秋たけなわのプチ旅です。

今回のキ−ワ−ドは
≪紅葉・滝めぐり・温泉≫です!。

いつも素通りしていた河津七滝
(かわづななだる)をめぐり、プラスα
をテンコ盛りしたプランを考えました。
水生地下バス停の横の駐車場に車を置きました。駐車場の枠内には15台ほどの車があり、満杯です。
ここから3時間強のハイキングです。15分ほど歩いて旧天城トンネルの入口に着きました。
薄暗いトンネルにはレトロな電燈が灯っています。道路は舗装され、時折、車の往来があるのでちょっと興をそがれます。
天城峠の紅葉は最盛期だったようです。(写真左上)。寒天橋を渡ると二階滝(写真左上)がありました。
旧道は一旦新道と交わります。ここで国道414号線を渡り、反対側の遊歩道に降りていきます。
清らかな清流の脇には山葵田がありますが、ご覧の通り(写真中央上)金網で厳重に栽培されています。
平滑の滝近くのベンチで朝食兼オヤツタイム!上の写真はクミタンの手作りのカステラです。極め細やかでしっとり美味。
(←)あたりは雑木林から
一変して杉林になりました。

猿田淵を見学しました(→)
木の階段の遊歩道をぐんぐん下り、
大きな淵を見てきました。

いよいよ河津七滝めぐりの
ハイキングコ−スの起点に着きました。
ここまでで、スタ−トしてから
3時間経過しています。

河津では滝を”垂水(タルミ)”から変化
したタル(ダル)、と呼ぶのだそうです。

また柱状節理といって七滝周辺には
岩が柱状に規則正しい割れ方をして
いるのを見ることができます。
溶岩がゆっくり流れながら冷えて
固まった時にできるもので、その割れ方
によって方状・板状・柱状などがあります。

写真横は @釜滝(岩肌が釜の底を
思わせます)
Aエビ滝(滝壺がエビの甲羅に見えます) B蛇滝(滝の周りの玄武岩がヘビのウロコに似ています)
C初景滝(踊り子さんの像があります)景観的にここが絶好のカメラポイントです。
周りのモミジの紅葉も進んでこれからが見頃でしょう。
そのすぐ近くに白い石を河原に祭られ
た器に見事投げられれば願い事が
叶えるという場所がありました。
Dかに滝(白い流れとコントラストが
とても美しいです)

E出合滝(支流の合流点です。
何か出合いがあるかも。)

この滝の下に最後の大滝があります。
木立の間からは大滝を眺めながら
入る露天風呂が望めました。
七滝目の大滝は温泉に浸かって眺めることにして、まずは腹ごしらえ・・・!七滝周辺には茶店がたくさんあり、
その中の一軒(七滝茶屋)に立ち寄りました。  名物のしし鍋は2〜3人前で3725円。特製の味噌だれで炊き込みます。
猪肉は柔らかく味噌味とよくあいます。仕上げはうどんも入れて・・・いいダシがでて美味しかったです。 
自家製のわさびみそをお土産に買いました。
プチ旅のラストは温泉です。

【大滝温泉天城荘】の敷地内に大滝
があります。日帰り入浴料1000円を
払い、水着に着替えてガウンなどを
羽織り観光客に混じり、
石段を降りていきます。

←F大滝(落差30m・幅7m、
七滝で最大の滝です)
大滝展望台から下は温泉利用者
のみが、河原に降りることができます。

最初に洞窟風呂に入って、次に大滝を
望める展望大露天風呂に入りました。
ここだけで4〜5つのお風呂があり、
お湯の温度が違います。


霊泉蛇湯(写真左下)はトリウム泉
で35〜38度とぬるめでした。
ゆっくりと温泉を堪能した後は旅館の前から修善寺行きのバス(17時少し前)に乗り、水生地下まで戻ってきました。
帰り道で≪いのしし最中≫を買って天城の旅を終えました。


踊り子ハイキングコ−スは旧天城トンネルから河津七滝まで歩く場合、緩やかな下りなのでお手軽に歩けます。
歩行時間は3時間強ですが、途中には見所がたくさんあり、ゆっくりと天城路を満喫するといいでしょう。
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