|
早春の花を求めて3馬隊で山梨や長野方面にドライブ旅をしてきました。 静岡県ではあまりなじみのない、期間限定の花です。 |
玉宮ざぜん草公園のザゼンソウ 山梨県甲州市塩山竹森 |
9:00〜10:00 |
静岡県の中部の町から3馬隊で早春の花を求めてドライブ旅。朝は6時に出発進行〜♪♪♪ 行きは高速代を 節約するため、清水〜富士間のみ東名高速を利用。R139→精進ブル−ライン→笛吹ライン→R411とドライブ。 約3時間かけてまず向かったのが、山梨の勝沼からちょっと先の塩山。 |
玉宮ザゼンソウ公園の座禅草 |
薄暗い杉林に囲まれて小川が流れていて、雪解けと共に咲き出します。 群生地は、小倉山に向かう登山道にあるので、花を見に来る人よりも、登山者の方が多いみたい。 |
枯葉と同化して地味ですが、座禅を組む僧侶の姿に見えますか? 最近はイノシシの食害で花が減っているとのことです。群生地は電気柵が設けられていて、 ハイカ−はその都度入り口の柵を外して中の遊歩道をあるくようになっていました。 |
赤茶色の大きな花びらの中のラグビーボール状の小さい花の部分は、発熱によって20℃程度の一定の温度に保たれるそうです。 発熱現象は、開花している時期に1週間くらい続き、残雪の中でも周りの雪を溶かし、雪にポッカリ穴を開けて顔を出すようです。 仲良く寄り添っている座禅草もあるね〜。 ぴたっとくっついている花。ちょっとだけ別々をみているもの。 背中合わせのもの・・・・・ 。 3馬隊のそれぞれの家庭環境を、花に照らし合わせて大笑い(^。^)y-.。o○ |
四賀の里 福寿草 長野県松本市四賀地区赤怒田福寿草群生地 |
13:00〜14:00 四賀地区 赤怒田福寿草群生地 |
さて、次は松本市へ大移動。塩山からR20に出て、甲府昭和ICから中央道〜長野道を走り、 梓川のサ−ビスエリアで昼食をささっと済まし、安曇野インタ−で長野道を降りました。 松本市四賀化石館を目指し約10km=20分ぐらい車を走らせ、 その先に四賀福寿草群生地がありました。 |
有数の群生地のわりに観光客が少ないのは意外な感じがしますが、 思う存分花を愛で、写真撮影ができるのは素晴らしい(^。^)y-.。o○ |
駐車料金(300円=協力金)で園内の鑑賞はここも無料。 |
売店の小屋から続く遊歩道からは 自然の土手に自生したかたちで数十万株の花が見られました。 地元の小学校やボランティアの草刈りや整地の努力の結果だそうです。 |
福寿草は、一面枯れ野と雪で覆われた信州の長く厳しい冬の終わりに真っ先に咲き、春の訪れを告げてくれる花です。 寒さが厳しい日は、花が自分を守るために閉じてしまいます。可愛い草ですが、猛毒があります。 |
福寿草の花は、日が照れば開き陰れば閉じることを繰り返しながら2〜3週間咲き続け、 おおよそ3月のお彼岸頃に北向き斜面の段丘を黄金色に染めます。 |
長野県最大の群生地とのこと。ちょうど見頃で圧巻でした。 |
それにしても、土手の斜面一面に咲いていると、まるでタンポポみたい。 静岡にはこんなに大きな群生地は無いからね〜。はるばる遠征する価値は大いにあります。 |
黄色な花を見ていると、とっても幸せな気分になります。花も笑顔いっぱいだから、私達も笑みがこぼれちゃう! |
ゆっくりと山の斜面を歩きながら1周約1時間のお花見でした。時間は午後2時15分です。 もう一箇所、どうしても見たい花があったので、これから向かうことにしました。 |
天狗の里(戸倉宿キティパ−ク)の節分草 長野県千曲市大字戸倉 |
15:30 キティパ−ク公園 15:45 戸倉セツブンソウ群生地 |
最後は、福寿草群生地から車で一般道を45km、1時間15分ほど移動しました。 上山田温泉地を通り抜け、しなの鉄道の戸倉駅近くの ここの駐車場に車を置き、15分ほど林道を登っていくと、戸倉セツブンソウ群生地がありました。 |
セツブンソウ群生地 セツブンソウ花だより |
春咲く花の妖精=スプリング・エフェメラルといば、真っ先に思い浮かべるのがセツブンソウ! 花は繊細で可憐で、儚げで・・・私の大好きな花です。 |
私達が行った3月18日はちょうど見頃で、綺麗に咲いている花が多く、 戸倉セツブンソウを育てる会の方が曰く、一番の最盛期はあと数日だって(^。^)y-.。o○ |
地面から花茎を伸ばして細かく切れ込んだ葉っぱ(総苞片)を開き、その先端に可憐な白い花を1輪咲かせます。 花びらに見える部分は萼で通常5枚あります。 黄色い部分が蜜腺、紫の部分が葯。 |
花びらに見える部分は萼で、まれに八重のものもあります。 花びらに見える部分は萼で通常5枚です |
林床一面にセツブンソウが咲いています。 戸倉のセツブンソウは今年(2017年)3月8日ごろの咲き始め、3月26日頃まで楽しめるようです。 |
セツブンソウ群生地でも一時間ほどかけて、春の妖精をゆっくり鑑賞できました。 雪の降らない静岡県ではほとんど見る機会がない早春の花を求めて、山梨と長野へとドライブ旅・・・ 三種三様の晴れ姿を見ることができて、遠征の労力よりも大きな喜びと感動をもらって幸せ〜(^。^)y-.。o○ |
さて、駐車場に戻ったのが午後4時45分でした。ナビをセットして、帰りだけは高速をフルに活用しましょう。 更埴インタ−から長野〜中央〜中部横断〜R52〜新東名と、ひた走ること275km。4時間後に地元まで帰ってきました。 お花見時間は3時間(一箇所あたり1時間) 車に乗っていた時間8時間半。全走行距離は610km。 ガソリン代と高速代を3等分したら一人あたり3500円、安!。旅の最後は回転寿司で締めくくり、いい一日に乾杯(^。^)y-.。o○ |