12月16日 美浜でかにフルコース 京都嵐山花灯路 |
遠州連恒例の、冬の青春18きっぷを使って福井でカニ三昧企画♪♪♪ 朝一番(5:27)の東海道線に乗り込み、浜松と鷲津駅でメンバーも乗り込み、豊橋で新快速に乗り換え・・・ |
三方五湖 美浜温泉 海のホテルひろせ |
米原で敦賀行きに乗換え、またまた敦賀から小浜線に乗って・・・ 美浜駅に着いたのが11時05分。 美浜駅で待っていてくれた宿の送迎車に乗り込み、 |
ずわい蟹2匹!ボリューム満点◎かにフルコース (日帰り・デイユースプラン) |
個室の掘りごたつのテーブルにはずらりとカニのオンパレード。 すべて蟹料理、まずはお刺身から! |
揚げたてのかに足の天ぷらもきましたね〜。 そろそろお鍋も始めるかぁ〜。 〆の雑炊までたらふく食べて、幸せいっぱい、お腹もいっぱい!
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渡月橋周辺のライトアップ |
京都で再び乗り換え、嵯峨嵐山に着いたのが16時07分 嵐山では期間限定で京都嵐山花灯路が開催されていて、京都へはこのイベントを観るために来ちゃいました。 時間は夕方4時半を過ぎて、昼間なみにすごい人出です。 |
人の波の混じり、竹林の小径へと入っていきます。 |
イベント開催中は一方通行になった竹林もライトアップ!昼間とはまた違う嵯峨野を楽しめました。 |
常寂光院まで歩き、 今日中に浜松に帰るメンバーと一緒に、京都駅に向かいました。 |
デパ地下では、今宵のホテルで食べる『晩酌のお供』の京弁当も、夕方割引きで格安にゲット!。 日帰り組は、長い電車移動の中で食べるものを購入し、京都駅で別れました。 |
12月17日 〜奈良さんぽ〜 聖林寺 安倍文殊院 岩船寺 浄瑠璃寺 |
翌朝は青春18きっぷで奈良方面に向かいました。 京都に泊まったおかげで、午前中から奈良の寺院を |
近鉄桜井駅側にあるレンタサイクルは 2時間で700円、1日1000円。 |
桜井駅に着いたのが9時6分。 大和路はレンタサイクルが重宝で、道路に道案内があるので分かり易いです。 |
聖林寺 拝観料400円 |
今回の奈良さんぽのテ−マは、今までに訪れていない寺院で、国宝の仏さまにお会いしたいというもの。 聖林寺は藤原家の氏寺、妙楽寺(現・談山神社)の別院として創建された古刹です。 |
まずは本堂へ〜。 現在の本尊・子安延命地蔵菩薩像が安置されています。 丈六の石仏としては大和第一の大きさで、安産と子授けの地蔵として広く信仰を集めています。 そして、本堂を出て階段を登った先のお堂の中には・・・ 国宝の菩薩様・・・ どんなお姿でしょう(^。^)y-.。o○ |
十一面観音菩薩 (国宝) 高さ約2m、奈良時代の乾漆像 (※掲載の写真はネットから転用しています) |
国宝の十一面観音菩薩は、もとは大神神社の神宮寺の大御輪寺の本尊だったもの。 ちょうと団体さんが入っていて女性の住職から菩薩さまの説明も聞くことができました。 とっても美しい立ち姿を 長い時間拝ませていただき、素晴らしいひとときでした。 |
安倍文殊院 拝観料 700円 (抹茶付き) |
もう一ヶ所、行きたかったのは桜井駅に戻る途中にある安倍文殊院。 拝観料を納めると、次の本堂での説明までの待ち時間で、まずは抹茶と干菓子をいただけました。 |
ご本尊文殊菩薩 国宝 渡海文殊(とかいもんじゅ) (※掲載の写真はネットから転用しています) |
