いよいよ‘2013夏’の青春18きっぷの旅。 長距離の移動には重宝な夜行バスも使ってどんな旅を計画しよう…?。 夏ならば、少しでも涼しい場所に〜。すき時間に机上で波乗りして、思い立ったのがこのプラン!。 東京から夜行バスで青森港へ〜。そして津軽フェリーに接続して函館に! その両方がセットになったプランがありました。料金は10500円と格安です。 夜行バスは3列シートでカーテンで仕切られて、前後もゆったりとしていて居心地抜群。長距離でも快適に過ごせました。 青森港に付き、すぐに津軽フェリーに接続。10時発の予約でしたが、一便早い7時40発の‘えさん2000’に間に合い、 乗り込むとすぐにフェリーは出航しました。 「さあ〜 はるばる行くぜ〜〜 函館へ!」 |
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☆ 8月1日 函館観光 ☆ 8月2日 函館からSLに乗って大沼公園へ〜。 青春18きっぷで津軽海峡を越えて青森ねぶた祭り ☆ 8月3日 弘前 白神山地 暗門の滝ハイキングと津軽峠。 秋田 竿灯まつり ☆ 8月4日 秋田県横手から、一日かけて青春18きっぷで帰る『乗り鉄』の旅になるはずでしたが・・・? |
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11:00 津軽海峡をフェリ−で越えると函館山が見える 11:30 函館港上陸 11:45 一日乗車券でバスへ | ||
フェリ−は津軽湾をゆっくりと北に進みます。 時々甲板に出て景色を楽しみましたが、風が冷たい。青森では小雨。海上は曇り空ですが、これから天気は良くなる予報。 下北半島の大間岬を見送ると前方に函館山が見えてきました。フェリーはまさに津軽海峡を航海中。 昭和歌謡の代名詞といった感じですね。 フェリーは3時間50分後、函館港に到着しました。 「さあ〜 はるばる来たぜ〜函館♪♪♪!」 |
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船に乗って津軽海峡を横断して函館に着くとはるばる来たなあ〜って感じますねぇ。 函館は初めての地。だから定番の観光スポットを見にいきましょう!。 フェリー乗り場から、五稜郭方面のバスに乗り、車内でバスと市電の1日きっぷを買って、まずは五稜郭です。 |
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12:20 五稜郭 | ||
五稜郭でバスを降り、お隣のラ−メン屋さんの混雑具合をチェックし、トラピスチヌ修道院行きのバスの時刻表も見てから、 五稜郭タワ−に向かいました。 チケットを買ってエレベーターで展望台に上がると五角形の星形の形がよくわかります。 ペリ−艦隊の来航と開港都市の函館。 幕末の動乱の地 函館戦争。 新選組の土方歳三もこの地で最期を迎えました。 展望台からは360度の大展望。 フェリ−で越えてきた津軽海峡も眺められました。 |
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13:30 トラピスチヌ修道院 | ||
ここからバスでトラピスチヌ聖堂院にも足を延ばしてみました。 | ||
日本初の女子修道院で現在も厳格な戒律のもとで修道女が祈りと労働を中心とした自給自足の生活を送っています。 修道院の内部には入れませんが前庭部分が一般開放されていて、売店では手作りのお菓子や工芸品が売られていました。 |
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14:45 五稜郭タワ−隣のあじさいで塩ラ−メンの昼食 | ||
再び五稜郭に戻り、五稜郭タワーの前のラーメン屋さんで遅めのランチ。 お昼ごろは長蛇の列でしたが、この時間はすぐに入れました。 定番の塩ラーメンは少し固めのストレート麺と二種類のチャーシューが入り、スープも絶妙!美味しかった。 五稜郭近くのピジネスホテルにチェックインして、身軽になって再びお出掛けです。 |
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16:20 函館 元町エリアを散策 | ||
ここからは市電に乗って、元町エリアに向かいました。坂を登ると異国情緒たっぷりの洋館や教会がいっぱい。 元町観光協会で街あるきマップをもらって、散策しましょう。 昆布の無人販売って初めて見たわぁ〜。一袋100円は安い。 |
