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だんだん寒くなってきて、早起きが億劫
になる季節です。
朝4時に出発だなんて\(◎o◎)/!
あたりはまだ真っ暗です!。
朝霧高原を走る頃もまだ薄暗く、富士山
の大きなシルエットを左に見ながら、
途中霧の中を走り精進湖方面へ・・・。
あたりが薄明るくなった頃、紅葉した山々
を見ながら、甲府南IC手前から
塩山方面に車を走らせました。
道の駅まきおかから、5分ほど走った所
に徳和という地名があり、ここを左折して、
どんどん進みます。
登山口に一番近い車道ま
で車を乗り入れました。 |
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7:30 乾徳山登山口(ここから歩きはじめる) |
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8:00 登山道のいたるところに石垣の残骸が多く残っている まだ残っていた紅葉 |
歩き始めはスギ林のちょっとした急登でしたが、林道を横切ると雑木林になり、落ち葉を踏みしめて登っていきました。
紅葉はもう遅かった感がありますが、時々赤や黄色の葉っぱが見ることができました。
登山道の周りには石垣の残骸が随所にあり、少し昔には、こんな人里離れた山あいにも人々の暮らしがあったということでしょか? |
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8:30 カラマツ林を歩く |
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歩き始めて40分ほどで、最初の水場 銀晶水 の標識がありました。
標識のまわりを見渡して、やっとパイプからポタポタと落ちているのが水場だと確認・・・。
道はやがてカラマツ林へと入っていきました。 |
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カラマツが終わると、雑木林になり、
駒止という岩のゴロゴロした道を
落ち葉を踏みしめて登っていきました。
次の水場は 錦晶水 こちらはしっかり
と水が流れていました。
すこし離れた所には古ぼけた掘っ立て
小屋があり、トイレになっていました。
鍵のかからないドアの中から下を覗くと
地面が見えました。
まあ・・・囲いがあるだけマシか!とい
う感じでした。 |
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9:10 錦晶水 |
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9:30 国師ヶ原 |
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背丈の低い笹原の中をゆるやかに登っていくと、樹林の間から 目的の山 乾徳山が見えるようになりました。
ここからは頂上直下の険しい岩場がよく見えませんが、まだまだ道のりは長そうです。
国師ヶ原はカヤトが一面に生い茂る広場になっていました。
ここは十字路で、道満尾根経由大平牧場や徳和峠、乾徳山への周遊コ−スの分岐があります。
私たちは登りのコ−スとして、扇平方面への道を登っていきました。 |
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9:45 登山道脇の岩の上に鎮座するお地蔵様 |
10:10 扇平 |
雑木林の中を登っていくと、やはり石垣の跡がありました。とっても静かで時々小鳥の囀りが耳に心地よく響いてきます。
カヤトの中の急斜面を登って時々振り返ると、雪化粧した富士山が大きく見えました。
富士山の右側には南アルプスが (゜o゜) 大パノラマで広がっていました。 何度も後ろを振り返り、
富士山を眺め、扇平に着きました。扇平では道満尾根から登ってくる道と合流します。 |
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扇平から見た富士山 |
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扇平から乾徳山へは約1時間ほど。
乾徳山へのハイライトは何といっても
この先の岩場です。
根っこの張り出した、岩だらけの道を
ヨイショヨイショと登っていくと、鎖の渡
された岩場が現れます。
慎重に通過して、木の梯子を下り、樹間を
登り返すと最初の鎖場が現れました。
こちらは・・・傾斜は比較的緩く、岩場の
2箇所に鎖が渡されていました。
それぞれ自分の登り易い斜面を
えらんで、鎖を持たずに三点支持で
難なく通過していきました。
その先の岩峰のてっぺんに多くの
登山者が見えました。
いよいよ難所に近づいてきたようです。 |
根っこの張り出した急登 |
10:55 最初の鎖場 |
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(鎖で攀じ登る) 頂上直下の鎖場 (鎖の左側の岩場を3点支持で登る) |
ここが二つ目の鎖場です。ここを登りきると頂上です。
鎖はこんな場所に下がっています。鎖場の岩は多くの登山者によって
滑り易くなってしまっていて、手がかりや足がかりが少ないように感じました。
この鎖を手に持って攀じ登ってもいいですが、その左側の岩場のほうが支点たくさんあって登り易かったです。 |
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乾徳山の山頂は岩だらけで、たくさんの登山者が
寛げそうな岩を見つけてランチタイムを楽しんでいました。
展望は遮るものはなにもなく、360度の大パノラマが広がっていました。
甲武信岳や金峰山も間近に見えます。
でも圧巻なのは甲府盆地の向こうに優雅に聳える 雄大な富士山・・・
その富士山の右側には 南アルプスのほぼ全山を見渡すことができました。
手前から幾重にも連なる山並み・・・まるで山水画のような景観です。
その一番遠くの山並みが南アルプスです。 |
11:20 乾徳山 山頂 |
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←富士山へとつながる |
乾徳山山頂からの大パノラマ |
(一番遠くの山並みが南アルプス) |
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山スパ−トより引用しました |
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頂上は風もなく温かでした。一時間ゆっくりと寛いで、頂上背後に続く道から周遊コ−スで下山することにしました。 |
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ハシゴ場もある |
乾徳山山頂から岩場を下る |
分岐から徳和への下山道へ入る |
岩場や、岩場にかかるハシゴを慎重に下っていくと、あっという間に山頂から遠ざかってしまいました。
樹林帯に入ると国師ヶ原への分岐があり、ここからぐっと下っていきます。 |
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根っこの張り出した急な道 |
13:35 高原ヒュッテ(避難小屋) |
カラマツが黄金色に輝く |
岩や、木の根っこが張り出した急斜面は、
ガレていてとっても歩きにくい道でした。
山を巻くように付けられた道で、
最初は急斜面が続き、途中から
比較的
緩いトラバ−スの道になりました。
やがて赤い小屋の屋根が見えてくると
国師ヶ原に着きました。
ここからは朝登ってきた道を下山して、
登山口に戻りました。
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