2024年 『桜』 第二章  福島と吉野山
 2024年4月6日(土)〜10日(水)
 
自称さくら〜なので、今の季節は青春18きっぷをお供に大忙し。 
この春からフリ−の時間が持てるので、待ってましたとばかりに桜を大幅に追いかけてます。
第1章は 3月下旬の西日本編。 そして4月は東北方面、からの〜最終日は吉野山
 
   4月6日(土) わたらせ渓谷鉄道に乗って♪  郡山泊

   4月7日(日) 三春の滝桜・花見山公園  会津若松泊

   4月8日(月)  日中線のしだれ桜・秘境路線只見線  長岡泊

    4月9日(火)  舟川べりの四重奏  米原泊

   
 4月10日(水)  吉野山の千本桜
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4月6日(土) わたらせ渓谷鉄道に乗って♪ 郡山泊

 
5:54発 自宅最寄り駅〜8:10発 熱海〜桐生 12:59着。13:06発 桐生駅からわたらせ渓谷鉄道 
4月の桜旅は福島県をメインに計画しました。しかし・・・前回(3月下旬の西日本編)同様、桜の開花が進まない。

そこで、まずは、(私鉄ではありますが・・・)わたらせ渓谷鉄道に乗ってみようと思い立ちました。
東北に入る前に群馬へ♪ まずはJR線で桐生まで、桐生駅からわたらせ渓谷鉄道に乗ってみます。 
 
 13:45着 水沼駅  
JRホ−ムのすぐ隣に小さなホ−ムがありました。車両は2つ、結構混んでいて、
途中からはバスツァ−客も乗り込んできました。 桐生駅から約40分、水沼駅で下車してみます。
 
水沼は桜まつりが行われていて、花桃の花も咲き始めました。 
 
 わたらせ渓谷鉄道は、この花桃が目当てだったんですが、
桜同様やはり開花が遅れていて、蕾のほうが多かった。
 
 バスツアー客の目的はトロッコ列車です。  左側がトロッコ列車、右側が通常の列車です。
 
 水沼から列車に乗って、神戸駅に向かいました。この駅の周辺にも花桃がいっぱいあります。
神戸駅には、以前特急列車だった車両を利用した、レストランがあります。
軽食もありますが、列車の中のレストランだから、雰囲気的に、駅弁にしました。
 
 16:09発 神戸駅から『トロッコわっし−号』に乗車   17:01着桐生〜(JR線)〜22:11着 郡山
帰りは 『トロッコわっし−号』に乗ってみました。別途乗車券(整理券)を事前にゲット。
桜いっぱいの渡良瀬川沿いをゆっくりと進んでいきます。風を感じながら沿線を風景を楽しめました。

さて、桐生駅に戻り、再び青春18きっぷで東北へと向かいます。4回乗り換えて、やっと郡山に着いたのは
午後10時を過ぎていました。 今宵は郡山のBHに泊まります。お疲れさまでした。

4月7日(日) 三春の滝桜・花見山公園  会津若松泊

 
 7:59発 郡山〜(磐越東線)〜8:11着 三春    8:30発 滝桜号バスに乗車  
 今日と明日は福島県の桜を見ます。 郡山から磐越東線にて三春に着きました。
今日は日曜日ですが、昨日やっと開花宣言が出されたばかりなので、電車もバスも空いてる_旦~~
 
 滝桜は前日開花宣言が出されたばかり だからほぼ蕾のピンクだけ。 
 今年はどこも開花が遅くて・・・
三春の滝桜は一本だけ陽気に立っていて、のびやかで、この地にとっても似合っています。
まだ、蕾だらけですが、見ているだけで元気とパワ−を貰える気がします。
 
 よく見ると上のほうが咲いてる花が多いかな。
滝桜は開花の翌日から桜協力金500円を納めるようになっていました。
前日の土曜日の午後、満を持して開花宣言(でもちょっとフライング?)しました。

本来なら、土日の昨日・今日は大勢の観光客が訪れるはずだからね〜。
 
 沿線には交通整理の方々があちこちに配置され、スム−ズな集客に心がけていましたから、
協力金は必要ですね。あと2日、開花が早ければもっと賑やかだったでしょう。また来るよ〜♪♪♪
 
 9:56発 三春〜郡山10:41発〜(東北本線)〜11:26着 福島
三春の滝桜を見た後は、会津若松に向かい、周遊バスで飯盛山などを観光する計画だったんです。
しかし、三春の滝桜が蕾だったため、『ちょうど満開を迎えている 花見山へ行ってみるか♪』と思いつきました。

当日の計画変更ですが、ひとりだから自由自在。 まずは郡山に戻り、東北本線で福島へ〜。
福島駅からは、臨時バス(往復500円)がいっぱい出ているので、それに乗って15分です。
 
すごいね〜 春咲く花がいっせいに咲いている様は圧巻です。  
 
 まさに桃源郷(^。^)y-.。o○
 
 桜も種類が多いし。 花見山公園は広いので、観光客が多くても、まったくストレスなく
お花見に没頭することができます(笑)。 花見山、大正解でした。
 
どこを見ても絶景&絶景(^。^)y-.。o○  お見事でした。  今日は会津若松に泊まるのですが、
三春の滝桜がまだ気になっていて、朝よりも午後のほうが開花が進んだかな???

