〜JR東日本 おとなの休日倶楽部パス を使って〜
 東北の秋色登山(月山・栗駒山・岩木山・蔵王)
2024年9月27日(金)〜10月1日(火)
JR東日本の『大人の休日倶楽部パス』が始まってしまったので、再び東北へビュ〜ン。
期間限定ですが、東北だったら5日間、18,800円で新幹線も列車も、ほぼ乗り放題。
この『おときゅうパス』を利用して、東北の紅葉の山に登ってきました。

バスが9月末で終了や、週末限定だったりで、かなり大幅な移動になりましたが、
『おときゅうパス』のおかげで、こんなに欲張って登ってこられました (^。^)y-.。o○
 
9月27日(金)  角館〜秋田内陸縦貫鉄道〜角館〜鶴岡泊
9月28日(土)  月山 盛岡泊  
9月29日(日)  栗駒山  弘前泊 
9月30日(月)  岩木山 福島泊  
10月1日(火)   蔵王
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9月27日(金)   角館〜秋田内陸縦貫鉄道〜角館〜鶴岡泊

 
 10:18発 東京駅から【こまち17号】に乗車  13:24着〜角館駅〜13:58発 秋田内陸縦貫鉄道
東京駅の祭囃子で駅弁を買って、乗り鉄開始。
こまちで角館へ。ここから秋田内陸鉄道(別途課金)にちょい乗りしてみよう。
え〜\(◎o◎)/!内陸鉄道の駅舎には国人がいっぱい。そしてツァ−客用の車両に乗り込んだ〜! 
 
はて・・・?  この超ロ−カルな列車に外国人の団体客が乗り込むなんて・・・?。
通常はたった一両。車内には秋田犬の写真が飾ってあり、ほのぼの&のんびりいい感じ。
 
沿線では田んぼア−トが見られます。田んぼア−トに近づくと、列車は速度を落としてくれます。 
 
 春はカタクリの群生地で賑わう八津駅で、いぶりがっこを買い、折り返しの列車を待ちます。
 
 15:25発 角館〜(こまち23号)〜16:13着 秋田   16:48発 秋田〜(いなほ)〜酒田〜鶴岡
再び角館に戻り、秋田で今晩用の駅弁を買って『いなほ』に乗車。羽越本線は数日前、新潟での大雨による被害で、
駅ひと区間が運行中止。その影響で『いなほ』は鶴岡まで行かずに酒田止まりになっていました。

そんなわけで酒田駅ではしばらく待って、在来線に乗り換えて鶴岡駅に向かうことに。今宵は鶴岡泊。
当初の予定よりも1時間以上遅い到着となりました。今宵は秋田駅で買っておいた駅弁でひとり宴会♪
A 

 9月28日(土) 月山 盛岡泊

 
 6:03発 鶴岡駅〜(庄内交通・月山八合目行)〜8:00着 月山八合目   2140円 
2日目、月山に登ります。鶴岡駅を朝の6時ごろ出発。
月山8合目行きの路線バスは、羽黒山を経由して約2時間乗車しました。
今日は土曜日、月山8合目行きのバスは明日までです。 八合目の駐車場はほぼ満車でした。
 
 8:15   弥陀ヶ原
弥陀ヶ原は草紅葉が始まっています。 ウサギさんが見ている先が、月山・・・かな? 
 
弥陀ヶ原の木道を15分ほど歩きます。 池塘と草紅葉。
 
『あっ!鳥海山(^。^)y-.。o○』 
 
登山道は緩やかで、石が敷かれていて歩きやすい道です。 
 
佛生池小屋から先の紅葉が、良かった(^。^)y-.。o○ 
 
紅葉始まりましたね〜。 
 
カエデの紅葉♪  色いろいろ ♪♪  いい感じ♪♪♪
 
 わりかしなだらかな道なので、歩きやすいです。
あのピークが月山だね。
 
10:45 月山山頂    夏の名残の高山植物も見られた。
 月山の狭い山頂に立ち、さて帰りの時間が気になりだしました。
 
帰りのバスの時間は13時10分。来た道を早々に下山しよう。

13:10発 月山八合目〜 15:20着 鶴岡駅     
 
15:42発 鶴岡〜(羽越本線)〜酒田〜18:23 着 秋田 
鶴岡に戻り、新潟方面に向かう予定が、新潟県は最近の豪雨で、線路に土砂が流出した箇所があった。 特急
『いなほ』は新潟方面に行けないし、羽越線も一部区間が不通・・。だから羽越線で秋田方面に向かうしかない。
前日に気がついて即、指定席の取り直しと宿の予約の取り直し。そんなわけで、秋田駅へ向かいます。
 
 18:23着 秋田駅  駅ビルで、稲庭うどん佐藤養助に舌鼓 二味せいろ 1000円
秋田駅に着きました。今日は山歩きが忙しく、まだちゃんとした食事ができなかった。
『こまち』に乗るまで50分あるから、この待ち時間で稲庭うどん。胡麻味噌だれは絶品です 
 
