志賀高原と渋温泉

秋色ハイキングと外湯めぐり
2007年10月6日〜7日
体育の日の三連休・・・。
予定が一転〜二転して・・・
志賀高原に行こうと、相棒と計画
したのが前日でした。
インタ-ネットで温泉宿の予約もでき、
快晴の志賀高原に着きました。

まずは、熊の湯から志賀山〜奥志賀山
〜四十八池を巡るハイキングへ。
                熊の湯からの【志賀山登山道・池めぐりコ−ス入口】    渋池から横手山が見える
志賀山に続く登山道の様子 登山道から見た志賀山 志賀山山頂の標識
ハイキングコ−スは広くなだらかで、30分ほど歩くと志賀山ル−トと四十八池ル−トの分岐がありました。
左側の志賀山方面に進みます。途中から道が険しくなり、岩や木の根の張り出した急登を15分ほど登りました。
途中からはお釜池が見えました。志賀山山頂は狭く、あまり展望もありません。
再び急な斜面を下り、再び登り返して
奥志賀山に向かいました。

ここからは眼下にエメラルドグリ−ン
の水をたたえる大沼池が見え、
ベンチに腰掛けビ−ル付きのランチ
でゆっくりと過ごしました。

奥志賀山から少し下ると
広々とした湿原が見えてきました。
秋色・・・ 奥志賀山から見える大沼池
四十八池湿原に着きました。

この湿原は志賀山と鉢山とに囲まれた、
標高1880mのところにあり、
大小60余個の池沼が含まれています。
                   四十八池                     木道の奥に見える山が奥志賀山
四十八池からは30分ほど歩き、先ほどの分岐まで戻ってきました。
ここからは着た道を戻り、熊の湯へ。一周約4時間半のお手軽で見所満載の紅葉ハイキングでした。

熊の湯からは渋温泉に向かいましたが、来る途中で紅葉のキレイだった琵琶池周辺に寄り道です。
多くの観光客とカメラマンのいる遊歩道を散策しました。
琵琶池の手前にある【一沼】は道路に面し、紅葉最盛期!
渋温泉 現代版石畳の続く温泉街の様子 外湯共通の鍵のついた巡湯手形
琵琶池から10〜15分ほどで渋温泉街に着きました。この渋温泉の魅力は外湯を九湯も持つ温泉天国!。
宿で巡湯手形をもらい、浴衣に着替えて、湯下駄を履いてカラン・コロンと温泉街に繰り出しました。
九つの泉質はすべて異なり、湯船は小さいのから大きいものまでさまざまで大体熱めです。
鍵は全部の温泉の男女とも共通で、鍵で開けて入ります。
三番湯【綿の湯】の正面と、横から見た吹き抜けになっている二階部分
外湯の造りもそれぞれ違い、開湯は今から1300年前というから昔ながらの温泉情緒たっぷりです。
趣向を凝らせた外観と、母屋の真ん中は一段高い造りになっています。  
浴室は高さ2mほどの壁で男女に仕切られ、天井の中央部分は一段高く吹き抜けになっています。
それぞれの外湯や浴槽はこんな感じです
家族連れや仲良しグル−プ、若いカップルから熟年カップルまで・・・。 
『熱くないか〜い?』とか『もう出るよ〜』とか、壁越しに会話が弾むのも楽しいですね(*^。^*)
9番湯【大湯】 鉄舟の書【楽作快】
意:快く楽しみを作る
大湯の湯船
ここは9番湯の【大湯】です。渋温泉を代表する名湯で、万病に効くといわれます。
茶色く濁っていて硫黄や鉄分を含んだ匂いがしました。男湯には幕末の三舟の一人、
勝海舟の書が掲げられていて、女湯は写真の山岡鉄舟の書が掲げられています。
9番湯の上の神社には足湯もありました。
志賀高原   【大沼池】
さて二日目・・・  今日も快晴 (^。^)  絶好のハイキング日和です。
まずは、朝飯前に外湯めぐりをしました。

宿を出ると、再び志賀高原に向かいました。奥志賀方面に少し行ったところにある《大沼池ハイキングコ−ス》
から昨日≪奥志賀山≫の山頂から眺めた大沼池を見に行きました。車も通れる幅の歩き易い道でダケカンバの黄葉が
少し始まっていました。大沼池は志賀高原で一番美しい池で、エメラルドグリ−ンの池に始まったばかりの紅葉が映えます。
往復3時間ほどのハイキングでした。

再び車で熊の湯まで行き、ここからは横手山を経て草津方面に向かいました。 途中渋峠で夏山リフトに乗り横手山に・・・
有名な雲上のパン屋さんには行列ができていました。以前、山スキ−でここから芳ヶ平に滑り込み、
草津温泉までロングランスキ−ツァ−をしたことを思い出しました。
≪白根山ハイキングコ−ス≫ 逢ノ峰〜白根火山山頂駅〜弓池ハイキングコ−ス
山田峠あたりからは道路工事による片側通行で渋滞が出始め、それからも白根火山の駐車場に入る車の渋滞もあって、
ずいぶん時間がかかって白根火山の駐車場に着きました。白根山の湯釜にはここから15分ほど・・・
ここを訪れる人はほとんどこの火口湖を見に登っていくようです。
私達は道路を横断し、遊歩道を歩き、始まった紅葉と池巡りを約1時間かけて楽しみました。
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