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最後の1回の青春18きっぷ・・・最終日は4月10日、 平日の木曜日でしたが、この日も事前に休暇をもらってあり、あとは桜のご機嫌次第 (^_-)-☆ 数日前からネットで開花状況をチェックし、今年は4月5〜6日あたりから満開を迎えたようです。 ちょうど見頃になってます。何年か越しの一本桜に逢いにいきましょう(^。^)y-.。o○ |
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大垣駅から 9:10発 樽見鉄道(樽見行)に乗車 富有柿の木もいっぱい |
起点駅を5時42分の東海道線下りに乗り、2回乗り換えて大垣駅へは9時3分の到着〜 同じホ−ム内で、すぐさま樽見鉄道(私鉄)に乗換えです。〜 何と車両はたったの1両・・・この時期は花見客が多いから超満員! でも私はドアの前に立って、窓から景色が見えたから良かったのかも!。 車中で沿線の名所を説明してくれました。 富有柿の木がいっぱいあったり、イチゴのハウスがあったり、沿線の桜並木も満開。 西国三十三番満願霊場も途中駅からバスが出ています。地震断層が見られたり、温泉もあり途中下車も楽しそう!。 |
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10:15 樽見駅着 根尾川にかかる薄墨橋を渡る |
樽見鉄道は根尾川沿いを走り、何度も鉄橋で右岸に左岸にと渡ります。上流に行くにしたがい川の水も透き通って綺麗!。 一時間ちょっとで終点の樽見駅に着きました。 駅で観光マップをもらい、薄墨公園までは歩いて向かいます。 根尾川にかかる薄墨橋を渡ると薄墨公園まではもう少し… |
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樽見駅から薄墨公園までは徒歩15分 |
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広い芝生の薄墨公園にある一本桜 |
ひと登りで屋台店のある芝生の公園に出ました。その先にこんもりと満開の花を付けているのが、お目当ての一本桜・・・ |
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樹齢 1500余年の 根尾谷 淡墨桜 |
初めてのご対面・・・感激です(^。^)y-.。o○ |
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ちょうど満開♪♪♪ |
何で薄墨桜・・・? 品種は長寿といわれる『エドヒガンザクラ』。つぼみの時は薄いピンク色で、満開のときは白色。 そして散り際には淡い墨を引いたような色になるためだそうです。 今はちょうど満開だから、普通の桜よりも白っぽい色をしていました。 |
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ときおり 花吹雪も・・・! |
それにしても見事な一本桜・・・巨大な幹回りに伸ばした枝全体に花を付けている様には驚きです。 樹齢は1500余年というから、生命感も存在感もすごいすごい!、 完璧なお姿をしているのは、昭和24年の頃、大手術を行ったとのこと。 長寿の理由として @ 長寿の品種であるエドヒガンザクラ A日当たりが抜群 B地下水が常に下を流れている C強風が当たらない Dみなさんが関心を持ってくれていること・・・・・なんだって |
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左奥 薄墨桜二世 正面 薄墨桜 |
とある樹木医の言葉を引用してみましょう 「普通の桜は見に行くって言うんや。でも薄墨桜は『逢いに行く』って言うんや。」 「皆が関心を持ってくれていること。関心をもって見つめとってくれることが1500年も生きとる最大の理由やね。 この桜は生き物やから、しょっちゅう見とらなあかん。」 ほんと、その通り!。 この桜さんに限らず、どんな花だって、綺麗だねって言ってあげると花も一生懸命に咲いてくれます。 さてこの写真、正面の薄墨桜の左にもう1本の桜があります。 |
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薄墨桜二世 (樹齢100年ちょっと) |
こちらの幼い桜??は、薄墨桜二世だそうです。でも樹齢はすでに100年ちょっとだって。 ちなみに日本三大桜は @ 山高神代桜(山梨県北杜市) A 根尾谷薄墨桜(岐阜県本巣市) B 三春滝桜(福島県三春町) |
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樽見鉄道沿線の 織部駅で途中下車 |
樽見駅に戻り、樽見鉄道に乗って大垣駅まで戻ります。こんどの車両は2両だったので、空いていました。 この時期は途中下車も出来るとのことだったので、織部駅で下車し、道の駅 織部の里もとすに寄ってみました。 |
