FDAで熊本空港  祖母山・阿蘇山・高千穂めぐり
 2021年10月21日(木)〜24日(日)    

FDA
が熊本便を再開したので、格安にチケットをゲットして計画。
阿蘇中岳も登るつもりだったけど、数日前に噴火して立ち入り禁止だよ
・・・。

初日は午後5時半すぎに熊本空港に着いて、阿蘇の内牧温泉に一泊。翌日は御新規100名山の祖母山へ。
その後は高千穂に泊まって、アフター登山を楽しみました。

三日目は高千穂観光と臼杵までドライブし、熊本に一泊。最終日は阿蘇周辺をめぐって山歩き。 

10月21日(木)  静岡空港から熊本空港へ   内牧温泉泊

 
15:50発 静岡空港からFDAで熊本へ 17:30着   レンタカ−で内牧温泉へ  19:30着
 熊本空港でレンタカ−を借りて、ナビを内牧温泉にセットして出発。内牧温泉へは30kmほどで1時間弱。
内牧温泉の手前のスーパーで晩酌グルメを買い込み、阿蘇五岳ホテルにチェックイン。

ここは源泉かけ流し温泉のビジネスホテル。寝るだけだから、これで充分。一泊6000円。
温泉の後は部屋飲みタ〜イム♪  
このローストビーフは絶品でした。 フツ−に国産(もちろん熊本産)で、格安♪♪♪

10月22日(金)   祖母山・高千穂夜神楽・高千穂泊

 
7:30発 内牧温泉     8:45着 神原登山口 9:00 出発
翌朝、内牧温泉は一面霧に包まれていて、早々に車を運転する気にはなれず、まずは朝風呂へ。
その後、7時半ごろにチェックアウトして出発。 阿蘇のすそ野をドライブして
大分県竹田市に入り神原登山口に着きました。9時、神原登山口からスタート。 
 
祖母山の登山ル−トは主に3箇所あり、ベストシ−ズンはアケボノツツジが咲く4月後半でしょうが、
その時期に登るのは、仕事している今は難しいので、紅葉のいいコ−スを選んだらここからでした。 
 
序盤はハイキング気分。 木の説明書きもあり、なだらかで道も整備されています。
 
 9:40 歩き始めて40分ほどで五合目小屋に到着。 ここらへんもハイキング気分。
 
五合目小屋から木の階段を登ると、道はだんだん険しくなっていきました。
尾根道沿いの登山道でなかなか急峻です。紅葉もぼちぼちいい感じです。 
 
 11:25 国観峠
急な斜面はロープあって、雨でぬかるめば滑りそう。下山はお助けロープにお世話になりました。
中盤からの激登りを頑張って、国観峠に着きました。前方に祖母山の頂きが見えてます。
かたわらにはお地蔵さんが見守ってくれています。
ここで宮崎県側の北谷登山道が合流していました。 
 
国観峠から先は、岩まじりの急な登りの連続でした。山頂が近づくと雲の中に入ってしまい・・・ 
 
12:10 祖母山頂  山頂部分はガスっていて展望無し。残念  

初めて登った祖母山。ここからどんな山が見えるんだろうと期待していたのですが、360度五里霧中\(◎o◎)/!
山頂を早々に退散です。下山中に一時雨・霰に見舞われて、お助けロ−プに足元を助けられました。

13:15 国観峠ー14:40 五合目小屋ー15:10 神原登山口
 17:15 大和屋に宿泊 一泊朝食付きで 7700円     18:10 酒屋 無我夢中
ナビを高千穂にセットし、後は山合いのくねくね道を対向車に注意しながら進みます。
山の中は県道なので、対向車は少ないけど、山の中の道って九州はいっぱいあるなぁと実感。
祖母山高千穂側の登山口の北谷登山道の標識も見て、53km、1時間15分で高千穂に入りました。

高千穂神社と繁華街が近い宿に予約を取り、まずはお風呂へ直行。
登山モ−ドから観光モ−ドに気分一新・・・。   
さてと、居酒屋に行こう♪
 
馬刺しに、串焼きに明太子入り玉子焼き 。生ビ−ルと木挽をロックで・・・幸せ(^。^)y-.。o○
郷土料理+生ビ−ル2杯と焼酎1杯=しめて4160円。 ご馳走さま(^。^)y-.。o○
 
高千穂神社で、夜神楽タイム20時〜21時、1000円   「手力雄の舞」 「鈿女の舞」   

夜神楽の季節以外にも「高千穂の夜神楽」を楽しめるのが
「高千穂神楽」です。
各集落の神楽の舞手が交代で奉納する本格的な舞が見られます。高千穂に来たら絶対に見たい(今回が2度目)。

