箱根あじさい電車 と 海賊船・箱根ロ−プ−ウェイ 1日きっぷの旅
2007年7月8日
昨日に引き続き、今日も【あじさい】がメインの観光旅行!

今日のメンバ−は
≪おくさまらんち隊≫の5人衆、当日になって一名が体調不良で来れ
なかったけど、彼女のお手製のチ−ズケ−キを受け取り、車に乗り込みました。
今日の集合時間も6時半、『よく二日も続けて遊びに出れるねぇ・・・』と、
みんな呆れていましたが、当人はいたってフツ−です。
年に何度も通う箱根なんだけど、芦ノ湖を優雅にすべる海賊船に乗ったことがなく、
チャンスを狙っていたのでした。

箱根関連のインタ−ネットを見ていたら、興味深いニュ−スを発見!。
   右側の船が新型海賊船 「ビクトリ−」   船首から見る芦ノ湖   桃源台からは新型ロ−プ−ウェイで大涌谷へ
新型海賊船「ビクトリ-」就航&新型ロ−プ−ウェイ全線開通記念で、それらが1日
乗り放題で期間限定(6/1〜9/30)2500円というお得なフリ−切符です。

R1やR1バイパスで箱根峠を越えて、箱根町港の無料駐車場に車を置きました。 
藤枝から車で約2時間の道のりでした。

芦ノ湖湖畔に降り立った
≪おくさまらんち隊≫はすでに観光モ−ド全開です。    ⇒
早速1日キップを購入し、9時30分・始発の「ビクトリ−号」に乗り込みました。

船内はまだ新しい木の香りがしました。階段を登りつめて甲板に上がり、
チ−ズケ−キを頬張りながら、35分間のクル−ジングを満喫しました。
無断でボ−ドを借用し記念写真
桃源台で船を降り、ここからは新し
くなった箱根ロ−プ−ウェイに乗って
箱根火山の北側を巡っていきます。

桃源台からはぐんぐん登って姥子駅
へ〜ここからは硫黄の香りと、
眼下の渋滞の車列を見ながら大涌谷駅
へと上がっていきました。
ここで一旦ロ−プ−ウェイを降り、
大涌谷に向かいました。

歩くのは苦手だけど口だけは達者な

≪おくさまらんち隊≫
はまだ元気
についてきます!。

玉子茶屋で6個500円の名物・黒タマゴ
を買って、おやつタイム!。
早雲山駅に着き、ここでフリ−切符の
区間は終わりです。

ここからは箱根登山鉄道のケ−ブルカ−
とあじさい電車(800円)に揺られ、
車中から眺めるあじさいを楽しみながら
箱根湯本に向かうことにしました。

ケ−ブルカ−は早雲山駅と強羅駅
を約10分で結びます。

強羅駅からはこの時期イチオシのあじさ
い電車で箱根の玄関口である
箱根湯本駅へ・・・。
ケ−ブルカ− 箱根登山鉄道(あじさい電車)
車窓から眺めるあじさいは今が満開でした。大ぶりの色鮮やかなあじさいが車窓スレスレに眺めることができました。
トンネルに入っている以外、周りは満開のあじさいだらけという感じ!
近すぎて、カメラに収めるのもピントがズレてこの程度でしたが、お見事!という一言に尽きました。
折り返し地点の箱根湯本駅に着きました。
時間は12時20分、早速ランチの時間。

美味しいものをお腹いっぱいが身上の
≪おくさまらんち隊≫の味方は上等な
ランチバイキング!
湯本富士屋ホテルのランチバイキング。
期間メニュ−の南国フェア・
ランチバイキングは2500円。

納得のお値段で大満足の美味しさでした。
湯本富士屋ホテル ランチバイキング 姫沙羅
南国フェア(7/1〜9/30)のバイキング料理の数々・・・
お腹いっぱいになって、食後の運動がてら、箱根湯本のお土産屋さんを回りました。
ここは箱根一番の繁華街!それぞれ土産物の調達に余念がありません。

ひとしきり買い物を終えると、坂道を歩き、塔ノ沢の阿弥陀寺へと向かったのでした。
阿弥陀寺へは30分、急な坂道を登ってゆきます。元来、歩きたがらない
≪おくさまらんち隊≫はすでに言葉も無く、
大幅に遅れて、それでもちゃんと登ってきてくれました。(前回は函南原生林の1周1時間半の行程で虫の息・・・!)
私も生ビ−ル2杯飲んだ後なので、たっぷりと汗をかいてしまいました!。
深山の中ほどにひっそりと阿弥陀寺
がありました。数多くの石塔と石仏が
歴史を刻み、あじさいが迎えてくれました。

琵琶の音色が聞こえたので、わずかな
志を納め、本堂に上がることにしました。

このお寺は皇女和宮様(1846年〜
明治10年没・享年32歳)の香華院
でもあります。

「公武合体」の大きな歴史の流れに自らの運命も翻弄された薄倖の和宮様の半生を、水野賢世住職の語りと、和宮様の読んだ歌と琵琶の音色で聞かせていただきました。
阿弥陀寺とあじさい 水野賢世住職が奏でた琵琶
阿弥陀寺で最終の海賊船の時間を確認しました(最終17時)。このまま着た道を戻るとしてちょっと間に合わないかもという、
微妙な時間でしたが、当初の計画通り、塔ノ沢駅から再び あじさい電車 に乗って強羅駅に向かいました。

ケ−ブルカ−の待ち時間が10分ほどあり、痛手でしたが、その後ロ−プ−ウェイへと乗り継ぎました。
この時点で間に合わないことを確信・・・(−−)。 大涌谷で湖畔に着いたことを確認できた海賊船でしたが、 
姥子駅を過ぎ、湖尻に向かうロ−プ−ウェイの中で出航の音楽とともに再び湖畔を離れていく海賊船を見送ったのでした。 
   『あと10分早く着いていたらあの海賊船に乗れたのに・・・』

海賊船・ロ−プ−ウェイ・ケ−ブルカ−・あじさい電車・・・最後はタクシ−にも乗れて、スタ−ト地点の箱根町港まで戻ってきました。
乗り物が観光旅行の箱根旅・・・。今回も見どころ満載!・新発見もグルメもあって いい一日でした。
ここからは来た道と同じ、R1で帰りましたが、心配だった伊豆方面からの渋滞もなく、約2時間で地元へと帰ったのでした。
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