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17:20 元町エリアには教会も多い | ||
17:40 歩いてベイエリアに移動 | ||
坂を下ってベイエリアまで歩いてみました。 今日から函館まつりが始まり、初日の今日は花火大会もあるようで、見物客で大にぎわい。 歩きついでに 函館駅まで明日のSLの指定席券を買いにいって、再びベイエリアにスタンバイ。 |
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19:15 函館まつりが今日から開催 青森の海上ねぶたが初お目見え | ||
だんだん暗くなってきました。 今年は青森から青森ねぶたがやってきて海上運航が見られるので、これも楽しみ。 しかけ花火の中を、お囃子と一緒に大型ねぶたが、船に乗って やってきました。 |
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19:20 ベイエリアの観客側に、海上ねぶたがやってきます。 そろそろ花火も始まります | ||
花火も始まりましたが、そろそろ行かなくっちゃ・・・。 ここから歩いて函館山ロープウェイ乗り場に向かいました。 | ||
20:00 函館山ロ−プ−ウェイで函館山の夜景と花火を楽しむ | ||
函館山の夜景は必見でしょ!。 ロープウェイはすぐに乗れたけど、今晩は花火見物のスポットでもあるから、展望台は人だらけ。 でも夜景も花火も一緒に楽しめて、何か特した気分でした。 |
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帰りの市電は花火見物帰りと重なって、すごい混みよう(。≧∇≦。) | ||
21:00 五稜郭近くの居酒屋で、函館ならではの名物を食す(*^。^*) | ||
やっと五稜郭に戻り、さあ入道祝いだあ〜\(~o~)/ 函館ならではの海の幸を存分に堪能したひととき・・・♪♪♪。 まずは絶対に食べたかった活イカ… 身が透き通っていて、コリコリとした食感、普段のイカ刺しとは別物でした!。 きもをお醤油で溶いて一緒に食べるんだって。 ほっき貝、ホタテ、アワビも、お刺身で堪能。 いやぁ〜・・・はるばる函館まで来た甲斐がありますよ。 至福の時間でした。 |
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7:30 函館の朝市へ | ||
翌朝も元気にお目覚め!。 昨日中に、ほぼ見たい函館名所は回れたので、今日は大沼公園まで行って見ましょう。 ちょうど9時のSLの指定がとれたので、それまでの時間は函館朝市で朝メシです。 朝市は凄い凄い!。 カニ・かに・蟹のオンパレードだし、水槽でイカが泳いでいる。 見ているだけでも楽しい朝市でした。 |
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8:00 どんぶり横丁市場で朝ごはんを満喫 | ||
どんぶり横丁というエリアで、朝ご飯… さすがは函館、海の幸が絶品…どれもすっごく美味しい。 幸せな気分で駅に向かいました。 |
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9:00 SL函館大沼号に乗る 函館銘菓スナッフルズの地域限定品 | ||
さて、今日は青春18きっぷの旅です。SLも別途指定席券を買えば、乗ることができます。 こちらもテンション上がりますねぇ〜↑↑↑。夏休みでファミリーが断然多いけど、約1時間の観光電車を楽しみました。 |
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10:30 大沼公園を散策(10:10〜11:50) | ||
大沼公園駅で散策マップをもらい、1時間半位の沼めぐりハイキングのスタートです。 あいにく駒ヶ岳の山頂は雲の中でしたが、点々とある小島や、池には蓮の花が咲いていたりといい感じ、 まさに風光明媚な素晴らしい所でした。 ここまで来ることができて良かったぁ〜(*^。^*)。 |
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12:55 ちょっとリッチなランチボックス・・・大沼ビ−ル(地ビ−ル)も一緒に | ||