高千穂神社境内の神楽殿で毎晩20時より1時間、三十三番の神楽の中から代表的な4番
「手力雄の舞」「鈿女の舞」「戸取の舞」「御神体の舞」を公開しています。
 
「戸取の舞」      「御神体の舞」 
 今年も11月からは夜神楽のシーズンですが、観光客は入れないで、町内だけで開催されるようです。

「戸取の舞」の手力雄は、舞手は高校3年だって。
御神体の舞のイザナミの面。見ているだけで、ほっこり幸せになれます。

 10月23日(土)  国見峠・高千穂神社・高千穂峡・臼杵石仏・熊本泊

 
 6時20分 国見ヶ丘
朝は早起きして、宿から車で国見ヶ丘へ。土曜日だからか、駐車場はほぼ満車。日の出の時間に集まってきます。
 
雲が多めで、無風で寒くない朝。雲海は期待できないけど、360度の大展望が広がっています。

阿蘇五岳の山頂だけ雲が乗ってる。 前日登った祖母山方面も雲が多めでした。 
 
7:10 高千穂神社 
 神話の里、高千穂は見所いっぱい。国見ヶ丘からの帰り道に高千穂神社へ参詣。 
この神社の隣に、高千穂神楽が見られる神楽殿があります。
 
7:30  宿の朝食 どれも素材や味付けがよくて、とっても美味しい。一番は郷土料理の冷や汁でした。  
 
 8:50  高千穂峡 真名井の滝  (駐車場500円)
ゆっくりと宿をチェックアウトして、向かった先は、近くにある高千穂峡。

高千穂峡は、その昔阿蘇火山活動の噴出した火砕流が、五ヶ瀬川に沿って帯状に流れ出し、
急激に冷却されたために柱状節理のすばらしい懸崖となった峡谷。

高千穂峡は、朝早くからボートが渋滞中でした。 峡谷の岩肌に特徴があります。
 
 10:00 天岩戸神社
 古事記・日本書紀には天照大神(アマテラスオオミカミ)は弟の素戔嗚命(スサノオノミコト)の乱暴に怒り、
天岩戸に籠もられた事が記してあり、その天岩戸を祀る神社と伝えられる。


御神体である「天岩戸」は西本宮から拝観することができます。
 
 10:25 天安河原
天岩戸神社西本宮から岩戸川に沿って徒歩で約15分で、天安河原です。
天照大神(アマテラスオオミカミ)が岩戸にお隠れになったさい、天地暗黒となり八百万(やおよろず)の神が
この河原に集まり神議されたと伝えられる大洞窟。
 
前回の訪問の時は大雨で川が増水していたため、この洞窟には行けなかったから、初めての風景でした。 

いつのまにか祈願を行う人たちの手によって石が積まれていくようになり、
今では無数にある積まれた石が天安河原の神秘的かつ幻想的な雰囲気を一層引き立てています。
 
 13時20分  国宝 臼杵石仏(摩崖仏) (入場料500円)
高千穂での滞在もほぼ満足できたので、まだ時間もありそうだから、思い切って、
大分県の臼杵へ向かいましょう。 移動距離は約130km。所要時間は2時間半ほどでした。
 
 以前から気になっていた臼杵石仏にご対面です。 

国宝臼杵石仏(磨崖仏)は、平安時代後期から鎌倉時代にかけて彫刻されたと言われています。
誰がどのような目的で造営したのか、はっきりとしたことは分かっておらず、
今もなお多くの謎に包まれています。

 
石仏群は4群に分かれ、地名によって、ホキ石仏第1群(堂ヶ迫石仏)、ホキ石仏第2群、
山王山石仏、古園石仏と名づけられています。
※ ホキとは、「がけ」という意味の地名です。
それぞれに傑作秀作ぞろいであり、
表情豊かな御仏の姿は、みる者の心にやすらぎをあたえてくれます。
 
 
古園石仏群の入口にある2体の金剛力士立像 
その規模と数量において、また彫刻の質の高さにおいてわが国を代表する石仏群であり、
平成7年6月15日には
磨崖仏としては全国初、59体が国宝に指定されました。 
その後、平成29年9月に古園石仏群の入口にある2体の金剛力士立像が国宝に追加指定され、
現在は61体すべての磨崖仏が国宝に指定されています
 
 古園石仏 大日如来像
古園石仏では、永らく頭部だけで親しまれていた大日如来も、保存修復工事が行われ一体のお姿に復元。
 
 14:20  臼杵城址    14:40 城下町
はるばる臼杵まで来たので、 臼杵城址なども見てきました。城下はJR臼杵駅近くにありますが、
臼杵摩崖仏は駅から離れているために電車旅ではひと手間です。だからレンタカ−で行けてよかった。
 
