白馬岳〜雪倉岳〜朝日岳
 2023年7月27日(木)〜29日(土)

727()28()に、ちゃっかり夏休み休暇をとり、
2泊3日で本気の北アルプス(わたし的に)をソロで頑張ってみました。

北アルプスの中で最も花が多いと勝手に思っているエリアに、登山目的ではなくて、そこに花があるから(^_-)-☆

 
 

7月27日(木) 蓮華温泉から白馬岳 

 
 5:10発 蓮華温泉ロッジ
 前日は道の駅小谷まで行って、車中泊。 27日のまだ暗いうちに蓮華温泉に向かいました。
早朝、蓮華温泉の登山口をスタート。蓮華の森には、シロバナイチヤクソウやキヌガサソウが咲いてます。
 
7:20着 天狗の庭
2時間ほど登ると天狗の庭に出ます。天狗の庭での楽しみは   
 
... 今年もありがとう(^。^)y-.。o○ 
 
天狗の庭で展望が開け、明日から明後日に歩く山が見えています。 
 
 9:00 白馬大池
 白馬大池に着きました。快晴無風で、日向にいると暑いくらい。
チングルマやハクサンコザクラ、タテヤマリンドウ、アヤメなどなど・・・。
 
 次のピークはあそこに見える小蓮華山。う〜〜ん・・・まだまだ遠いぞ。
でも百花繚乱の稜線歩きはとっても楽しい。
コマクサ、チシマギキョウ、ミヤマタンポポ。
 
12;00  小蓮華山 に着く頃はガスが多くなりました。先を急ぎましょう。
 
歩き進めると、花の種類がどんどん変わるから、なかなか前に進めませ〜ん

ハクサンイチゲ。ミヤマダイコンソウ、
アオノツガザクラ、
タカネヤハズハハコ、チシマギキョウ 
 
 13:10 やっと三国境 です。 ここから白馬岳までラストスパ−ト。
 
 14:10  白馬岳
 この稜線にはウルップソウが凄く多かった。(花ほとんどが終わりがけですが、)
色とりどりの花が見られて、物見遊山で白馬岳に到着。高低差1640mの登りを頑張りました。
ウサギギク、ミヤマアズマギク、
 
 14:35 白馬山荘着        17:40 宿の夕食     19:00 サンセットタイム♪
今日は白馬山荘に泊まります。白馬登山の時は、いつも白馬岳頂上宿舎に幕営でしたが
体力に不安なお年頃になり、諭吉さんを何人も連れてきました。
メシ付き(夕食と弁当)に二畳個室のVIPルーム。 大奮発ですがこれでストレスなく泊まれます。
一泊夕食+お弁当で15000円。 二畳個室が4000円。 缶ビ−ル(ロング缶)1000円也

夕食前はテラスでビ−ルタイム♪。 夕食の時間もビ−ルタイム♪。 夕食後はテラスでサンセット。
白馬山荘泊まりならではの、快適で充実した時間を過ごせました(^。^)y-.。o○。
 
 

7月28日(金) 雪倉岳〜朝日小屋

 
 4:35 白馬岳
翌日は、3時ごろに起き出して、でも個室だから周りに気を使うことなく過ごせます。
トイレ、洗面も近くにあるし、テント張りや撤収の労力もありません。なんて快適!。

小屋泊まりを選択した理由は、三日間とも長丁場だし、ゆっくりと花を見たり撮影するのに
重たい荷物では辛くなったから。

4時過ぎに山荘を出て、再び白馬岳へ向かいましょう。朝焼けが始まっています。
 
 
4:50 小屋泊まりだから楽々、ご来光に間に合ったわぁ〜(^。^)y-.。o○ 
 
白馬三山(杓子岳・白馬槍)に日が当たりました。 立山連峰や剱岳にも朝が来ました。
 
5:20  さあ、2日目が始まりました。

白馬岳から、三国境まで戻ります。

 
 今日歩いていく山々が見えます。
白矢印が雪倉岳。

5:55 着  三国境
 
 ザレ場に咲くコマクサを見ながら下り、ちょっと平らに。 花だらけ(^。^)y-.。o○
 
 鉢ヶ岳の南側を巻く道には、たくさんの種類の高山植物も多く咲いています。
以前は雪渓をトラバ−スしたけど、今回は、雪渓は消えていました。
ミヤマキンバイがいっぱい。
 
黒ザク道には、ミヤマムラサキが至るところに咲いています。 
 
8:00   雪倉岳避難小屋
 雪倉岳避難小屋から、雪倉岳まではずっと登りの道です。
でも道の両脇には目移りするぐらい、次々と花が咲いてるから登っていても楽しい。

