秋田駒ケ岳  森吉山   海里
 2021年6月25日(金)〜6月27日(日)
JR東日本の大人の休日倶楽部パスが始まりました。
今回のメインテ−マは海里に乗車。そして梅雨時が最盛期の東北の花の名峰を登ること。
 
627日(日曜日) 秋田駒ケ岳        626.(土曜日)  森吉山
 
 
東北4日間で15,270円 。指定席は6回までとれます。

木曜日の放課後活動からスタ−ト。青森駅に着いたのは6月24日(木)の午後10時過ぎ 、
駅近のアパホテルに素泊まり4100円也。
 

6月25日(金)   青森のっけ丼・ワラッセ・海里

 
青森の朝は魚菜センターから♪  のっけ丼が食べられるのは朝の7時からです。
 
 まずは市場をひとまわりして、海鮮ものをリサ−チ。売店でチケット(1500円)を買って、
市場をもう一回り(^_-)-☆ 
出来ました♪わたしの のっけ丼これが食べたくて青森に来たのだ。
 
青森駅近くのベイエリアをお散歩。遠くに見えるフェリ−は函館に行くのかなあ?
手前のフェリーはすでに引退した 青函連絡船の八甲田丸。見学できます。 
 
4月にバックカントリ−スキ−で行った八甲田山も見えました。でも今回は登りません。 
 
9時ちょっと前にホテルをチェックアウトして、ワラッセに行きました。
去年に引き続き、今年のねぶた祭りも中止になってしまいました。 
 
昨年のねぶた祭りもコロナで中止になっていたので、1年前のねぶたは存在しません。
唯一の新作は、青森ねぶたのねぶた師が総動員した合作ねぶたです。
 
コロナでねぶた祭りが中止になったことで、クラウドファンディングで完成したのだそうだ。
今日のワラッセはこの合作ねぶたを見ることがメインでした。 
新作の大型ねぶたは来年夏まで待たないと。
 
 こちらは2年前の最優秀賞のねぶた。竹浪比呂央さん作成
 
2年前の優秀作成者賞のねぶた、若手女性ねぶた師の北村麻子さんの大型ねぶた 
 ワラッセには約20分の滞在でした。この後は青森駅に向かい、9時35分の電車に乗って新青森へ・・・。
 
 酒田駅到着 14時28分       酒田から15時発の海里に乗車します
新青森から9時53分の『はやぶさ』に乗車し盛岡へ〜
盛岡駅で山の荷物をコインロッカ−に預けて10時57分発の『こまち』へ乗車し秋田へ〜
秋田から13時発の新潟行きの『いなほ』に乗って、酒田駅に着いたのは14時28分でした。

今日のメインメニュ−は酒田駅がスタ−トですが、
おときゅうは新幹線も乗り放題だから、その前に青森でのっけ丼を食べに行ったという、欲張り企画(^_-)-☆  

 ちなみに、青森→酒田を新幹線と特急を利用すると13000円
 
何となく続けてる観光列車に乗ろう』ですが、
何度かチャレンジしたけど、
いつも指定席が取れなかった[海里]についに乗車することができました。
 
ついに憧れの 海里に乗車します   下段がコンパ−トメント席。4名掛けですがシングルユ−ス
 しかし、海側二人掛け座席の窓際席『A席』は1ヶ月と一週間前にネット申し込みしたけど、取れず・・・。
あきらめきれずに相席を覚悟で、4人用のコンパートメント席『A席』は取れたのです(^。^)y-.。o○

海里は指定席券が必要ですが、指定席券はインターネットで自腹購入。
相席を覚悟していたコンパートメント席はラッキーなことに、シングルユースでした。

 
海里の里は田園風景だね。庄内平野と鳥海山。 
 
 海里の魅力は、お弁当も(2100円)
こちらは事前予約して、バーチャル券をゲットし、乗車したらお弁当と引き換えるシステム。
庄内の郷土料理満載の豪華なお弁当を車窓を見ながら楽しむよ。
 
 生ビールは車内販売の新潟限定サッポロ生ビール、風味壮快ニシテ。
新潟に行ったら必ず飲む、爽やかでキレのある軽めのビールです。
今や、新幹線も車内販売が無いご時世なのに、観光列車ではお弁当や飲み物も楽しめる♪♪♪
缶ビールはコンビニで調達したもの。海里は『走る居酒屋』になりました。(笑)
 
[海里]の海、日本海が見えてきた。
 
  笹川流れの景勝地は速度を落として走行します。 
 
 4:55〜17:15  桑川駅にある道の駅で、下車観光タイムもありました。
このあたりで精製している塩を使った、日本海ソフトクリ−ムは海里特製仕様♪
 
17:43   やがて、越後平野の田園風景になりました。、
 
18時20分、 阿賀野川を渡ると新潟駅はもうすぐです。18時31分、新潟駅に着きました。
約4時間の海里の旅でした。海あり、田んぼあり、グルメありの贅沢な旅でした。