12時ちょうどの電車に乗るために『沼の家』でだんごを買って駅に戻り、看板につられて大沼ビ−ルと贅沢ランチもゲット。 大沼公園駅から函館に戻る函館線はたった一両で天井に扇風機!。今ではエアコンが常識ですが、北国だからこそですね。 函館からはレール(青春18きっぷ)で海(津軽海峡)を越えて青森に向かいます。 函館から江差線に乗り、しばらくは左手に津軽海峡方面の海を見ながら南下し、木古内駅で下車しました。 |
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青春18きっぷの特例区間(津軽海峡線 木古内⇔蟹田)はス−パ−白鳥34号に乗車 14:47 次が青函トンネル | ||
ここで、特急ス−パ−白鳥に乗り換えます。普通電車の走らない区間は特例で青春18きっぷで特急列車に乗ることが 出来るんです。 自由席ですが窓際シ−ト独り占めできて贅沢気分を満喫。 津軽海峡をトンネルで抜けるのだから、 トンネルの通過時間が長いのですが、前方の掲示板にはどこを走っているかが、わかるようになっていました。 |
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特急の車内で大沼だんご 15:16 津軽トンネル 津軽半島に上陸! 16:03 蟹田で津軽線に乗り換え | ||
ス−パ−白鳥での乗車時間は47分。フェリ−で越えたこと思うとあっという間ですね〜。 大沼公園名物の大沼だんごで、今晩の長丁場に備えましょう。 つかの間の高級感を味わって、蟹田で下車。 (このス−パ−白鳥は青森まで行くけど青春18きっぷではここで下車) 津軽線に乗り換えて青森まで向かいますが、この車両もク−ラ−無しの扇風機の電車。 いよいよ青森が近づくと、乗客もいっぱいだぁ〜。 今日から始まる青森のねぶた祭り。 そうです(*^。^*)。 ついに・・・青森のねぶた祭りを見ることが出来るんです。 |
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17:30 青森駅から歩いて 青森ねぶた祭りの大通りに向かう 19:15 ねぶた運行がスタ−ト | ||
運行コ−スのパンフレットを持って、うちわももらって、まずは時間まで運行場所を見学してみました。 運行エリアは大通りに面して広大な面積。大型ねぶたが数十台も練り歩くとなれば会場も広いわけだ。 有料桟敷席の数も多く、ほとんどが観光バスツァ−かな?。地元の人は椅子やシ−トやテ−プで場所取りをしていました。 まずは運行スタ−ト地点に場所を見つけて、ここで花火の合図を待ちました。 お隣さんが地元の方だったので、見所を教えてもらい、より楽しむことができました。 |
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大型ねぶた | ||
今まではねぶた会館で見た、巨大で迫力ある青森ねぶたに感動してましたが、やはりホントのお祭りはもっとすごい! | ||
巨大ねぶたは下に大勢の男衆が担ぎ手として入っています。 これを持ち上げて歩き、時には前後左右に動かすと、ますます観客の声援は高まります。 |
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毎年、一番威勢のいいのは自衛隊のお兄さんたち | ||
ハネトの衆もみんな楽しそうにハネています。『ラッセ〜ラ〜・ラッセ〜ラ〜』と掛け声をかけて鈴の音が鳴り響きます。 ハネトの正式な衣装もあるのでしょうが、中には仮装した奇抜な衣装で楽しんでいたりとか・・・。 参加する人も観客も、それぞれが最高に楽しめるすばらしいお祭りです。 自衛隊のお兄さん達はメチャクチャ元気にハネていました。ハネトの後に続くのが、ねぶたです。ねぶたの後ろは? |
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お囃子 | ||
ねぶたを盛り上げるは、お囃子でした。 ねぶたの後ろにスタンバっていました。 楽器はシンプルに @太鼓、A笛、B鉦(手振り鉦)の3つでした。 歩きながら@太鼓を叩くのも技術ですね。 A横笛は静かにその後に続きます。 B鉦の人たちは観客にもアピ−ルして、みんなフレンドリ−でとっても楽しそう。 |
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次々に登場する巨大ねぶたに感動いっぱい。ハネトとお囃子の三位一体のライブ感は、はやりここに来て見たからこそです。 念願が叶って最高に幸せ。 今回桟敷席を予約しようかと迷いましたが、青森ねぶたは見学場所もすごく広いので、 適当に移動しながらベストポジョンを探せました。運行も終盤になると観光バスツア−の桟敷席は空席が目立ちました。 |
