた制作者と作品を合わせて観賞するのが毎回の楽しみ、来年は誰のどんな立佞武多が見られるかな?。
 でも一番の願いは、ねぶた祭り本番を見ることです。
 
商都五所川原のシンボル復活 布嘉屋(ぬのかや) 

五所川原市は、かつて、奥津軽の商業都市として栄えた街だったとのこと。
100年前、ひときわものすごい建物「布嘉御殿」があったけど、五所川原市の大火で、燃えてしまったようです。

この布嘉屋は当時の『布嘉御殿』を1/10のミニチュア模型で再現しています。
さて、本数の少ない五能線の運行時間に合わせての観光はおしまい。ここから弘前に向かいます。

 
16:46発 五所川原駅ー(五能線)ー17:37着 弘前駅    
弘前のBHで部屋飲みタイム♪  青森のぜいたく弁当 1450円(八戸駅で調達)
 五所川原から弘前へは五能線で50分。弘前駅近くのBHにチェックインしたのは午後6時くらいでした。
時間も早いし、周辺には居酒屋も多いですが、旅行費用を抑えるために
(毎週末ごとにお出かけ三昧が続いていた・・・)今回の旅では外飲みしないで部屋飲みします。 

でもコンビニやス−パ−では郷土色が無いし・・・。だから、上等な駅弁を八戸駅で調達しておきました。
青森の海の恵みが満載で、駅弁ではめずらしいにぎり寿しでした。八戸前沖鯖、海峡サ−モンにひと味工夫してあり
どれを食べてもとっても美味しい♪中央の酒肴もいい♪ 地酒も奮発して、部屋飲み最高〜(^。^)y-.。o○
 
  9月10日(土)  田舎館 田んぼア−ト  酒田泊
 
7:38発 弘前駅から弘南鉄道で田舎館へ  8:08着 
弘前に泊まった翌朝もいい天気。これから弘前鉄道(黒石行き)に乗って、田んぼア−トを見にいってきます。 
JR線ではないので、別途片道440円づつの出費です。約40分で無人駅の田舎館駅に着きました。 
 
ここから20〜30分ほど歩いて第一田んぼア−ト会場に向かいます。
リンゴの木もある田んぼのあぜ道を歩くと 正面に岩木山が見えました。 
 
9:00 田舎館村役場にある第一田んぼア−ト会場に入城?   (300円)
 このお城が田舎館村役場で、4階部分が展望台になっていました。
 
9時の開場と同時に受付して、エレベ−タ−で展望台に上がりました。
凄いです。稲が絵画になっちゃうんだから。 田んぼア−トの向こうに八甲田山が見えています。
こんないい天気の日に、登れたら気持ちいいんだろうなぁ〜 
 
田んぼア−トの村 田舎館     「モナリザ」       「湖畔」 黒田精輝  
田んぼア−トが一番美しく見られるのは8月いっぱいのようです。
今の時期、 「湖畔」のうちわの絵柄がボケてしまったと言っていました。
 
第2会場行き無料シャトルバスに乗って 第2田んぼア−ト会場へ (300円) 
第2会場へは 無料シャトルバスで楽々移動。弥生の里展望所の近くには、道の駅いなかだてや、
JRAウインズ津軽、博物館などがありました。 ここもエレベ−タ−で展望台に上がります。
これは・・・凄い・・・シャ−プな色使いと繊細な描写、そして何よりも巨大なのです。
これが稲で出来ているなんて驚き\(◎o◎)/!  これはスマホのパノラマ写真。
 
 左、右と 撮影してみました。
「北海道・北東北の縄文遺跡群」が世界遺産に登録されたこと、
弥生時代の水田跡が発掘されたことを記念して、このテーマが選ばれたようです。 
 
石ア−トは数年ごとに作り替えるそうです。ア−トの対象は、有名人(故人)なのでしょうか。
小学生などのお子さんには、誰だか解らないとの感想が多いようです。ア−トの向こうには岩木山が・・・。
岩木山も八甲田山も間近で見えるのに、登らないなんて勿体ないなぁ〜。

青森県の名山に別れを告げ、期間限定の田んぼア−ト駅から弘前に戻り、秋田方面に移動します。
 
11:27発 弘前駅ー(奥羽本線)ー12:09 大館 30分間の待ち合わせ時間で『秋田犬の里』
12:40発 奥羽本線代行バスー14:08着 東能代 15:03発ー奥羽本線ー16:02着 秋田駅

 
弘前〜秋田間は特急列車(特急つがる号)が乗り継ぎなしで行けるので便利なのですが、
8月3日の豪雨の影響により運休となっています。 というのも、一部区間が代行バスで移動しなければなりません。
だから、在来線で大館まで行き、その後代行バスにて秋田へと向かいました。