ご本尊の文殊菩薩は獅子に乗り4人の脇侍を伴う渡海文殊【5像全てが国宝】のお姿です。 鎌倉時代・建仁3年(1203年)に大仏師・快慶によって造立され、日本三文殊のひとつです。 脇侍を従えた文殊菩薩は7mもの大きさで、何とまぁ、りりしいお姿・・・ため息が出ます。 説明中も御祈祷のお経が聞こえたのですが、安倍文殊院には、檀家はなく、御祈祷の寺なんだそうです。 文殊さまの御利益と、魔除け・厄除けなどだけで、成り立っているそうです。 |
安倍文殊院は、飛鳥時代から奈良時代にかけて興隆した安倍氏の氏寺として建立され、 安倍一族のひとり、安倍晴明の出生地ともいわれています。 その後桜井駅へ戻り、レンタサイクルを返却。利用時間は2時間でした。 この日は底冷えする寒さ・・・ 一旦奈良駅に戻り、三輪そうめんで温まりました。 |
13:04着 加茂駅 13:14 木津川コミニュティバスに乗車 |
奈良駅から、12時50分発の大和路線に乗車し、加茂(京都)へは14分後の13時04分に到着。 まずは駅隣接の観光案内所で木津川コミニュティバスの一日フリ−乗車券を購入し、バスに乗車しました。 |
岩船寺 |
加茂駅⇔岩船寺 と 浄瑠璃寺⇔加茂駅 と2回バスに乗ると700円なので、400円のフリ−乗車券はお得です。 岩船寺でバスを降りました。 岩船寺はこじんまりとしたお寺で、紫陽花の頃は賑わうのだそうです。 |
当尾は、古くから良質の花崗岩を産出した地で、磨崖仏や石仏・石造文化財が数多く点在し「石仏の里」と呼ばれます。 そんなわけで 岩船寺から浄瑠璃寺まで『石仏の道』を歩いてみます。 ほぼ下りの山道歩き。 |
一願不動の磨崖仏を見て、急な山道を下ると、その先でもう一方から下ってくる道と合流。 |
合流地点にあったのが、わらいぼとけ 何故か、ちょっとななめに安置されています。 |
道すがら、石仏さまと対面しながら、ゆるゆると 歩いていきます。 |
浄瑠璃寺に向かう手前にも無人販売の棚がありました。 当尾の里では、横に渡された木の棒にビニ−ル袋に入った野菜や果物が吊るされています。 漬物もあり、どれも100円。 買いたかったけど荷物になるので我慢しました。それから細い辻を入って大門石仏群を見て・・・ |
浄瑠璃寺 (拝観料 400円) |
石仏めぐりはゆっくり歩いても1時間かかりませんでした。終点はここ浄瑠璃寺、いよいよです(^。^)y-.。o○ 「浄瑠璃寺」は平安時代に盛んに信仰された阿弥陀浄土信仰の形式を残す貴重なお寺。 |
国宝 浄瑠璃寺三重塔 |
寺号は、三重塔の内陣に安置されている薬師如来の浄土「浄瑠璃世界」からきています。 梵字の阿字をかたどったと言われる池を中心にして、 東に薬師仏、西に阿弥陀仏を配した浄土式庭園は極楽世界をこの世に表わしたもの。 |
浄土式庭園と 本堂 |
本堂は横に長く『九体の木造阿弥陀如来』を安置しています。 平安時代には京都を中心にこのような堂も 30 以上あったと云われますがすべて失われ、当時のまま現存するのはここ浄瑠璃寺だけ。 |
九体阿弥陀 右上:九体阿弥陀の中尊 左下:吉祥天女像 (※掲載の写真はネットから転用しています) |
堂内に入った瞬間が一番 極楽浄土を感じます。 九体揃った国宝阿弥陀如来様(九品仏)のお姿は、まさに圧巻! 中尊のみ、他の八体より大きく、御手の印相が唯一「来迎印」を結んでおられます(他の八体は定印)。 御本尊左横の小さなお厨子の中には 『吉祥天女像』が安置され、、現在は年3回御開帳されるようです。 |
3寺で国宝の仏さまにお会いでき、素晴らしい一日を過ごせました。 浄瑠璃寺を15時51分のコミニュティバス で加茂駅に戻り、京都を経由してJR線を乗継ぎ、自宅最寄り駅には22時26分に到着しました。 2日間朝早くから夜遅くまでの青春18きっぷの旅・・・ 2日間で移動したJR通常運賃は16360円。 青春18きっぷは4740円なので、差し引き 11620円もお得でした。 |