尾瀬沼〜尾瀬ヶ原の ミズバショウ
 2019年 6月8日
 水芭蕉の頃の尾瀬は20年ぶりかな・・・
その時は尾瀬沼散策でしたが、今回は尾瀬沼から尾瀬ヶ原を歩いてみようと思い立ちました。 
 起点からバスタ新宿までは、しずてつエキスプレスの高速バス。
新宿からは、尾瀬直通のバスを予約してアクセス。大清水には早朝の5時ごろに到着しました。
 
 5:15 大清水登山口をスタ−ト      6:15 一ノ瀬休憩所
梅雨時だから、天気予報は曇りや小雨。展望は期待できないけど、水芭蕉が見られればいいとしなきゃ。
最初の1時間は未舗装の林道歩きです。  一ノ瀬休憩所に到着しました。
 
 一ノ瀬から三平峠までは登山道になります。色鮮やかなミツバツツジが咲いています。
 
木道も多く、濡れているから滑らずに慎重に・・・ ところどころにまだ残雪がありました。 
 
7:15 三平峠     7:35 三平下   
 大清水から尾瀬沼に向かうのは、『三平峠越え』がキ−ポイント。 一ノ瀬から登ること1時間で三平峠に到着しました。
そこから下りに転じ約20分。尾瀬沼が見えてきました。
 
尾瀬沼の周辺は水芭蕉がいっぱい。 まさに最盛期って感じです。 
 
 8:00 長蔵小屋
 尾瀬沼と水芭蕉を見ながら長蔵小屋に着きました。 ここまでは、ほぼコ−スタイム通りです。
下山する鳩待峠から乗るバスの発車時刻が決まっているので、それに間に合わせるために休憩もそこそこに出発。
 
尾瀬沼のぐるりと三分の二周ほど歩きます。
いたるところで水芭蕉が咲いていて、テンション上がるぅ〜(^。^)y-.。o○ 
 
尾瀬沼の水芭蕉は、 今まさにちょうど見頃ですね。
 
葉っぱも花も小ぶりで可憐です。 
 
次々に現れる小湿原の木道を歩いて、沼尻へ向かいます。
 ここは雪が解けたばかりのようで、ショウジョウバカマがいっぱい咲いていました。 
 
9:00  沼尻
沼尻の分岐点まで来ました。 これで水芭蕉はしばらく見納め。 沼尻から先は樹林帯に入ります。
 沼尻から尾瀬ヶ原までは、約1時間45分。樹林帯の中に木道が付けられています。
 
白砂乗越までは登り勾配。このあたりでは尾瀬沼に向かうハイカ−と多くすれ違いました。
岩場の登りや残雪も多く、尾瀬全体の中では歩きにくい道。木道は濡れていると滑るから慎重に。
以前ここを歩いたのは 9年前の紅葉の時期。 その時は濡れた木道に湿った落ち葉が乗って、もっと大変だったな。
 
10:35 〜10:55  見晴 下田代十字路 
 尾瀬沼側の沼尻から歩くこと1時間35分。木道の先に小屋が見えてきました。この先が尾瀬ヶ原です。
見晴の無料休憩所でしばし休憩。外にいると肌寒くて、雨が降りだしそうな天気です。
 
さあ、ここから尾瀬ヶ原を縦断します。正面に見えるはずの至仏山は見えません(-_-メ) 
 
燧ケ岳も、もちろん見えません(-_-メ) 
 
尾瀬ヶ原一面に水芭蕉が咲いていると思いきや、部分的に群生しているんですね。 
 
 見晴十字路に近いこのあたりは、ハイカ−の数は多くありません。
ほぼ平らな木道がずっと続いているのが尾瀬ヶ原。  開放感があって歩いているだけで楽しいネ。
 
遠くに水芭蕉の群生地が見えました。 
 
木道と木道の間にはリュウキンカや大ぶりな水芭蕉がたくさん咲いています。 
 
11:25  竜宮小屋 
 見晴 下田代十字路から尾瀬ヶ原を歩くこと30分で、竜宮小屋に到着しました。
 
11:35  ニホンジカの植生被害調査の防鹿柵
 竜宮小屋から歩いてすぐに、網で囲った中に、たくさんの花が咲いている場所がありました。
立て看板を見ると、防鹿柵の中にどれくらいの植物が復元されるかを調査しているようです。
 
防鹿柵の中だけはこんなにたくさん花が咲いていました。 尾瀬ヶ原は鹿の食害が深刻 なんですね。
もうひと月も経つと、ニッコウキスゲが咲く季節をむかえます。 この尾瀬にどのくらいのニッコウキスゲが咲くのでしょうか?
 
