湯の丸山 と レンゲツツジ
2012年 7月 1日 
湯の丸高原周辺を車で走ることがあったけど、湯の丸山に登ることは初めて!。
レンゲツツジの咲く頃に登ってみたいと思っていたので、グットタイミングでした。

もっとも当初の行き先は、有明山。北アルプス燕岳の手前見える
台形の山で、安曇富士・信濃富士・有明富士などの愛称がある山でした。
しゃくなげの咲く時期のようです。前泊したものの、お昼前からは本格的な雨の予報。
上部は急峻な岩場、下部は沢沿いのコ−スの為、危険回避の為行き先を
変更したという経緯です。

今回は山の大先輩達と総勢6名で楽しくお花見をしてきました。
松川から高速道路を使わず最短ル−トで湯の丸高原までやってきました。
今にも降り出しそうな空模様からか、地蔵峠の広い駐車場はまだ混んでいません。
リフトのある草原には牛が放牧されていました。
地蔵峠からスタ−ト
カラマツ林とレンゲツツジ                  草原状の中にアヤメがいっぱい
行きはリフトからではなく、左側の烏帽子歩道を歩きました。すぐにレンゲツツジの花が見られました。
オレンジ色も濃くて、花も大ぶりで見ごたえ充分。カラマツ林も美しく、まだ蕾が多かったけどアヤメもいっぱいありました。
レンゲツツジ
烏帽子歩道               つつじ平への分岐                  烏帽子岳と湯の丸山の分岐
小雨が降り出したので、カッパを着ました。傘をさしても充分歩けます。烏帽子歩道を進むと、つつじ平に向かう分岐を右に見て、
そのまま まっすぐに だらだらと 登ると、鞍部に出て烏帽子岳と湯の丸山の分岐がありました。
こんな天気だから、正面に見えるはずの烏帽子岳は雲の中。展望が無いから烏帽子岳に行くのは止めて、
いよいよ本丸(湯の丸山)に向かいましょう。
ここからは急な登りになりましたが、レンゲツツジも咲いています。 ハクサンチドリや すずらんの花 なども見られました。
振り返ると、時折 雲の合間から
烏帽子岳が見えました。
なるほど・・・烏帽子の形をしていますね。



道端のレンゲツツジは・・・

小雨が当たり、

ほ〜んと、しっとりとして、
ひときわ美しい

(^。^)y-.。o○


湯の丸山                                角間山
湯の丸山 に着きました〜。  岩くずだらけの山頂でした。  登山者は・・・そこそこ居ます。
角間山までなだらかな草地が続いていました。あの山頂まで行けばまた違った景色が見れるかな?
角間山までは、イワカガミやコケモモの花が咲いていました。  再び湯の丸山に戻り、ここからつつじ平へと下ります。
湯の丸山からその方向を見下ろすと、朱色に染まった平らが望めました。   今からが楽しみですね〜!。
こちら側の下りは岩が濡れていて、滑りやすくて歩き難かったです。湯の丸山に登るハイカ−と続々とすれ違いました。

私たちの最年長のRさんは7?歳です。 先頭を下るサブリ−ダ−は、その後ろにいるRさんの事を 8?歳と、
すれ違うハイカ−に伝えていました。その歳を聞いたハイカ−は10歳も年長に見られたRさんを羨望の眼差しで、
『達者ですね〜』と感心してしまうことも多々ありまして!

でもRさん本人は『いえいえ、まだ4?歳』と調子に乗って豪語しているから
『おいおい、そりゃ〜ないだろ!』って呆れてしまいますョ!。
 山慣れした熟年ハイカ−ならではのコミニュケ−ション能力ですネ!。
でもRさん、今朝も山登る前から缶ビ−ル飲んでるし、タダもんじゃ〜ないことだけは確かです。
話が横道にそれてしまいましたが、ここからのつつじ平というのは、そりゃ〜スゴイです。
レンゲツツジをたくさん見たのは、甘利山でしたが、その規模を天文学的に上回ったのがここでした。
『湯の丸高原全体に群生するレンゲツツジは約60万株。
例年、6月下旬には全山があたかも燃え立つような真紅に染まります。』
 という うたい文句が正解だと思うほどすごい数でした。
観光ツア−らしいハイカ−もたくさん、傘を差して歩いていました。
どこを見ても、どこを歩いても満開のレンゲツツジばかりです。
つつじ平が終わると、もうそこはリフトの終点でした。朝はまだ動いてなかったリフトも稼動中です。
リフトも稼動中 リフト横の草原を下る 草原には牛が放し飼い
観光客はこのリフトに乗るだけで、あの広大なレンゲツツジの群落を見れるわけですね。
リフト横の草原を軽快に下っていきましたが、草原には牛が放し飼いされていました。
しゃくなげ(有明山)がレンゲツツジ(湯の丸高原)になってしまった今回の山行ですが、大感動でした。
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