大館駅では30分の待ち合わせ時間に、『秋田犬の里』で秋田犬を見ました。
 
16:37発 秋田駅から特急いなほに乗車    18:03着 酒田駅 
 JRの代行バスは座席シ−トも快適ですが。秋田からはやっと特急列車に乗ることができます。
秋田から、今日の宿泊先の酒田(山形県)までは絶景区間が多い1時間30分の乗り鉄旅。
車窓からは夕日に照らされる日本海、稲穂の向こうに鳥海山など、空いている車内で楽しめました。
 
酒田駅前のBHに泊まり、部屋飲み♪   弘前駅で買っておいた駅弁に舌鼓  1400円
 酒田駅近くのBHにチェックイン。今宵の部屋飲みの駅弁は弘前駅で買ったもの。その名も「奥羽本線弁当」。
弘前のお寿司屋さんで作っていて、駅弁屋さんが勧めてくれたもの。
近くのス−パ−でビ−ルと山形の地酒を買い足して、部屋飲みスタ−ト・・・。
ちらし寿司にはいくらやウニもたっぷりと。小分けのお惣菜もどれも手作りで郷土色満点。しあわせ〜♪
 9月11日(日)  『柳都shu*kura』   摂田屋
 
5:28発 酒田発ー羽越本線(特急 いなほ)ー7:32着 新潟 
新潟 7:37発ー信越本線(特急しらゆき)ー 9:39着 上越妙高  
 「おときゅう旅」の最終日です。酒田駅からあさイチの特急列車(特急 いなほ)で、まずは新潟へ。
新潟からは信越本線(特急しらゆき)で上越妙高駅へ移動。羽越本線区間は日本海の絶景区間が続きます。
 
10:02発 上越妙高から 柳都shu*kura   に乗車  (指定席530円)
 朝早くから、特急列車に4時間も乗って、やっと今日のメインイベント♪。 車内でお酒を楽しむための
大人の電車『越乃shu*kura』シリ−ズは、大好きな観光列車。今回で3回目の乗車となりました。
走る路線によって、車名が異なり、
今回は、『柳都shu*kura』 に乗車します。
 
3両編成で、2両目は売店と立ち飲みスペ−スとなっています。ジャズの演奏はコロナの時期なので中止ですが、
ジャスの生演奏を聞きながらお酒を楽しめるようになってほしいものです。 
 
10:30 利き酒セット 2000円    青海川駅で5分停車 
 この利き酒セットを楽しむために、3回も乗ってしまった(^。^)y-.。o○。
ゆったりとした自分の座席で、車窓を眺めながらゆったりとお酒を味わう。
新潟の地酒は毎回変わるし、どれも厳選された銘酒だから味の違いも楽しめる。

セットに付いてくる鮭の焼漬けは新潟(新津)で作っていて、名産の鮭を焼いてから醤油風味で漬けていて、
これが絶品。日本酒にぴったりなのです。 
日本海に一番近い青海川駅で5分停車しました。
 
11:27着 宮内駅で下車   長岡の名所(摂田屋)を散策    機那サフラン酒本舗
、『柳都shu*kura』の終点は新潟駅ですが、、今回は宮内駅で途中下車しました(わたしひとりだった)。
長岡駅のお隣の駅で、このあたりは
『摂田屋』と呼ばれているエリアです。 
 
奥座敷を見学(200円)   江戸時代から続く醸造の町「摂田屋」を歩こう!
 越後長岡の摂田屋地区は昔から醸造文化が栄えた土地で、現在も「味噌」「醤油」「日本酒」の醸造が行われています。
 
【吉乃川 酒ミュージアム「醸蔵」】   クラフトビ−ルも作っている
県内最古の酒蔵吉乃川が敷地内にある蔵を改装し、お客様と吉乃川の関係を醸していく施設として
2019
年に開店しました。 お酒を味わえるSAKEバーや酒造に関する展示スペース、売店などがあります。 
 
吉乃川のクラフトビール『摂田屋クラフト』 3種飲み比べ 1200円 
吉乃川の酒ミュ−ジアムでは、吉乃川の地酒が飲み比べられるSAKEバーがあり、興味深々(^。^)y-.。o○。
でもさっきまで電車の中で地酒を飲み比べしたから、日本酒はもう飲めないなぁ〜。 
でもガラス越しにクラフトビールを作っていたから、こちらは飲まない選択肢は無いよね〜。 

吉乃川で作りたてのクラフトビールを3種類。どれも個性があって、どれも芳醇で奥深い味わい。
新潟の水の美味しさが際立っているから、ビ−ルも日本酒も美味しくなるんだなぁ〜

北東北を旅して、新潟の酒文化も堪能して、今回も酔い旅でしめくくりました。
 
14:28発 宮内ー長岡ー15:47着 新潟駅    16:57発 新潟ー上越新幹線ー 19:00着 東京
今回乗車したJR東日本区間の正規運賃は約60000円。大人の休日?楽部パスは15270円なので
約44500円ほどお得になりました。 
 
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