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青森ねぶたは夜の9時前に終わりました。 ここ青森から電車に乗って、宿泊場所の弘前へと向かいます。 21:30発の奥羽本線大館行きは、ねぶた見物帰りの人でいっぱいです。40分ほど電車に揺られ弘前駅で下車しました。 そして、弘前に一泊できるおかげで明日のプランニングにも夢が生まれました。 ねぶた祭りの頃は青森市内のBHなどには絶対に予約がとれません。移動圏内の弘前も皆無です。 しかし、色んなサイトをマメに検索していたら、奇跡的に弘前市内のBHが取れました。いつもの私には若干お高めですが、 お値段以上の居心地の良さ、もっと早い時間から滞在したかったなあ〜。 夜も遅めのチェックイン。コンビニで調達した晩酌でホテルに落ち着き、充実した一日を終えました。 |
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ここ弘前にて一泊できたから、@白神山地を少し歩いてA今晩は秋田で竿灯まつりまで見れる計画が立てられました。 @白神山地行きのバスの発車時間が9時15分だったので、朝はのんびりホテルで過ごせました。 BHで郷土食豊かな美味しい朝食をたっぷりと頂いてから駅に向かいました。弘前ねぷたは今晩からお祭りが始まります。 ホテルの前が運行場所のようで、朝から地元の人たちが場所取りのテ−プなどを歩道に貼りに来ていました。 |
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9:15 弘前駅からバスに乗り 白神山地世界遺産地域へ〜 10:25 アクアグリ−ンビレッジANMON | ||
私のライフワ−クである日本の世界遺産。 そのひとつが白神山地です。 そのエリア内にある暗門の滝ハイキングは、数年前の7月にも、計画しましたが、 天気が悪くて行けなかった場所。今日の観光のメインは秋田の竿燈まつりですが、弘前で一泊できたのも何かの縁。 バスは弘前の駅から出ているので、今回は再チャレンジです。幸い天気も味方してくれました。 お値打ちな往復割引券をバスタ−ミナルで買い求め、(2700円)9時15分のバスに乗りました。 玄関口であるアクアグリ−ンビレッジANMONには10時25分頃に到着。 次の津軽峠行のバスに乗るまでの約2時間のハイキングです。 観光案内所でハイキングマップをもらい、早速 『暗門の滝・遊歩道』 へと向かいましょう。 |
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10:50 河原沿いを進む。 11:10 仮設の歩道がいっぱい 11:30 第3の滝 | ||
道は川沿いの遊歩道で平坦な道を歩きます。途中から遊歩道が崩壊した箇所が見られ、 仮設の橋などが作られていましたが、冬の雪の影響なのか、大雨なのかはわかりません。 でも観光客が安全に入れるこの時期は、ほとんどが修復され 安全に歩けるようになっていました。 |
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11:37 第2の滝 11:45 第3の滝 | ||
第3〜第2〜第1の滝へと続く遊歩道は、足場が若干悪いけど、観光モ−ドな靴や服装の人もいて、『?、?、?』 第1の滝は近くまで寄れるので、滝のマイナスイオンがいっぱいで、寒いくらいでした。 来た道を戻り、その途中からブナ林の中を歩く散策道へと入りました。 白神山地といえばブナの原生林。暗門の滝コ−スでは、滝見ハイキングであって、白神山地らしさに欠けるかな?。 |
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12:10 帰り道は散策道へ入る サルもいます 12:33 ブナの木もいっぱい | ||
滝めぐりがゆっくりだったので、後半は時間が足りない・・・。 せっかく白神山地に居るのだから、帰り道は山道に入り、 樹林の中を歩きました。 だから山の中に入る散策道に入って、やっと本懐を遂げた感じ。 といっても、バスに乗る時間が迫っているので、走って山道をぬけました。 バス停には2〜3分前に到着。 |
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13:15 津軽峠 | ||