ここに織部展示館があり、入場無料なので入ってみました。織部焼は、織部釉の美しい緑色などが特徴です。 ここで織部焼きが作られていたのかしら?。ここ本巣は、安土・桃山時代に茶人、陶人、武人として 当時の3英傑の信長・秀吉・家康につかえ活躍した古田織部の生誕の地なのだそうです。 古田織部は、千利休の高弟となり、千利休の茶湯を基礎に、茶事や陶芸に独自の世界を開いた「織部流茶道」の創始者。 道の駅には、地場の野菜もいっぱい。富有柿の干し柿は高価で手が出ませんでした。 電車の中からイチゴハウスを見たから、イチゴのコ−ナ−もいっぱい。1パック買って、お昼ご飯に食べちゃいました。 |
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15:10 花園駅着 |
樽見線で大垣まで戻り、再び青春18きっぷの出番です。これから京都まで行こうと思いついたのは前日でした。 仁和寺の御室桜が咲き出したという情報を先日ネットで入手。暖かいから咲き出せば早いだろうと思い、 それに午前よりも午後の方が開花も進んでるはずです。 米原、京都で乗り換えて、交通費を節約するため、JR嵯峨野線に乗って花園駅で下車しました。 ここから仁和寺までは歩いて20分ほどかかります。 道端の桜はすでに八重桜が咲き出しています。 ウコン桜が見られました。 ツツジの赤紫の花も目立ちます。 |
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15:40 仁和寺 |
京都はさすが人が多い($・・)/~~~ 国際色も豊かです。もう午後の3時半を過ぎています。 時間もあまりないから、御室桜を見に行くだけにしましょう。御殿の受付を過ぎてまっすぐ進むと御室桜の受付があります。 |
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いよいよ御室桜にご対面・・・(^。^)y-.。o○ |
桜の名所の多い京都で季節の最後を飾るのが、御室桜。 開花期間は伽藍特別入山料500円で 名勝御室桜を見ることができます。 中門をくぐると、左側にたいそう華やかな桜が満開・・・ これが念願の 御室桜かぁ〜(^。^)y-.。o○ 色は白っぽく八重咲きで花が大きい!。 ほぼ満開でしょ!!。 こんなに低い木にありったけの花をいっぱい咲かせて、もぉぉっ〜これは見応え抜群!。 目の高さに満開の桜・・・その桜の中にある遊歩道を歩いて満開の桜を愛でます。庭にある観音堂は工事中でした。 |
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京都市内一遅咲きと言われる御室桜は樹高約2mと低いため、目の前で桜を楽しむことができます。 樹高が低いのは、この地の岩盤が固く、深く根を張れないためと言われていましたが 現在の調査で岩盤ではなく粘土質の土壌であることが解ったとのこと。 ただ、粘土質であっても土中に酸素や栄養分が少なく、桜が根をのばせない要因の一つにはなっているようです。 |
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昔から、低い花に鼻をかけて 「お多福桜」ともいうのだそうです。 何かチャ−ミングだね(^_-)-☆ 俗揺の、『わたしゃお多福、御室の桜。花は低くても人が好く。』って聞いたことがあるような! |
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五重塔をバックにした御室桜 |
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五重塔と御室桜は定番のコラボレ−ション!。 暖かい陽ざしを浴びて、桜も一気に満開状態 |
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境内には八重桜や枝垂桜もいっぱいあります。早くもツツジが咲き始めています。 |
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金堂(国宝) |
仁和寺の本尊である阿弥陀三尊を安置する御堂。 現存する最古の紫宸殿であり、当時の宮殿建築を伝えるの建築物として、国宝に指定されています。 |
満開の御室桜をめいっぱい楽しめて、時間はすでに午後4時30分。京都ではここ1箇所だけの見学でしたが、 鈍行電車でたっぷり時間をかけてまで見に来た甲斐は充分にありました。 春の青春18きっぷの最終日(4月10日)に薄墨桜も御室桜も満開だったということは 奇跡だなぁ〜(^_-)-☆ |
帰り道は少し遠回りして、円町から 17時05分の電車JRに乗りました。京都→米原→大垣・・・と5回乗り換えて、 起点駅に着いたのが 22時25分でした。2箇所の桜を見るために、長時間電車に揺られた一日でした。 |
〜恒例のお得自慢〜 起点ー大垣=3670円 大垣ー花園=1940円 円町ー起点=5400円 合計 11010円です。 青春18きっぷ(2300円)で 8710円お得でした。 ・・・別途大垣⇔樽見(樽見鉄道利用@920円 、往復 1840円) |
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