石割山と富士五湖めぐり
2011年10月29日
近場でも紅葉シ−ズンの到来です。
今日の見ごろを調べたら、箱根はまだで、山中湖がそろそろって感じです。
で、今回の遠州連の行き先は富士五湖方面へ〜
7時15分に出発して、東名高速を走り御殿場ICで降りてR138で山中湖に向かうル−トです。
その途中に新しくできた《道の駅すばしり》に寄ってみました。地場のおいしそうなお弁当を見つけ、
早速会費を出しあってお弁当などを買ってから、山中湖へと
向かいました。
石割山登山口にあった紅葉                        10:00 石割山登山口出発
石割山の登山口は石割の湯の手前を左側に上がっていきます。駐車場には20〜30台ほどの車がありました。
鳥居の前には色づき始めたモミジの木があり、真っ青な空にベストマッチ。 川沿いのドウダンツツジも赤く色づき始めていました。
鳥居をくぐると403段の石段があります         石段登りが終わるとゆるやかな登山道になる
登山口の鳥居をくぐると まずは403段の石段歩きです。わりと急な登りなので、最初はゆっくりと息を
整えながら頑張って登りましょう。  石段が終わると、登山道は広く傾斜もやわらぎほっと一息です。
ところどころに目の覚めるような紅葉に出会える
雑木林なので明るいし、ブナの木も多いので いい雰囲気です。
紅葉もだんだんとにぎやかに・・・私達もいっそう賑やか !(^^)! に歩いていきました。
     10:40  桂の御神木                         石割神社
人の声が聞こえると、まずは桂の大木が迎えてくれました。ここがパワ−スポット石割神社です。
御神体の大岩が「石」の字に似て
割れているので石割神社という
名前が付いたといわれます。

この大岩(高さ15メ−トル、幅15メ−トル)
には、幅60センチメ−トルの隙間があり、
この大岩を時計回りに3回通れば
幸運が開けるといわれています。

ザックを置いて、もちろん3回
通ってきましたよ。
隙間も・・・ちゃんと
通ることができました(^_-)-☆


パワ−をもらってもうひと頑張り!
ここから石割山までは険しい登りの
連続です。
10:45  石割神社 御神体の大岩       幅60Cmの隙間を通り抜ける
   11:15  石割山
木立の間からは山中湖や富士山が見えます。にぎやかな話し声が聞こえると石割山山頂に着きました。
途中石割神社ではのんびりお参りしたんですが、登山口から石割山まで1時間15分ほどで到着したんですね。
山中湖や正面には富士山が広大な裾野を広げて鎮座しています。
裾野の右側には御坂の山々、ここ石割山からは道志山塊へとつながっています。
石割山山頂からの富士山と山中湖 (前方の尾根状のピ−クの平尾山まで向かいます)
山頂には30〜40人ほどの登山者が寛いでいました。山頂はわりと広いのですが、
平らな部分が少なく、風が吹くと寒いので この先の平尾山でゆっくり休憩といたしましょう。
この絶景をたっぷりと目に焼き付けて、急な登山道を下っていきました。
富士山の右側には御坂の山々などが一望できます           石割山からは富士山正面に急降下
ここからは粘土質で、雨の流れ道になっていてえぐれている部分もあり、滑りやすい急傾斜の道が続きます。
ところどころにリンドウの花が咲いていました。正面に富士山を見ながら歩けるなんて素晴らしい!。

急斜面を下り終え、平らな道になったあたりでアクシデント発生!。○○エが突然 上着が無いと大慌て($・・)/~~~  。
その数分前、靴紐が引っかかって転倒した時、締め方の間違いを直したんだけど、その場所には確か無かったはず・・・。 
後ろから来た男性に聞いてみたら、道に落ちていたので木の枝に結わえてきたからとの事。やっぱり落としてきたようです! 
よかったありましたね。 彼女は大慌てで来た道を戻って取りに行ったのでした。 結局随分上まで取りに登ったみたいで・・・
お疲れさ〜ん。 脱いだ衣類は必ずザックの中に入れる事、靴紐はいい加減に締めないことを確認して、さあ再出発しましょう。
ゆるやかに登って・・・                       12:05  平尾山                 
ここからは必ず私がラストを歩くようにして、もうひと登り。  着きましたよ〜 平尾山!
ここからも雄大な景色が広がっています。風も無く、登山者も少ないのでベンチでゆっくりランチタイムの時間です。
美肌ごはん 480円 ニジマスカルパッチョ 750円       東海自然歩道を下る        道端にたくさん咲いていたリンドウ
《道の駅すばしり》で買ったお弁当を広げました。地産地消の美肌ごはんには地元ブランドの豚や鶏肉が入っていて、
煮物や卵焼きもどっさりでどれも絶品。これで480円とは超安いじゃん!。美味しい〜連発でいただきました(*^_^*)。
会費で買えばいいんだからと、奮発したニジマスのカルパッチョもオリ−ブオイルの香りが良くて、
ノンアルコ−ルビ−ルではなくて、ワインと合わせたら最高なんだろうな〜(^。^)y-.。o○。

