2009年12月12日〜13日 |
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青春18きっぷ 冬の旅 の二回目は冬の味覚を求めて北陸に〜(^_^) 。2日前にも乗った、始発電車でいざ出発!。 浜松で乗り換え、米原までは東海道線。米原からは北陸本線に入り、長浜で途中下車しました。 |
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9:15 長浜 旧長浜駅 | 長浜 明治ステ−ション通り | |
長浜は豊臣秀吉ゆかりの地.。45分ほど待ち合わせ時間があったので、駅周辺の昔ながらの建物などを散策。 乗り降り自由の青春18きっぷだからこその 途中下車満載の旅です。 再び北陸本線で敦賀まで揺られました。敦賀駅ではJRツァーの旗を手に持った係員が多くいました。 この時期≪かにカニ日帰りエクスプレス≫というツア−があり、福井県の主要駅からはバスなどで送迎してくれるようです。 いよいよ「越前がに」の本拠地に入ってきましたよ(*^_^*) |
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13:30 金沢 | 13:50 近江町市場 | ズワイ・香箱ガニづくしちらし |
敦賀駅から一時間で福井駅に着きました。ここで乗り換え、同じく北陸本線で金沢駅までは一時間半。 13時半にやっと金沢駅に到着。まずは近江町市場に旬の海の幸を見に行きました。 とってもとっても 大きな市場で 人・人・人 !カニ・カニ・カニ! なるほどズワイガニは高価です。 (石川県内の漁港で水揚げされたスワイガニのオスは「加能ガニ」と呼ばれ水色のタグが付いています。 ズワイガニのメスを地元では「香箱ガニ」と呼びます。 「越前がに」とは、日本海で獲れるスワイガニのうち、福井県沖で水揚げされたもの、特に雄ガニを「越前がに」と呼んでいるようです) 海鮮丼やお寿司などが食べられるお店も多数あり、ちょっと混んでいましたが、遅めのランチにしました。 どの店も海鮮丼が売りのようでしたが、季節限定に惹かれて、冬のおすすめ ズワイ・香箱ガニづくしちらしを注文。 上品で手を抜かない酢飯に、テンコ盛りに盛られたカニの競演。金沢らしく金箔もあしらって、まるで宝石箱のよう! 初物をゆっくりと堪能したのでした。 |
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16:30 ひがし茶屋街 国指定重要文化財 ≪志摩≫ | ||
近江町市場からは歩いて、茶屋街を散策してきました。 まずは主計町茶屋街へ・・・浅野川のほとりに格子の建物が並び、小料理屋さんや旅館がありました 中の橋を渡ってひがし茶屋街に入ってきました。 藩政時代から格式高い芸の街としての伝統を守り続け、その雰囲気そのままに、和モダンなカフェやお土産さんが点在し、 粋で小洒落たお茶屋さんの風景が ほんのりと夕暮れの灯りに浮かび上がっていました。ここだけ時間が止まってしまったみたいに・・・。 ≪志摩≫は昭和まで使われていたお茶屋さんで、現在は観覧処になっています。 |
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ひろま | 前座敷 | |
遊芸空間に徹したお茶屋独特の造りと、調度品を見て実感・・・ お座敷遊びは なんて格式高く、知的で贅沢な文化だったんでしょう!。 再び金沢駅(石川県)に戻り、17時58分の北陸本線で高岡(富山県)に向かいました。 |
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まる甚(氷見市) | ||
ネットで予約したビジネスホテルは高岡駅に隣接していて4300円でしたが、キレイで快適でした。 でもゆっくり落ち着く余裕もなく、再び高岡駅に戻り、氷見線に乗り込みました。 富山に来たら、やっぱり海の幸でしょ!。高岡は大きな町で、飲食店もいっぱいあるようだけど、 氷見というブランドに惹かれて片道30分かけて、氷見のキトキトな海の幸で プチ飲みすることに…。 カウンターで、黒板のおすすめメニューをながめ、まずはブリのお刺身を注文! 今年はまだ寒くないので、寒ブリはまだ捕れないとのこと…。 でも氷見のブリは、身の感触も脂も味も絶品で、今まで食べたブリの中で一番美味しかったです。 白えびのからあげはパリパリとして香ばしく普段食べることのできない逸品!。 |
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まる甚で キトキトの魚介に舌鼓! 氷見のブリ 富山湾白えびの唐揚げ 生ガキ(どこの水揚げかは聞きませんでしたが・・・) | ||
カウンターには地元の常連さんが多いようで、はるばる太平洋側からやってきた私もその輪に加わりました。 お国言葉もお人柄もあたたかで、ここ富山をいい印象で過ごしてもらいたいと、郷土愛にあふれていました。 海の幸が美味しいことと、常連さんとの語らいが楽しく、プチ飲みのつもりがフツーに飲んでしまい、 あっという間に2時間も 経ってしまいました!。 電車の時間も迫っていて慌ててお店を後にしたら、お店の方が車で追いかけてくださり、氷見駅まで運んでくれました。 なんて富山の人は優しいんでしょう!。 無事に高岡のホテルにたどり着き、長い1日が終わりました。 |
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2009年12月13日 |
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高岡駅6時55分発の氷見線で氷見へ・・・ 電車の中にも忍者ハットリくんが・・・ 氷見の町にも忍者ハットリくんが・・・ | ||
翌日は再び氷見に向かいました。氷見線は忍者ハットリくんがブリに乗っている絵が奇抜なラッピング電車でした。 車内にも忍者ハットリくんが・・・!。 氷見は藤子不二雄Aさんが11歳まで暮らした縁からのようです。 氷見の町にも忍者ハットリくんが そこかしこに 登場していました。 目的はここ・・・8時の開店に合わせて、 氷見フィッシャ−マンズワ−フ海鮮館に入りました。富山湾の海の幸がいっぱい並んでいます。 |
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8:00 氷見フィッシャ−マンズワ−フ 海鮮館 | ||
鈍行電車の旅で荷物になってしまうけど、せっかくの富山湾の海の幸の目の前に、買って帰らないわけにはいきません。 白えびの刺身や、甘エビ、ブリ、ます寿司などなど・・・発砲スチロ−ルいっぱいに詰め込んでもらい、大満足で氷見を後にしたのでした。 高岡駅に戻り、富山駅までは電車で18分。待ち合わせ時間で、大好物の ほたるいかの黒作りを買って、ここからは高山線に乗って高山に向かいました。 この路線は、特急列車はいっぱい走っているものの、普通列車では接続が悪く本数も少なくなってしまいます。 ここから猪谷行きの電車はたったの一両で出発しました。 |
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13:00 高山 さんまちストリ−ト | ||
次の乗り換え駅(猪谷)では三両になったけど、乗客は少なく 足を伸ばしてゆったり寛げました。 富山駅から2時間で高山駅に着きました。いままでの静けさは一変!高山駅はたくさんの観光客であふれていました。 駅のコインロッカ−に荷物を預け、高山ラ−メンで腹ごしらえしてから、一番の観光スポット≪さんまちストリ−ト≫を町ぶらタイム。 お洒落な雑貨やさんや手作りの小物やさんをのぞいたり、酒蔵に入ってみたりと、高山観光を楽しみ、 14時45分の高山本線で岐阜駅へ・・・岐阜駅からは東海道本線上りで帰途についたのでした。 |
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≪青春18きっぷ≫は、JRの普通列車をどれだけ乗っても一日あたり 2300円 という格安さ! 「この切符を使って今度はどこに行けるかな?」 と いっぱい夢が広がります。 |
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そんなわけで、夢の清算をしてみましょう! ↓ |