尾瀬は広い・・・ まだまだ木道が続きます。木道の木道の間には大きな水芭蕉がいっぱい。
この狭いすき間だけは鹿が食べ残してしまうのかな。 
 
11:50  水芭蕉群生地と至仏山 
 
12:43  湿地帯の水芭蕉 
 巨大な湿原の中には池塘や川も流れています。水の中にも水芭蕉が咲いています。
 
 水中花の水芭蕉
 
山ノ鼻が近くなると、水芭蕉の数もハイカ−の数もぐっと増えてきました。 
 
ショウジョウバカマ と 水芭蕉の大群落 
 山の鼻が近づくにつれて、水芭蕉もいっぱい。 
至仏山の麓にある研究見本園の遊歩道にもたくさんのハイカ−が歩いています。
 
 
12:52  尾瀬ロッジが見えてきました。 
 鳩待峠から山の鼻に往復する観光バスのツァ−は、尾瀬ヶ原での滞在は2〜3時間でしょう。
山の鼻周辺ではたくさんの水芭蕉が見られるから、尾瀬ヶ原の入口だけでも楽しめると思いました。
 
12:55  山ノ鼻小屋 
 尾瀬ヶ原の縦断も終わり、 山ノ鼻に到着しました。 ここまでで、大清水から歩くこと7時間45分でした。
ハイカ−がたくさん歩いている研究見本園まで行きたいこころですが、 
予約してある尾瀬ー新宿直行バスの集合時間が14時40分なので、間に合わないと万事休す。
 
13:15    ゴ−ルの鳩待峠に向かう途中にも水芭蕉の群生地がありました
 山の鼻から、鳩待峠までは、コ−スタイムで1時間20分です。 ハイカ−で大混雑の山の鼻から13時に出発。
 ゴ−ルの鳩待峠までは登り勾配。 この道はかなり整備されていて、以前よりもずっと歩きやすくなっていました。
 
14:00 鳩待峠に下山    14:40 新宿行きのバスに乗車 
 登り勾配の道でも、道が整備されたせいか、1時間20分かかるつもりが1時間で鳩待峠に着くことができました。 
時間に余裕があったので、着替えも済まし、お土産まで買えました。あとはバスの中でひと眠り・・・
 
19:30 新宿に到着     この後、しずてつエキスプレスのバスを待ちます 
関越道は渋滞もなく、定刻通りに新宿に着きました。 
このあとに乗る 高速バスまでの発車時間まで 2時間近くあったので、新宿の街を迷歩しました。 
スマホのグ−グルマップで歩いても、地下道・陸橋で迷子状態・・・やっぱり都会は嫌いだ〜〜〜(-。-)y-゜゜゜
 
麺屋武蔵  武蔵ら〜めん 1150円   バス待ちの間に 腹ごしらえ 
ラ−メンを食べようと、選んだお店はここ。   かつお節、煮干しの「魚介系スープ」がまず香ります。
 鶏ガラと豚骨などの「動物系スープ」でぐっとコクもアップして、かなり旨い。
超厚切りチャ−シュ−も絶品でビ−ルにぴったり。歩き疲れた身体に染みわたる美味しさ。
そして、縮れた平打の極太麺がボリュ−ミ−で、お腹いっぱいだぁ〜(^。^)y-.。o○

後は、バスタ新宿から21時25分発の高速バスに乗って、清水のバス停バスに24時20分に到着。
無料駐車場に置いたマイカーに乗って、25時ごろに自宅に到着しました。
 
 
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