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桜が終わると、さまざまな花が咲きだし、色とりどりの春がまっさかりです。
この時期に毎年見たい花≪アカヤシオ≫今年も見ることができました。
マイクロバスで山犬段まで入り、天水〜沢口山へと縦走し、寸又峡温泉へ下山
するという、回送してくれる乗り物がないと実現できない魅力的なプランです。
途中から見た大札山のアカヤシオは満開を迎えていたようです
。例年より見頃は1週間くらい早いです。 |
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8:30 山犬段よりスタ−ト |
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スズタケと原生林の登山道 |
9:15 八丁段(1582m) |
9:23 ホ−キ薙 |
朝は本降りだった雨・・・今日一日思いやられましたが、バスで移動しているうちに小雨になり、ほっとひと安心。
山犬段にはまだ車も登山者の姿も有りありません。顔の引きつった運転手さんを笑顔で見送った後は、
新緑の始まっていない静かな森の中へと入っていきました。
途中の分岐でピ−クを迂回するコ−スを左に見送り木道を登り、南に進むと八丁段です。
この広場は南側がひらけていますが、あいにくの天気で展望はありません。
主稜線を進むと、右側に大きくガレた縁を通ります。ここがホ−キ薙といって、時折ガラガラと落石が続いていました。 |
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スタ-ト地点の山犬段の標高が
1404mなので、今日一日大きな登り
はありません。
登ったり下ったりを繰り返しながら
板取山に着きました。
木立の中に御料局の三角点があり、
その少し先の北側にもう一つの山頂
の標識がありました。
こちらは北面に展望が開け、
ベンチなどがありました。 |
10:05 板取山山頂 (標高1612m) |
今日の行程ではこのあたりの標高が
一番高く、芽吹きはまだまだです。
大きなブナやヒメシャラやツガなどが
あり、原生林の趣きがしっとりと
癒しの空間へと導いてくれます。
天水の手前にアカヤシオの
群生地がありましたが、ここでの
アカヤシオはまだ蕾でした。
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11:00 天水(標高1521m) と 周辺のアカヤシオ |
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芽吹き前の木立とコバイケイソウの若葉 12:17 横沢の頭 鞍部から沢口山への急登を登る |
天水へは山犬段から往復。沢口山へは寸又峡温泉から往復というのが常でしたので、
天水から沢口山へ続く道は初めて歩きました。
ますます山も深い感じで、雰囲気のいい所がたくさんありました。枯葉を踏みしめる登山道は足に優しく、
殺風景な森にコバイケイソウの若葉が目に鮮やかでした。
カラマツやヒノキの林には苔の絨毯が広がっていました。
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アカヤシオは3分咲き! 苔むした倒木には石のようなキノコが 12:35 沢口山(標高1424m) |
登山道から少し離れた所にアカヤシオが桃色の花を咲かせていました。
3分咲き程度でしたが、今日初めて見る花にみんな感激していました。
沢口山山頂は近年整備され、木のベンチや屋根付きのベンチもあり、展望も良くなりました。雨も止み、ゆっくりとしたランチタイムでした。 |
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寸又峡温泉に向けて下山開始です。
少し下ったところにあるのがシカの
ヌタ場で、すぐそばには大きな
ミズナラの木があります。
『目通り周囲6、5m って、
いったい何人で、手をつなげれば
幹を囲めるの?』
こんな疑問に答えが出せるのも
大勢のグル-プでの特権かな!
やってみましたよ。
「答えは7人。」
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13:30 シカのヌタ場 |
ミズナラの巨木 |
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アカヤシオ群生地のアカヤシオ 標高が下がるにつれて新緑が始まる |
ヌタ場から20分ほど下ったところにアカヤシオの群生地がありました。なんと!ここは満開でした。またまた大感激です。
また今年もこの花が見れました。しばし・・・今年のアカヤシオを目に焼き付けて大満足です。
周りを見回すと、さっきまで殺風景だった木々も標高が下がるにつれて新緑が始まっています。 |
この頃よく見かけるミツバツツジ
も満開です。
アカヤシオより紫がかったピンク色が
鮮やかですが、ハイカ−のお目当て
は可憐な桃色のアカヤシオ。
足元にはヤマイワカガミの葉っぱが
目立つようになりました。
もう少し降りると、純白の愛らしい花
を咲かせていました。 |
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ミツバツツジはひっそりと・・・ |
ヤマイワカガミ |
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沢口山からは標高差900m
ちょっとをいっきに下ります。
TV中継アンテナを過ぎ植林の薄暗い
ジグザグの急坂をひたすら下り、
やっと寸又峡温泉に着きました。
即!温泉タイムです。
寸又峡温泉は大好きな温泉で
とろんとしてお肌すべすべの硫黄泉。
ひと風呂浴びて美女がたくさん
誕生しましたよ。 |
15:40 寸又峡温泉に到着 光山荘で温泉入浴 |
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入浴の後のお楽しみ・・・ かも鍋を囲みビ-ルで カンパイ ! |
光山荘とは、隊長が多少の縁があり、温泉入浴の後、くつろげる場所がほしいと、特別にカモ鍋を用意していただいたようです。
お蕎麦や甘露煮、おりぎり、漬物もあり大喜びです。 美女になった女性陣は2回目の乾杯で合流しました。
一日中歩いて、温泉で癒されて、一日の仕上げはやっぱりビール!。 思いっきり動いた後のビ−ルの味は格別です。
コップに注がれたビ-ルは一口で次々に飲み干し、立て続けに飲んでもまだまだ旨〜い!
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