で・・・福島駅から郡山に戻り、会津若松ではなくて・・・もう一度三春に行こう♪
 
滝桜までのバスは1日フリ−きっぷだし、滝桜協力金も1日有効だから、その日の午後にも再訪できちゃったわけ。 
 朝同様、まだ蕾だらけだけど、何度も何度も見たい、陽気な一本桜 でした。

今日は1日中お花見を楽しみ、会津若松駅の目の前のBHに着いたのは夜7時半でした。
立地がいいので、何度か利用しているBHで、近くにある系列の温泉施設に無料で入ることもできます。

B 

4月8日(月)  日中線のしだれ桜・秘境路線只見線  長岡泊

 青春18きっぷで乗り鉄さくら旅の三日目です。
48日は、会津若松の鶴ヶ城、喜多方に移動して日中線のしだれ桜。
 
 会津若松に泊まった翌朝、宿のレンタサイクルで、まだ蕾情報の鶴ヶ城へ。案の定、蕾だらけ。
 
7:34発 会津若松〜 7:58着 喜多方 
BHに戻り、レンタサイクルを返してチェックアウト。喜多方に向かいます。
30分足らずで喜多方駅に到着。喜多方らしい蔵のある路地を歩き、目指すは・・・。
 
8:20  喜多方ラ−メン 坂内食堂 本店    一番人気の『肉そば』 1100円 
 まずは朝ラーメン。喜多方にこの時間に居られるんだもん。絶対に行きたいよね〜♪♪♪

坂内は平日だと空いてるんだ(^_-)-☆。  行列もなく、すぐに入店。
ここの焼豚は大好きなので、朝から張り切って肉そば。

塩味が立ったス−プに縮れ麺。焼豚が、こんなにどっさり乗ってきた〜\(◎o◎)/!
焼き豚は結構な厚さでしょ!。 このおかげで昼飯抜きになった・・・。 
 
 喜多方  日中線のしだれ桜散歩道
 食後の運動を頑張らなくては((+_+))・・・
坂内から15分ほど歩いて、日中線のしだれ桜並木に到着。
 
 まだ蕾のものだらけですが、
場所によっては結構咲いていたから良かったなぁ〜。
 
 朝だったから、まだ観光バスも入っていないし、静かに楽しめました。
 
 日中線の遊歩道は全長4km。 前回はばっちり満開だったので、全部歩き通しましたが、
今回は真ん中あたりの桜が一番咲いていたから、最後のほうは省略。
 
まだ時間があるので、散歩道から外れて『喜多方 蔵の里』を見学してみよう。 
喜多方蔵の里は、蔵づくりの文化を後世に伝えることを目的に設置されました。
 
中庭を中心として店蔵・味噌蔵・穀物蔵・蔵座敷・郷頭曲り家等、7つの蔵と
2
つの古民家を配置して、蔵や民家のある懐かしい日本の原風景を形造っています。


 喜多方から、再び会津若松駅に戻ります。
 
13:05発 会津若松〜(只見線)〜17:47着 小出 
今回の乗り鉄のハイライトです。只見線は、水害により長い間途中区間が不通でしたが、
2年ほど前に全線復旧したばかり。
以前は途中が代行バスだったから、列車のみで全線乗り続けることができます。 
 
会津から新潟の小出まで、只見川を見ながらゆっくりと。
第一只見川橋梁を渡ります。只見線はこの後も只見川にかかる橋梁を何度も渡りますが、
橋を渡る時、スピ−ドを落として走行してくれます。 会津らしい家屋を眺めながらスロ−な時間。
 
ア−チ橋を見て、会津宮下駅。  屋根の形が会津らしいな〜。この風景が見たかったんだ。
 
会津川口駅では、列車のすれ違いがあるので、30分ほど停車しました。 
 
只見線の絶景ポイント 
 
只見川を見ながら、まだまだ線路は続きます。  
 
沿線にはまだ雪が残っている風景になってきました。
 
 只見駅の駅舎です。木枠の塀は雪囲いのためかなぁ?
 
只見駅からは浅草岳が見えました。  只見駅(福島県南会津郡只見町)
 
車窓は雪景色になり、只見川の流れが早くなりました。
大白川駅 です。福島県から新潟県(魚沼市)に入りました。
 
田んぼも多くなりました。、民家の一階部分はコンクリ−トで底上げしてあり、豪雪地域ならでは。
山の奥深くを走る只見線は秘境路線であり、 乗り鉄垂涎のお宝路線でもあります。
 
 小出駅に到着。所要時間4時間40分。小出駅から見えるのは、越後駒ヶ岳や八海山。  
会津から魚沼へ〜スローな秘境路線乗り鉄たびでした。

只見線ポ−タルサイト
 
18:01発 小出〜(上越線)〜18:36着 長岡    越後長岡 小嶋屋CoCoLo長岡店
小出から長岡へは上越線で35分、今宵は長岡の駅近くのBHに泊まります。