タカネイブキボウフウ、タカネスミレ、タカネバラ
 
 今回、このエリアに来たかったのは、 
この子が大好きだから(^。^)y-.。o○
 
 9:10 雪倉岳
 三日間とも長丁場なのに道草三昧で、かなりのスローペース。
でもこれでいいのだ。三日間思う存分、山もお花も楽しむのだ。

雪倉岳に着いた頃は、あちこちに雲がわきだしました。
ここで小屋で受け取ったお弁当タイム、あ〜楽ちんだ〜。
 
雪倉岳からは、ぐんぐん、ぐんぐん下っていきます。下りの道でものろまですよ〜。
あっちキョロキョロ♪ こっちもキョロキョロ♪♪ だって花ばかりなんだもん。
 
ミヤマムラサキ
三日間ともた〜くさん見させてもらいました。 
 
 かなり下ったけど、まだ下るね。
最低鞍部まで下り、前方に見えている赤男山を左方向から巻いていきます。
巻き道も見えていますね。
 
シロウマアサツキも出始めました。
この花は雪倉〜朝日でよく見られます。 
 
12:30  水平道分岐 
巻き道が終わり、朝日岳直登ルートと水平道の分岐に出ました。
雪解けが遅いエリアには、
キヌガサソウがいい感じ。

名前だけの水平道って承知で、今回も水平道へ。
長丁場のラストに試練が待ち構えているんだもん。(今日も明日も)

 
 14:35  草原に立つ朝日小屋が見えると幸せ〜。 『あぁぁぁ〜もう歩かなくていいぞ-〜。』
 
 14:45着 朝日小屋   幕営2000円   笹寿し1個 400円  缶ビ−ル 1本 650円
朝日小屋は満室で泊まれませんでした\(◎o◎)/!。3〜4日前に予約しようとしたら満室・・・。
小屋泊の方に聞いたら、一か月前の予約開始日にすでに満室になったようです。

だから、残念ながら今回もテント装備だけは担いでいます。調理は止めて軽量化。
朝日小屋名物の笹寿司が晩酌のお供です。

小屋前のベンチで、道中知り合った人達やお隣テントの方と楽しいひととき。
午後7時・・・日本海に夕日が落ちました。 
 

 7月29日(土) 朝日岳〜蓮華温泉

 
5;00 朝日小屋出発         5:45 木道の道 
3日目の朝、今日もいい天気。  たったひとり、贅沢な時間です。 

 朝日小屋やテント場に泊まった登山者は、私よりも早い時間に出発しています。
 
 5:30  雷鳥のお散歩
目の前の木道に、突如、雷鳥の親子が現れました。こんな近くで遊んでいる雷鳥が可愛くて(^。^)y-.。o○
昨日は小屋前でも雷鳥の親子を見たけど、ここに登場したのは違うファミリ−かな。 
 
  5:45 木道の道  
 清々しい朝、静寂の時間、なんて贅沢(^。^)y-.。o○   ひとりで山に浸るのって最高に幸せ♪
 
花を愛で、景色を楽しみ、この木道の先が最後のピ−ク・朝日岳です。 
 
 6:10  快晴 の朝日岳
たったひとりの朝日岳、山頂独り占め、いいねぇ〜(^。^)y-.。o○
中央部分が白馬岳。 右奥が劔岳や立山連峰。
 
6:35  朝日岳から下るザレ道も、花だらけ。
ハクサンコザクラも色鮮やか 
 
 7:00 おぉぉぉ〜。 やっぱ凄いよ〜
 
 7:00 ルンルン♪.るんるん♪
 
まあきれい
ハクサンイチゲやシナノキンバイ。 
 
 7:07  こちら側にもミヤマムラサキがいっぱい。
 
 7:12 吹上のコル       7:26 ハクサンコザクラの大群落
おぉ〜(^。^)y-.。o○ 圧巻ですね〜。 ハクサンコザクラの大群落 
 
8:20   ぐんぐん下ってきました。

咲く花も変わってきたね。
アヤメやシロウマアサツキが咲いています。 
 
9:24 このあたりにも、あちらこちらに、 シロウマアサツキが咲いていました。
 
 10:00   五輪尾根のハイライト。行く道はずっと木道が続いているのが見えます。
3
日目の見どころは、ここまでの半分です。

この後は飽きるほど長い長い下り坂、その中に上ったり下ったりの繰り返し。
 
 13:10 瀬戸川に架かる橋を渡る   14:15 兵馬の平   14:45 蓮華の森も木道の登り  
 三日目の山場は、ラストの2時間半です。
下山日の最後は下りではない\(◎o◎)/!。
覚悟して臨んだけど、やはり大変でした


瀬戸川に架かる橋を渡ると、いよいよ激登りが始まります。道も悪く、長時間下ってきた足にはコタえます。
やっと平らな湿地帯に出ると、ここが兵馬の平。やれやれでひと休み。 
その後は木道の道。 『れ?れ?れ???』 木道はずっと登りだったっけ(@_@)
分岐で、一旦平らな木道を歩いたけど、木道が終わり、蓮華温泉までもずっと登りでした\(◎o◎)/!。
 
三日間とも、一日の行動時間が9時間のハ−ドなお花見登山でした。 
 
 15:40 蓮華温泉に下山       17:00 道の駅小谷 深山の湯   17:40 鬼の厨
木道が終わり、ゴ−ルは近し・・・?  しかし、蓮華温泉ロッジまでも登りだったことを思い出しました(@_@)
蓮華温泉で温泉に入る選択肢もあったけど、前回はメチャ混みだったし、駐車場からロッジまでの往復も今や辛い!(^^)!   
 
だから、入山前日に車中泊した 道の駅小谷へ〜。
ここでゆったりと温泉に入り、やっと生き返りました(^。^)y-.。o○   
その後は併設の食事処で日替わりのかまど定食。 かまどで炊いたごはんが絶品でした。
 
 
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