でも今日はまだまだ乗り鉄が続きますよ〜(笑)  今宵は盛岡に泊まります。
まずは「とき」で大宮へ・・・大宮から「はやぶさ」で盛岡まで・・・
この移動だけで21000円もかかります・・・こんな大名移動できちゃうんだから、おときゅう様々です。 


22時27分、やっと盛岡駅に到着。コインロッカ−の荷物を持って、盛岡ニュ−シティホテル(3600円)に一泊
 
森吉山 

626.土曜日  森吉山 田沢湖高原温泉泊

 盛岡駅近のビジネスホテルに着いたのは午後10時40分だったのに、翌日の出発は5時。
晴れたから秋田の花の名山・森吉山に行ってきま〜す。
 
5:20発 盛岡駅から田沢湖線に乗り角館へ   6:33発 角館から秋田内陸縦貫鉄道に乗車 
盛岡から始発の田沢湖線に乗って角館へ。角館から秋田内陸縦貫鉄道で阿仁合駅へ。
秋田内陸縦貫鉄道はJR線じゃないから別途料金ですが、ワンデーパスなら格安で特急にも乗れる。
きっぷは1500円ですが、今は2割引で
1150円とますますお得でした。 
 
7時48分 阿仁合駅に到着  8時20分 森吉山周遊タクシ−に乗車   8:45着 阿仁スキ−場
阿仁合駅では無料で手荷物を預かってもらいました。うれしいサ−ビス。
それから前日予約しておいた乗り合いタクシー(片道1100円)に乗って阿仁スキー場に向かいました

阿仁スキー場の看板犬は、もふもふの秋田犬。 

 
9時始発のゴンドラはすでに順番待ち。 
タクシ−でもらった割引券でゴンドラ往復券(1600円)を購入し、ゴンドラに乗って山頂駅に着くと、ここが登山口。 
 
 ゴンドラで、かなり上まで運んでくれるから、歩き出し早々から花だらけ。
マイヅルソウ、ショウジョウバカマ、オオバキスミレ、エゾツツジ
 
ウラジロヨウラクツツジ・イワカガミ・ハクサンシャクナゲ 
 スキ−場のゴンドラを利用できるから、登山者も多いです。梅雨時ですが、晴れたからラッキ−♪
 
おぉぉぉ〜・・・ 咲いてました。 シラネアオイさま 
 
 咲きたてで美しい
 
ニッコウキスゲも咲き始め
 
 みずみずしいね。
 
エゾツツジ    登山道にはずっと花だらけ。 ゴンドラのおかげです。
 
稚児平のチングルマは終盤でした。綿毛も一興(^_-)-☆ 
 
チングルマ・コバイケイソウ    11:00 森吉山 山頂 
どこを見ても、どこを歩いても花だらけで、あっという間に森吉山山頂に着きました。
まだ時間があるので、山人平まで行ってきます。 
 
 ぐんぐん下って、残雪もあったりして、湿原に出ました。  あらら、ヒナザクラさん一年ぶり。
 
コバイケイソウも咲き始めで、いい色してる。  チングルマヒナザクラもいっぱい咲いている
 
アオノツガザクラは大きな株でお見事です。    融雪直後の草地にはショウジョウバカマがいっぱい
 
 山人平の手前にはチングルマの大群落。 良かったぁ〜
 
 11:44  山人平

ここまで来た甲斐があったよ〜(^。^)y-.。o○
  山人平で折り返して再び森吉山に登り返します。
 
 13:50 山頂駅のコバイケイソウは見事でした。
 
14:00 帰りのゴンドラはキティちゃんでした。   15:05着 阿仁合駅スキ−場

14時15分ごろにゴンドラ乗り場に着いて、14時40分に発車する周遊タクシ−を待ちました。
約25分で阿仁合駅に到着。手荷物を受け取り、この後は秋田内陸縦貫鉄道で角館に戻ります。
 
15:28発 阿仁合から 急行もりよし(角館行)に乗車 
帰りの秋田内陸縦貫鉄道は急行列車でした。なんと最近走るようになったようで、ピッかピカ
笑号と縄文号が連結され、観光アテンダントさんも乗っていて沿線の観光案内までしてくれて、
乗り鉄としてはテンション上がる〜
 
米どころ秋田らしく、沿線には田んぼアートが見られました。  16:35着 角館 
 
18:00着   温泉民宿 はるかぜ  一泊夕食&朝弁当付き入湯税込み 7350円
 角館駅に着き、JR線に移動。こまちにちょい乗りして田沢湖で下車。
田沢湖駅前のバス停から17時20分発の乳頭温泉郷行きのバスで田沢湖温泉郷で下車しました。

