昨日は 角田山、弥彦山で念願の雪割草が見れて、はるばる新潟県まで出向いた甲斐がありました。 レンタカーを借りた燕三条はラーメンが有名だったようですが、ラーメン屋さんに寄る時間もなくレンタカーを返却。 コンビニでその日の夜と翌朝の食料を調達して、1時間に1本になってしまった弥彦線を待ち、 信越本線〜上越線と乗り継いで、やっと小出駅に着きました。 今日は 宇都宮までの移動日で、どんなルートで動こうかなと調べてみたら… 鉄道マニアが好きそうな超ローカルな只見線がいいんじゃない!!。 超ローカルというのは、1日の本数が極端に少ないこと!(片道で1日4本、そのうち最終は只見駅止まり) 始発は5時32分で、その後は・・・ な・な・なんと13時17分!! 「これじゃあ 始発に乗るしかないじゃん!。」 というわけで、前日の夜、始発駅である小出駅まで頑張って移動したっていうことなんです\(◎o◎)/!。 小出駅周辺のビジネスホテルも一件だけ、周辺には食べる所もコンビニも無いような静かな場所らしく、 燕三条で事前に食料を買ってチェックインしました。 |
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小出駅 JR只見線 | 車窓は雪深い | |
さて、翌日も張り切って早起きしました。まだ薄暗いうちに二両編成の電車に乗り込みました。 乗客は4〜5人ほど…。四人掛けのボックスシートを独り占めして、スローな只見線の旅が始まりました。 小出駅周辺は新潟市辺りより、ずいぶん雪が残っていましたが、只見線に乗って、 ぐんぐん山の中へと 入っていくと、もっと雪が深くなり、あたり一面が雪景色です。 山あいをコトコト走っていると、あたりはすっかり、幽谷深山の世界に包まれていきました。 |
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それでも駅が近づくと民家があり、屋根の作りが興味深く、その土地の気候や風土に根ざした生活文化を見れるのは ローカル線ならではの楽しみです。 瓦屋根の家が無いことから、豪雪地帯なのだろうと、雪の中に閉ざされた生活を想像しました。 |
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会津越川駅周辺の集落 会津川口駅 | ||
只見駅では、鉄道マニアらしい人達も乗ってきて、カメラ撮影にも余念がありません。 途中二回ほど列車の行き違いの為、駅に30分ほど停車しました。こんなスロ−な旅もいいものです。 |
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会津川口駅からの風景 | ||
乗客は思い思いに外に出て、売店を物色したりしています。 姫ますの骨せんべいが珍しく、思わず缶ビールと一緒に買ってしまいました。。 昨日は一日フルに動いていたので、のんびりと列車に揺られる旅もまた一興ですね。 相変わらず4人掛けシ−トを独り占めして、すっかり寛ろぎモ−ドのひとときでした。 |
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会津若松 七日町駅 | ||
だんだん雪がなくなり、民家が増えてくると、もうすぐ終点の会津若松です。 会津地方きっての観光都市の会津若松を街ブラすることにしました。 城下町を散策するなら会津若松駅の手前の七日町駅からがいいので、ここで電車を降りました。 七日町駅には10時半ごろ到着。 距離は134kmほどですが、なんと5時間もかかっていたのですね。 今にも雨が降りそうな曇り空で、風も強く寒いのですが、駅にあった散策マップをいただいて、早速お散歩に出かけましょう。 |
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醸造所 味噌屋 白木屋漆器店(会津漆器) 福西本店(郷土の土産店) 会津葵(和菓子) |
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会津若松は、かつては越後街道や白河街道の起点として栄え、江戸時代から人や物資の交流が盛んだったそうです。 昭和40年に復元された鶴ヶ城をはじめ、明治から昭和にかけて建てられた重厚な蔵や洋館などのレトロ感たっぷりの城下町。 時間的に白虎隊の地、飯盛山までは行けませんでしたが、会津若松の城下町を約2時間半ほど散策しました。 |
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蔵や洋館などは、お店屋さんとし て営業しています。 会津塗りの専門店も数多く、造り酒屋や、 会津味噌のお店、カフェなどなど・・・ 野口英世ゆかりの店蔵などもあって 、見どころ満載といった感じです。 鶴ヶ城にも寄って、帰りはちがう道を 散策しながら、会津若松駅に着きました。 鶴ヶ城 |
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会津若松からは磐越西線で郡山に出ます。郡山からは東北本線に乗って宇都宮に向かいました。 走行距離は181kmで、乗車時間は3時間ちょっと。待ち合わせ時間があるので所要時間は3時間半ぐらいでした。 駅近くのビジネスホテルには17時過ぎには到着しました。 部屋で用事を済ませてから、ホテルでもらった餃子マップを手に町中へ出かけてみることに・・・ ホテルのロビ−でのお勧めを聞いてみると・・・≪みんみん≫というお店は人気があって、支店もいっぱいあるとのこと。 ここは駅ビルの餃子ショップの中にも入っていましたが、他のどの店にも行列ができていました。 駅ビルの中には冷凍のお土産餃子も品数豊富にそろっています。さすが餃子日本一の町ですね。 |
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宇都宮餃子 | ||
今晩はまだ時間があるし、宇都宮の町を歩いてみようと、駅の西側の大通りにまわってみました。 駅周辺にも餃子屋さんがたくさんありましたが、せっかくなのでもう少し歩いてみました。 ホテルの人が言うとおり・・・宇都宮にはたくさんの餃子屋さんがあるけれど、宇都宮も広いので、歩いて回ろうとしても・・・遠かった(*_*)。 気になるお店の前を何件か見てみましたが、有名店らしきお店にはどこも行列ができていていました。 三連休の中日なので、観光客が多いのでしょう。 そんな中で、旅行雑誌で見て、チェックしていた≪めんめん≫に入ることにしました。 ここは支店はないのでこの店、一店舗のみ。遠くからでも目立つ黄色い看板を見つけて近づいてみたら、ここも行列でした。 寒さに震えながら、お店の外で待つ事40分ほど・・・。ここの看板メニュ−は餃子とタンタンメンでした。 すっかり冷え切ってしまったにもかかわらず、主食はビ−ルの私は ラ−メンじゃなくて生ビ−ルを注文!。 ビ−ルにぴったりの餃子は一皿6個(350円)で、3皿分を注文しました。 あっという間にテ−ブルに登場した逸品は・・・見た目に美しい羽根付き餃子。 見ているだけでうっとり・・・食欲をそそります。 パリパリっとした食感と皮の旨みと、なによりも具が奥深い美味しさで、食感も香りもよく 絶品でした。 雑誌によると、具の中には煮こごり状のス−プが入りジュ−シ−で、隠し味に紹興酒を加えているのがポイントだとか。 宇都宮餃子といっても各店舗でそれぞれ特色があるようですが、日本一の餃子を堪能できて 大満足でした。 |
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