セ−フ・・・間に合いました。 ここから12時40分発のバスに乗って約30分、津軽峠に着きました。 津軽峠からは日本海側の展望が開け、天気が良ければ白神岳が見えるのですが、あいにく雲の中でした。 津軽峠のバス停から3〜4分、山道を入った所にあるブナの巨木(マザ−ツリ−)を見ることが、津軽峠へ来た目的です。 |
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13:20 マザ−ツリ− | ||
マザ−ツリ−はとても大きくて、全体をカメラで収めてもその大きさが伝わりませんね。 ずっと昔からこの白神山地を見守ってきたブナの巨木。 私たちが入ることのできない核心部にも、このレベルのブナが存在するのでしょうか?。 永遠な時間を有するこのブナの巨木に、しばし大地のパワ−をいただきました。 |
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15:50 弘前駅に到着 16:43発の 特急つがる8号(秋田行)に乗る | ||
再びバスに乗って弘前駅へと戻ってきました。弘前ねぷたは今日からがお祭りです。駅では津軽三味線の演奏会もあって お祭り気分を盛り上げています。 が、私は これから秋田へと向かいます。 この時間からだと在来線ではお祭りに間に合わないので、今日は青春18きっぷは使わずに特急つがるに乗ります。 弘前から、今晩の宿泊地である横手までの乗車券と、秋田までの特急券をみどりの窓口で買い求め、 時間まで最寄りのス−パ−で車内用に食糧を調達してから、特急つがるに乗車しました。 自由席は空いていて、いい感じに贅沢気分を満喫。 青田の広がる風景を眺めていたら秋田に到着しました。 |
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19:00 秋田駅着 ありました!秋田名物 ババヘラ・アイス 19:30 いよいよ始まります | ||
いよいよ東北のおまつりの第二弾、秋田竿燈まつりです。 駅を出て正面のコンコ−スを歩き出すと、秋田の七夕・竿燈まつりの竿燈がお出迎え!。 人の波に乗って歩いていくと、ババヘラ・アイスのパラソルもありました。 これぞ、ザ・秋田だ〜(^。^)y-.。o○。 お祭り会場へと入っていくと、ちょうど竿燈も入場を終え、これから1回目が始まるところでした。 今年は最多の266本もの竿燈が出揃ったとか。竿燈は光の稲穂。竹竿に提灯をぶらさげて稲穂に見立てたのが竿燈だって。 一斉に立ち上がると黄金色の木の光が夜の街を照らし出します。大きなもので高さ12m。重さは50kg。提灯の数は46個も! |
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19:35 1回戦目あたり | ||
立ち上がった竿燈は ため息がでるほど煌びやかで、その数に圧倒されますが、その巨大な竿燈を自在にあやつる 男衆の妙技も必見です。 http://www.kantou.gr.jp/performance/index.htm 竿燈のまわりにいるのは、みんな男衆ばっか・・・?。 女衆はというと、太鼓や笛などのお囃子方で活躍しているようです。 竿燈は気が付かないうちにどんどん高くなっていきました。 1回戦が終わり、再び横に倒した竿燈を持って、それぞれが移動していきます。 |
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19:50 2回戦目あたり | ||
そして所定に位置にスタンバイして、再び一斉に竿燈が立ち上がりました。 竹ざおの先端を 額や腰、肩、手などでバランス良く立ち上げているのですが、何せ重いからバランスを崩します。 道の街路樹の上方にロ−プが渡されていて、観客側には倒れないようになっていましたが、 その拍子に提灯の蝋燭が消えて(燃えることはない)歯抜けになった竿燈も目立つようになりました。 |
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19:20 3回戦目あたり 差し手の妙技に歓声 まるで、竿灯の『イナバウァ−』だ〜\(◎o◎)/! | ||
