妙法寺の≪あじさい≫ と 甲斐駒ケ岳の水の恵み
2007年7月7日
今日は七夕・・・。 七夕の時には、雨はつきものでしょうね。
朝6時半、雨が降っています。携帯の情報では山梨県ではお昼には天気の
回復の兆しがあり、とりあえずR1〜R52で北上することにしました。

増穂町からは中部横断道が整備されつつあり、アクセス道路も延びて、
新道に導かれてしまいます。旧道に入る道を通り過ぎてしまい、あわてて
進路変更しました。左側に見えるはずの櫛形山は小雨と霧のため見えません。
「旧道は寂れてしまうなぁ・・・」 と周りを見ながら走っていくと・・・ 
「おおぉっと・・・!」あじさい祭りの看板を見つけました。  『妙法寺』とあります。
あじさい祭りの期間は終わっていましたが、あじさいは見られるはず。看板に従い、旧道から左折し5〜6km走りました。 
妙法寺の標識に導かれ、急な坂道を登っていったら、正面にこんなに立派な山門が見えました。
霧雨の中に突然現れた厳かな山門を見た時はちょっとびっくりしました。200円を払い境内へと入りました。
山門は歴史を感じましたが、どうりで・・

688年、今から1300年前に役の行者(えんのぎょうじゃ)が創められたお寺で、もとは真言宗のお寺でしたが、
日蓮上人がこの地を訪れて説法をし、1274年に日蓮宗に改宗されたとあります。

1985年ころ、ある篤志家が境内にあじさいをこつこつと植え始めたことが始まりで、
現在では「あじさい寺」と呼ばれ、全体では3万株ほどあるそうです。
結局、櫛形山は諦め、白州町までやってきました。 ここ北杜市は、南アルプスの甲斐駒ケ岳の麓に位置し、
そこを流れる尾白川は名水100選としても有名で、地酒の蔵元・ウイスキ−蒸留所があることはもっと有名ですよね!。
国道20線の白州道の駅の手前には酒蔵・七賢があります。名前の由来は中国の故事≪竹林の七賢≫からのようです。
酒造見学は○時00分とジャストな時間から約15分とありました。
売店には利き酒コ−ナ−があったり、写真右側の、仕込み水を飲めるコ-ナ−もありました。
こちらは、七賢直営のレストラン 【薹眠】 です。

一階は喫茶室で食事は二階にあがっていきました。

ウッディで小洒落た店内には12時前でも賑わっていました。

まずは、七賢の仕込水のボトルの栓を抜き人数分のグラスを運んできました。
もちろんお水のおかわりは自由でした。

でも、せっかく酒蔵に来たんだからと、車のキ−は人に託し、地酒も勿論飲みました。

食事のメニュ−は日本酒に合いそうなものばかりです。
セットメニュ−の御飯はヘルシ−な麦ごはん。きゅうりのつけものは粕漬けで、
デザ−トの寄せ物(寒天)は酒粕の香りがしました。
どれも、とっても美味しかったです。
薹眠ビ−フ定食 1890円  本醸造 生しぼり 一合 420円 麦とろ定食 1575円
・・・・はしご酒!・・・  次はサントリ−白州蒸留所にやってきました。
山梨県には登山・ハイキング目的の場合が多く、この蒸留所の見学ツア−コ−スの時間帯には間に合わないので、
久々試飲付きの見学ツァ−に参加できて大喜びです。

見学30分、試飲30分で、ウイスキ−により親しめるようになったのでラッキ−です。
白州12年を2杯、山崎12年も2杯、天然水で作ったオンザロックで飲み比べました。
どちらも最高級品なので香り高くまろやかですが、自分の好みは白州でした。
売店でこちらも有名なウイスキ−ケ−キを買い求め、大満足で白州を後にしたのでした。
再び52号線を走るころになると、すっかりと晴れ渡り、櫛形山もすっきりと見渡せました。
興津に入る頃には18時だったので、夕食を由比で食べることにして向かった先は【井筒屋】です。
サクラエビのかき揚げが2枚付いた由比定食はたしか1375円?。 昼時ともなるとこれを目当てで行列ができています。

よく食べ、よく飲み充実の一日が終わりました。 ただ一点・・・ビ−ルが飲めなかったので
家に帰ってからの晩酌ではもちろんビ−ル(発泡酒)を飲みましたよ!。
  Top 登山編  観光編