19:10発 秋田〜(こまち48号)〜20:49着 盛岡   盛岡シティホテル泊  21:30 盛楼閣
 秋田から『こまち』で盛岡に向かい、ここで一泊することにしました。
お夜食タイムになったけど、がっつり焼き肉&冷麺&お替り生ビ−ル。忙しい1日がやっと終わりました。
B 

9月29日(日)  栗駒山  弘前泊

 
8:11発 盛岡〜(はやぶさ106号)〜8:57着 くりこま高原駅  
 9:25発 栗駒紅葉号に乗車(1600円)〜10:35着 いわかがみ平
 今日は栗駒山。この週末からシャトルバス『栗駒紅葉号』が出たので、くりこま高原駅から乗車します。 
昨日からバスの運行が始まったものの、まだ紅葉最盛期前なので、バスは全部で3台で出発。
1時間ちょっとで登山口のいわかがみ平に到着しました。(紅葉最盛期にはバスが10台も出ます)
 
 人の多いルートは避けて、今回も東栗駒山ルートへ。
少しぬかるんだ足場の悪い道ですが、人が多くないからいつもこのルートを登ります。
 
最近は雨が降っていなかったから登山道のぬかるみも気になりませんでした。 
水量も少なく、沢の渡渉もクリア。
紅葉最盛期はめちゃくちゃ混みますが、静かに登ることが出来たのは良かったねわぁ〜。
 
広々とした稜線に出ました。 低木帯なので、まわりが見渡せます。色づいてきましたね。
 
12:00 東栗駒山。  ガスっていて展望イマイチ。 
 
 でも時々太陽が出て、神が降臨 ♪  栗駒山山頂はまだ雲の中です。
 
紅葉は始まったばかりで、『神の絨毯』とまではいかなかったものの、神は降りてきています。
何度登っても、のびやかで風景のいい山です。 
 
鮮やかな紅葉にワクワクな稜線歩き・・・。  時々、山頂も見える感じ。 
 
13:20  栗駒山     登山者が少なく静かな山頂です。 神の絨毯は来週以降かな?
 
 帰り道は須川温泉方面に下ってみたいと思います。久しぶりだ〜
 
沢を渡るこのあたりの紅葉もきれい。 
 
景色に変化があって楽しい道です。 
 
美しい風景ですが、硫黄の匂いがします。
 
15:45着 須川温泉  16:35発 一ノ関駅行きのバスに乗車〜18:00着JR一ノ関駅(1500円)

須川温泉の赤い屋根が見えてきました。須川温泉に下山したのに、温泉に入ると
バスの時間までに間に合わないかな・・・?。ということで、下山後の温泉は断念。

(バスには2時間ほど乗るので、早めにバス停に並び、車内では座りたかったから)
 
 コ−スタイム 5時間  距離8.7km  登り 617m   下り 616m
18:14発 一ノ関〜(やまびこ)〜盛岡〜(はやぶさ)〜新青森〜(奥羽本線)〜21:30着 弘前駅 
バスは一ノ関駅に到着し、その後は新幹線と在来線を乗り継ぎ、弘前に移動。
弘前で一泊します。朝早くから、夜遅くまで、今日も忙しかった。 
C 

9月30日(月) 岩木山 福島泊 

 
 7:11発 弘前駅〜(弘南バス)〜嶽温泉で乗り換え  8:20発〜岩木山八合目 8:50着
おときゅう4日目は岩木山。弘前駅からバスに乗って岩木山8合目へ。
前回の岩木山は4年前、麓の岩木山神社から登りましたが、今回は楽して八合目から。
 
八合目の駐車場からの眺めは素晴らしく、日本海と白神山地の山々も見えています。 
 
八合目からすぐに急登が続きますが、山頂までは1時間半で登れます。 
今では休火山ですが、火山だった頃の火口も見えます。
 
空が真っ青で、気分も上がります。岩場の急な登りでも頑張れます。
前回は麓から登ったので、このあたりではバテバテでしたが、今日は余裕だねぇ〜。 
 
 10:15着 岩木山に到着〜。快晴なので360度の大展望が広がっていました。
 
山頂の岩木山神社奥ノ院にお詣りもすませて。
それにしても、展望が素晴らしい。山頂の登山者も平日だから多くないし、ここでゆっくりしましょう♪
 
八甲田山
 
白神山地の山々 
 
 津軽半島と日本海
ここから見ると津軽半島は津軽平野だってことが納得。右方向には下北半島も見えました。
 
 11:45 八合目嶽登山口より下山開始
山頂で、大展望を満喫しながらゆっくりと過ごし、八合目まで下山しました。
ここからは帰りはバスに乗らずに、嶽温泉まで歩いて降りてみることにしました。
嶽登山道を歩くのは初めてです。 八合目のリフト乗り場のすぐ下から登山道が始まります。
 