今宵は温泉民宿に泊まります。


宿に着き、まずは温泉タイム♪ 湯の花がたっぷりの濁った温泉で登山の疲れも吹っ飛ぶね。
19時からは楽しみだった夕食タイム。秋田名物のきりたんぽ鍋は熱々出来立て。
きりたんぽは今日女将さんが手作りしたので、食感も味も最高です。正統派のきりたんぽが食べられて幸せ


ここに泊まればみなさんもお解りだと思いますが、翌日の日曜日は秋田駒ヶ岳に行ってきます。
 
秋田駒ケ岳 

627日(日曜日) 秋田駒ケ岳 

 627日、日曜日。天気予報は良くなって今日も晴れた。
秋田駒ヶ岳に登ったら、今日のうちに帰宅します。大人の休日倶楽部パスありがとう。
 
6:01発 アルパこまくさ から駒ケ岳八合目行きバスに乗車(630円)  6:26着 登山口
 宿から歩いて5分のアルパこまくさから一番のバスで8合目へ。
八合目の小屋のコインロッカ−(200円)に不要な荷物を入れて、6時45分
から歩き出しました。
 
行きはシャクナゲコ−スから焼森に向かいます。歩き出しから花だらけ。 
イワカガミ・サンカヨウ・ミネザクラ・・・
 
7:28 稜線に上がると、一面にキスミレの大群落が表れました。

秋田駒ヶ岳の今の旬はこれ♪♪♪  すご〜い(^。^)y-.。o

 
7:38 焼森から男岳と男女岳。  右側の男女岳が秋田駒ヶ岳の主峰。 
 
砂礫に咲くのがキスミレとコマクサ。大焼砂を下るうちに、キスミレは終盤に。
 
 8:04 大焼砂の稜線と 眼下にム−ミン谷
 キスミレ越しのムーミン谷には、ハイカーの姿も見えます。時々歓声が上がってる
期待できそ〜。
 
 おっと、キスミレが終りごろになると、女王さまが
 
 コマクサも咲き出してます。  キスミレの大群落をよく見ると、砂礫の中に点々とピンク色
 
 女王さま、君臨
 
 しばし、女王さま
 
 8:45  さてと、ここからいよいよムーミン谷へと降りていきます。
 
おおぉぉぉ〜これは見事   チングルマ満開 
 
しばし、チングルマ 
 
ずっとずっとチングルマ・・・ 
 
ムーミン谷の熊目撃情報を気にしていたけど、歩くひとも多いから、今日は大丈夫だ〜。 
 
小さな白い花。ここでもお会いできました。 
 
東北でしか見られないからね〜。ヒナザクラ・・・可愛い(^。^)y-.。o○。 
 
9:00  ずっとずっと続く、木道の先にあるのは、登り返しの急な坂。 
 
9:14  でも、その前にシラネアオイが見られるのが嬉しいね。 
 
9:20   さて、頑張って登るヨ(^_-)-☆     でも、まあ花はずっと咲いてるから。 
 
花を見ながら、ガレガレの急坂を登りきると、やっと鞍部に上がりました。 
 
9:53    鞍部から、男岳に登ります。ムーミン谷があんなに下になっちゃった。 
 
 10:05  男岳に到着   田沢湖も見えます。
 
10:25  阿弥陀池に降りてきました。 
 
木道脇にはムシトリスミレがたくさん咲いています。   阿弥陀池を半周歩き、男女岳にも登りましょう。 
 
10:50 秋田駒ケ岳(男女岳)

前回登った時は天気がイマイチで、展望は無かったけど、今日は360度見渡せる。
でも、どれが何て山かは、全然わからないや 
 
11:10  阿弥陀池の周辺でランチタイム。
宿の朝食用のお弁当を広げました。車の運転が無いから、缶ビールも飲もう・・・第3だけど 
 
11:30  新道コースで下山します。    12:22 八合目登山口に下山、お疲れさま。

昨日の森吉山の花も素晴らしかったけど、秋田駒ヶ岳はもっともっともっと、凄かった


12時55分発 駒ケ岳八合目からアルパこまくさ行きのバス(630円)に乗って13時20分着。

田沢湖駅行きのバスを待つ間に、ここで温泉に入り、缶ビ−ルでひと心地(^_-)-☆

14:30発 アルパこまくさ→バス(630円)→15:04着 田沢湖駅
15:12発 こまち(東京行き)に乗車→18:04着 東京 ・・・ 

この後は、東海道線に乗って帰宅は夜10時過ぎでした。
今回は東京から東北方面の新幹線や特急に豪勢に乗り鉄して、通常の運賃の総額は8万円ほど。
大人の休日倶楽部パスは 15270円だから、差し引くと65000円もお得になりました。
 
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