まずは駅ビルの小嶋屋で、いつもの晩酌セット(2120円)。
蕎麦前で合わせるのは勿論、八海山ね (^_-)-☆
C 

 4月9日(火)  舟川べりの四重奏  米原泊

 
 6:39発  長岡〜(信越本線)〜直江津〜(ひすいラインーあいの風)〜9:30着 泊
5日間のうち、今日だけ雨降り。今日のお花見は一か所のみで、あとはひたすら乗り鉄です。

朝、長岡を出発して信越本線と三セク(ひすいライン)を乗り継いで、泊駅で下車。
泊駅からは、15分間隔で四重奏行きのシャトルバスが出ています。
 
富山県朝日町の舟川べりの四重奏です。立山連峰(朝日岳)が、見えないから三重奏 ^^) _旦~~ 
 
 広い広い畑(田んぼ?)にはチュ−リップがいっぱい。まだ葉っぱだけのものも多いです。
 遠目で、桜は咲いているようですが、風と雨で長居できませんでした。
 
11:25発 泊〜(あいの風とやま鉄道)〜12:13着 富山  

海幸山幸 越中茶屋    「MAROOT」の魚廣で富山湾の宝石ゲット♪
富山県の舟川べりの四重奏を雨の中を見て、お昼前には富山駅に着きました。
「とやマルシェ」の中の越中茶屋でランチタイム。刺身御膳は鰤の刺身が絶品でした。
エビの出汁が利いた味噌汁もとっても美味しく、さすがは富山県だぁ〜と感動したね。

時間があるので、駅横に新しくできたショッピングモ−ル「MAROOT」の食品売場をのぞいたら、
富山湾の宝石たちが輝いていた。 『今が旬のほたるいか(刺身)、地元でしか流通しない、
がすえび(刺身)も♪』  「そうだ!今日の晩酌用に買っちゃおう」

14:12発 富山〜(高山線)〜岐阜〜(東海道本線)〜21:06着 米原 

富山から今日の宿泊地の米原に向かいます。先月、北陸新幹線が敦賀まで順延してしまったので、
北陸本線は直江津から敦賀までの(全長307km、普通運賃6610円)が3セクに移行しちゃった。

もはや青春18きっぷでは乗り継げない。だから最後の砦が『高山本線』なんです。
高山線も特急ファ−ストだから、在来線の本数が少ないけど、飛騨川をのんびり見られます。

米原に着いたのは午後9時ごろ、BHに落ち着き、晩酌で富山湾の幸を堪能しました。 
D 

  4月10日(水)  吉野山の千本桜

 
6:13発 米原〜(東海道線)〜京都〜(近鉄)〜9:52着 吉野(奈良) 
 4月10日、今日は快晴のお花見日和。そして青春18きっぷの最終日です。

桜たびのラストは吉野山。410日朝、東海道線と近鉄を乗り継いで、吉野駅に着きました。
電車も混んでいて、花見客の多いこと・・・。  さあ、駅から歩くよ。
下千本はほぼ終わってましたが、名残の桜と新緑の若葉
が素敵です。

 
 金峯山寺

『花供懺法会・花供会式』は、蔵王権現のご神木・山桜の満開を御本尊に報告する行事。
毎年吉野山の桜が満開となる4月10日〜12日に行われます。

 
 遠目に見える山桜の美しさは、吉野だからこそ
 
これがいいんだ〜(^。^)y-.。o○ 
 
 吉水神社の一目千本。楽しみ
 
 『おぉぉぉ〜(^。^)y-.。o○』
 
『いいねぇ〜(^。^)y-.。o○』 一目千本 の景色を満喫♪
 
 中千本に入ってきました。
 
 満開ですね〜。
 
 遊歩道は人、人、人ですが、上から降りてくる車も多くて鬱陶しい。平日だから規制が緩いのかな?
 
 上千本も満開
 
しばし上千本 
 
 花矢倉展望台です。
桜越しに金峯山寺が望める絶景スポットです。
 
 金峯山寺と千本桜
 
 緑と桜の淡い色のコントラストがいいんだよね〜。
 
 水分神社
 
 水分神社のしだれ桜も咲きました。 
 
 ここから奥千本までは30分ちょっと登ります。
 
 高城山展望台にも寄り道してみました。 山桜だらけです。
 
修行門の先の桜も満開です。
 
 奥千本エリアに入ってきました。
 
 奥千本の桜は増えたみたい。
 
 金峯神社。今日はここまで。吉野山の桜を大満喫できて良かった。
帰りも吉野駅まで歩くよ〜。 午後二時に近鉄吉野駅に帰ってきました。4時間30分の吉野山でした。

14:38発 吉野〜(近鉄)〜吉野口   15:47発 吉野口〜(ここからJR線)〜22:48着 自宅最寄り駅

 
 5日間という長〜い日程での青春18きっぷ乗り鉄たび・・・お得自慢です。

JR在来線線の総運賃は31700円。青春18きっぷ5日間は12050円
差し引くと、20000円ほどお得になりました。

別途、近鉄、三セク、わたらせ鉄道等が8000円ほどかかっています。
 
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