登山道は下り初めてしばらくは急な下りの連続でしたが、標高が下がるにしたがって、
傾斜はゆるやかになり、ほぼ一直線に道が付けられていました。ブナの森が美しい。 
 
 『嶽登山道を歩く登山者は少ないだろうな』、熊に会わないことを祈っていましたが、数人とすれ違いました。
 
 13:30 嶽温泉に下山しました。お疲れさま〜。
バスに乗る時間まで、あと50分あるから、今日こそは温泉に入れるぞ♪
 
  歩行時間 約4時間。 距離 6.2km  登り標高差 377m、下り標高差 1172m 
 
 13:35 嶽温泉 小島旅館 日帰り温泉 400円
 三日間、連続で山に登ったので、今はすでにお疲れモ−ド。下山後の温泉は最高に贅沢。
源泉かけ流しの名湯と、硫黄の匂いで、極上の癒しの時間です♪♪♪
 
14:30発 嶽温泉から弘前駅行きのバスに乗車     15:30着 弘前駅 
 嶽温泉のバス停の前の売店には、このあたりの名物の嶽きみ(とうもろこし)も売られていたけど、
今は山のきのこの季節ですね〜。馴染みのないきのこもいっぱい。
 
16:15発 弘前〜(奥羽本線)〜青森 17:04着    青森駅ビルでホタテの貝焼き味噌定食 1200円
 弘前から奥羽本線で青森へ向かう車窓からは岩木山が見えました。
青森駅では50分ほど時間があったので、ホタテのお刺身が食べたかったけど、売り切れてしまったので、
ホタテの貝焼き味噌定食と生ビ−ル。ブランドたまごも付いて、卵かけごはんも絶品でした。
 
18:11発 青森〜新青森へ 18:25発 新青森から(はやぶさ)(やまびこ)〜20:22着 福島駅
山女 円盤餃子(半分10個)で650円 
新青森駅からは東北新幹線を乗り継いで、2時間後、福島駅に着きました。今宵は福島泊です。
餃子屋さんは早めに閉まってしまうので、ホテルにチェックインする前にまずは腹ごしらえ。
『山女』で円盤餃子に舌鼓。カリッカリの揚げたように焼いた餃子でビ−ルも進みます。
D 

10月1日(火)  蔵王

 
 7:14発 福島〜(山形線・米沢乗り換え)〜8:40着かみのやま温泉 9:20発ライザスキ−場無料バス
おときゅう5日目、今日が最終日となりました。今日もいい天気になりました。
福島から米沢線でかみのやま温泉駅に着きました。 

ここから蔵王ライザワ−ルドの無料シャトルバスが出ています。
これに乗って約1時間、終点の刈田駐車場に着きました。
 
ここからはお釜行きのリフトが出ていて、往復800円で楽々稜線に立てます。
 
紅葉も始まって、空も真っ青で、とってもハッピ−な気分です。
 
リフトの終点から5分ほど歩けばお釜が見られます。
シャトルバスは一日二本づつ。帰りのバスは 11時15分(と15時15分)に刈田駐車場を出発するので、
リフトを降りてから、リフトに乗るまで30分ほどしか時間がありません。
 
お手軽に蔵王のお釜が見られました。  天気がいいから最高に気持ちいい〜(^。^)y-.。o○
 
リフトを降りてからは、さくっと刈田岳には行けました。
 
 刈田神社の鳥居の中に刈田岳山頂の標識があります。
 
11:15発 刈田駐車場    ライザワ−ルドで天空パフェ 1000円 12:50着 かみのやま温泉
帰りのリフトからは、正面に吾妻の山々が見えました。左側には飯豊連峰、右側には月山も見えました。
無料シャトルバスはライザワ−ルドのレストハウスで休憩を挟むので、天空パフェを食べて売上に貢献
 
 13:01発 かみのやま温泉〜(山形線)山形(仙山線)〜 15:10着 仙台  牛たん定食 2800円
かみのやま温泉に着き、今回最後の駅なか&駅近グルメは仙台駅の牛たん通り。
仙台までは、新幹線と在来線の2パタ−ンあるけど、ロ−カル線が好きなので後者を選択。

仙台駅の新幹線乗り場がある3階に向かいました。私が好きな店は行列だったので、ここに入店。
牛たんは噛むほどに旨味があふれ出て、とっても幸せになれます。
今回は5日間とも好天に恵まれ、紅葉と山登りと駅近グルメを大満喫♪ 酔い旅になりました
  
 
『おとなの休日倶楽部パス』を使って、新幹線にもじゃんじゃん乗って、最後にお得自慢。
『おとなの休日倶楽部パス』は5日間で18800円。JR東日本にいっぱい乗って(73000円)
差し引くと 54000円もお得になりました。
 
 
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