そして3回目、これが最後のようです。 一つの竿燈には何人もの男衆がついて、差し手を交代しています。 継ぎの竹さおを持った人もいて、絶妙のタイミングで竹さおの丈が どんどん高くなっていきます。 弓ぞりのなった竿燈は、たわわに実った稲穂のようで、まさに秋田らしいな〜と思いました。 そして祭りもたけなわ・・・すぐ近くで演技していた竿燈が、どうも他の竿燈と角度が違う・・・? 暗くて見にくかったけど、これってスゴいと思わない?。 ひときわ歓声の上がったこの妙技、まるで、竿灯の 『イナバウァ−』 だ〜\(◎o◎)、 いやぁ〜、ホント、すごいすごい。 東北を代表する素晴らしいお祭りでした。 あぁぁ〜来られてホント良かったぁ〜(^。^)y-.。o○。 さあ、今晩これからは・・・ もちろん、この時期は秋田市内にBHは取れなかったから、横手まで移動します。 21時38分の奥羽本線横手行きに乗って約70分。横手駅駅近くのBHには夜の11時頃チェックインしました。 おやすみなさ〜い |
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翌朝、もっとゆっくりしたいのですが、青春の朝は早い!。6時33分の北上線に乗って、『乗り鉄』の旅が始まりました。 横手から自宅最寄り駅までは750km。乗車時間は13時間。普通電車の運賃は、ちなみに10500円。 まる一日かけて、電車に乗ったり、乗り換えたりするだけですが、青春18きっぷなら2300円で移動できるんです。 さて、3回乗り換えて、順調に仙台駅に着きました。ここ仙台では、唯一時間をとって仙台名物の牛タンをいただきましょう。 |
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11:00 仙台の駅ビルで 牛タン定食に舌鼓! たんや善治郎 牛タン定食1500円 | ||
カウンタ−のガラス越しでは切り込みの入った肉厚のたんを炭火で焼いています。 まずは生ビ−ル。定食には麦ごはん、とろろ、テ−ルス−プが付いてきます。そして主役も登場しました。 塩味も絶妙で至福の時間、噛むほどに美味しさが増します。付け合わせは白菜の塩漬けとは意外…。これが合うんです。 テールスープのお肉も柔らかく、大ジョッキがあっという間に空いてしまいました。 仙台の牛タン定食と大ジョッキは、最終のグルメにふさわしい逸品でした。 次は、東北本線で白石まで…。その余韻と一緒に電車に揺られていたら、突然乗客の携帯が一斉に鳴りだし、 次の瞬間に電車が緊急停止(T_T)/~ 地震速報でした。 春の北陸青春の旅では爆弾低気圧に翻弄されたけど、今度は地震・・・((+_+)) 一日かけて鈍行列車に乗って帰るつもりなのに(-_-;)。 そして、これはこれで完鉄できればパ−フェクトだったけど、 神は最後に試練を与えて下さる・・・? そうです。宮城沖で地震発生の影響を受けるまっただ中にいたんですよね〜。しばらく停止した後、徐行運転で再開。 白石には一時間以上遅れて到着し、次に乗る電車を待っていたけど、いつ到着するか見当がつかない…(T_T)。 貴重な時間だけが無常にも過ぎていきます。この時点で青春18きっぷだけでは自宅にたどり着かないことが決定。 とほほ・・・(T_T)/~。 余分な出費になるけど、途中を新幹線で繋ぐしか方法がないなぁ・・。乗換案内ジョルダンをフル活用して蔵王白石と宇都宮 間は、多少遅れがあっても動いていた新幹線を利用。 宇都宮からは、無事青春18きっぷを使って帰ることが出来ました。 でも午前中に通過した、一ノ関から仙台間は、しばらくの間、不通になったから、それだけは不幸中の幸い。 行きは良い酔い・・・帰りは・・・・・($・・)/~~~ (>_<) (T_T) 。 長い一日でした。 |
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長らくのお時間ありがとうございました。夏の東北シリ−ズは今年で4年目。今までは7月に計画していましたが、 雨に降られたりと天候がイマイチ。 宿の予約が難しい東北のお祭りシ−ズンなら晴れる確立も高いはずと、 今年はそのお祭りシ−ズンに計画しました。せっかくその頃に東北に行くのなら、念願だった本番のお祭りを見なくては ・・・(*^。^*)と、上記のようなプチ旅をしてきました。 |
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〜〜〜過去3年間の記録はこんな感じでした。〜〜〜 | ||
☆2012年 7月27日 森吉山 | ||
☆2012年 7月28日 鳥海山 | ||
☆2011年 7月29日〜 岩木山のミチノクコザクラ と 青森ひとり旅・・・ | ||
☆2010年 7月28日〜みちのく〜 青春18きっぷの旅 | ||