 臼杵駅近くに停めた車に戻って、熊本市内のBHのナビをセットして午後3時前にレッツゴ−。
120kmで所要時間は2時間40分・・・。竹田までは無料の高速が使えてあっという間。
しかし阿蘇を抜けて、熊本が近づいてくるとすごい渋滞\(◎o◎)/!。 


抜け道も知らないし、ただその渋滞の中に埋もれて、
BHが近づいても真っ暗だし、車だらけだし、迷走して辿り着けない。
午後6時45分。やっとチェックインできた。
 臼杵を出発してから、4時間近くもかかってしまった。
 
 
 19:30 天草 牛深丸SAKURA MACHI店   上記ご馳走と、生ビ−ル2杯で 3850円
ホテルの部屋に落ち着き、運転も疲れたけど、のんびりしている時間も無い・・・。
熊本の繁華街までは歩いて10分ほど。大きなア−ケ−ド街もあり、
夜の街はけっこう人が出ていて、やっと日常が戻ってきたんだなぁと実感しました。

今回選んだお店は 最近できたSAKURA MACHI Kumamoto の中にあるお店です。
おひとりさまでも安心のお値段と地物のご馳走。

本場熊本の馬刺しは美味しかった(^_-)-☆  牛深直送の鮮魚で握るお寿司も大満足

 10月24日(日) 熊本城・根子岳・白川水源

 
 7:10〜7:30 熊本城
 まずは熊本城に朝散歩
熊本城特別公開は9時からなので、今朝は周りを見ただけです。
 
 
 7:30 加藤神社
 慶長12(1607)年、茶臼山と呼ばれた台地に加藤清正が熊本城を完成させました。
以後、熊本城は400年に亘る日本の様々な歴史の重要な舞台となっていきます。
 
加藤清正神社から見る熊本城は威風堂々 
 
大天守と小天守  
 大天守と小天守。震災直後はよくぞこれでも建っていてくれたという悲惨な状況から、
今は見事な復活を果たしてました。

熊本城は広大な敷地なので復元事業はまだまだですが、この姿に戻った大天守が見られて嬉しかった

 
 9:50 大戸尾根登山口
 熊本からほど近い阿蘇へあそびにいこう。
水曜日に阿蘇中岳近くで噴火があったので、
今は通行止め箇所が多く、五岳で唯一登ることができる根子岳・東峰に行ってみることに。
 
牛が放牧されているので、バリケ−ドを開けて登山道に入ります。 
わりと急な尾根道で、粘土質なので雨だとぬかるむだろうな・・・。急傾斜の箇所にはロ−プが下がっています。
 
 ほぼ花も終わりでしたが・・・。
 
紅葉もボチボチ。  天狗岳の岩峰と、ギザギザな根子岳西峰方面
 
11:30  根子岳、東峰からの阿蘇連山 山頂は広くありません。
 
根子岳の西峰はギザギザなピークで、天狗岩が圧倒的な存在感です。
高岳の向こうに噴煙が上がってました。中岳はここから見えてないと思います。 
 
 お〜〜〜(^.^)/~~~。 嬉しいね〜♪
雲の上に金曜日に登った祖母山の山頂部分が姿を現しました

12:50 大戸尾根登山口に下山
 
 13:40  白川水源    環境保全協力金として高校生以上/100円、
 
南阿蘇の名水。湧水池の下から水が湧いているのが見えました。 
 
14:20 まだ時間があるので、白川水源から 阿蘇パノラマラインで阿蘇の懐に近づいてみることにしました。
この先、道路は草千里ヶ浜に続いているけど、ここで通行止めでした。
 
 パノラマ写真を撮ってみたけど、迫力ないなぁ〜。 実際は圧倒的にスケ−ル大きいのに・・・
 
鞍部から噴煙が上がっているのが見えました。 
 
14:26 通行止めの標識の横に広がる牧草地では、ごくごく平和に赤牛が放牧されていました。 
 
15:00   南阿蘇道の駅 『あそ望の郷くぎの』 から見た阿蘇五岳。

一番右端の雲がかかった山が、今日登った根子岳でした。
 
16:45 熊本空港でラ−メン       18:10発 熊本空港ーFDAー19:35着 静岡空港
16時ごろにレンタカ−を返却。 走行距離は400kmほどで、ガソリン代は3500円。高速利用は無しでした。
空港の食堂で、九州最後のモグモグタイム♪  まだラ−メン食べてなかったからね。

FDA機、行きは9000円、帰りは12000円+燃料特別付加運賃1200円=合計 22200円。
搭乗率は、行きも帰りも半分ぐらい。 帰りの飛行機の出発が午後6時だから、最終日も一日観光できるのが魅力でした。
 
 
 
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