《道の駅すばしり》に寄ることがあったら、美肌ごはん弁当とニジマスのカルパッチョは絶対にお勧めですよ。
帰りは平尾山から2〜3分戻ったところの分岐から東海自然歩道に入り、その途中の分岐から鳥居のある登山口に戻りました。
14:00 忍野八海 まずは一番人気のエリアから 名水コ−ヒ− 400円
今度は山中湖北側の湖畔をドライブして、R138に戻りました。次はどの紅葉スポットに向かいましょう。
道路標識に忍野の文字があり、『忍野八海って行ったことある〜?。』 4名中、2名が『何それ〜?』って言っていたので、
『それなら絶対見る価値あるにぃ〜。』 とキャプテンの一言で、行き先決定!
広い駐車場に車を置き、パンフレットをもらって一番人気のエリアから散策です。

先ほどまでの登山の静けさとは一転して、「何なの〜この人の多さは・・・(@_@;)」
でもなんて美しい湧き水でしょう。透明感いっぱいの碧い水面、湧き水に揺れる色とりどりの水草、やはり何度見ても美しい。
忍野の名水でいれたコ−ヒ−で一服、まろやかで美味しかったぁ〜(^。^)y-.。o○。  (勿論コ−ヒ−も会費から)
そして、底抜池は忍野八海で唯一有料の資料館の中にある為、私はこの池だけ見たことがありませんでしたが、
「これも会費で入るかぁ〜」
資料館入場料300円 14:55 資料館内にある 底抜池
で、やっと8番目の池《底抜池》が見られました。
入場料300円を支払って中に入ると、大きな池がある静かな佇まいです。さっきまで多くの観光客にあふれていたのに、
何てのどかな世界でしょう!。さすがは有料ゾ−ンでしたね。茅葺きの民家に入ってみると、懐かしいお金の展示もあって、
『これも知ってる〜』って話が弾み、昭和が遠い昔のよう・・・。『やだぁ〜年とちゃいましたねぇ〜。』
茅葺きの家は見た目よりも高さがあって、3階部分まで部屋があり、梯子で登れます。
4階部分は左右に明かり取りの窓がありました。
災難は2度あることは3度あるもので、この4階部分の梁りで頭を強打した○○エさん。
しかし、この後河口湖でもまさかの
4難に遭遇するとは、この時点では
知る由もありません・・・(-_-;)

この資料館の中には大きな池があるの
ですが、忍野八海の底抜池というのは、
見ての通りの小さなものでした。


その後も、その近辺に点在する
忍野八海の散策をして、
すべて八海を回ることができました。

15:20   お釜池
ぐるりと忍野八海を巡って、
山中湖を後にしました。

富士吉田から河口湖方面に入って
きました。

このままR138を走るよりも、
せっかくだから寄り道を・・・

河口湖大橋に向かう道は渋滞していま
したが、やっと河口湖の北側の湖畔道
に回ることができました。
    17:00  河口湖 もみじ祭り                 17:20 もみじ回廊のライトアップ
山中湖ではこの週末からもみじ祭りが始まったのですが、河口湖でももみじ祭りが始まっていたようです。
駐車場からまずはお祭り会場を抜けて富士山の見える湖畔に向かうと、上弦の細長〜い月が富士山の右側に浮かんでいました。 
この周辺の紅葉はまだちょっと早い感じです。

猿回し劇場の駐車場で、お猿さんの多彩な芸を見学した後、もみじ回廊へと歩いてみました。
周辺はライトアップもあり、観光バスや大勢の観光客で賑わっていました。夏ならまだ明るかったのに、日が短くなりました。
車に戻り、指に傷テ−プを貼っている○○エ・・・(-_-;)。 『あぁ〜あ〜!また痛かったねぇ・・・』
もみじ回廊のライトアップ 20:20 藤枝まで戻り 夕食
すっかり暗くなった河口湖を後に一路帰途に着きました。この後の渋滞はなく、焼津まで戻ってきました。
ガソリン代と高速代を清算して、残金でプチ贅沢な夕食が頂けそうです。

昼も美味しいお弁当を食べたのに、『晩ごはんも美味しいものを食べたいねぇ〜』と食い意地の張ったオバサン達の
御用達の食事処はここ 《やま和季》です。  今回も味彩弁当(1575円)でプチ贅沢なご馳走にありつけました。
一日たっぷりと遊んで、食べて、これで一人分の会費が樋口一葉さんが一枚 (*^。^*)。 リ−ズナブルなプチ旅でした。
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