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11月にビックイベントを控え、10月からはフリ−時間がふえました。 夏〜初秋と、天候に恵まれず、登山のタイミングを失っていましたが、やっと好天気に合わせて山登りができます。 とはいえ、晴れ予報は2日間のみ。今シ−ズンの北アルプスは諦めて、わりかし近場の南アルプスに決定! |
10月6日(木) 10:35夜叉神の森ー11:45夜叉神峠ー13:40杖立峠ー16:06苺平ー16:40南御室小屋(幕営) |
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10:35 夜叉神の森 夜叉神峠登山口 11:40 ジグザグの歩き易い道 |
前日に思い立って、午後から準備して、夜は外出。 当日は山行にしては遅過ぎる7時ごろ自宅を出発しました。 もちろん・・・通勤ラッシュにハマってから、R52を北上。芦安から夜叉神の森まで車で入りました。 夜叉神の駐車場で山支度をしていると、バスが2台停まり、登山者が10数人ここで降りました。 |
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11:45 夜叉神峠 |
登山口から、なだらかに登ること1時間10分ほどで、夜叉神峠に到着。 天気に恵まれ、白峰三山の眺めも雄大です。 この展望をご馳走にランチタイム♪ |
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12:15 カラマツ林 12:40 歩いていて樹相が変わるのが楽しい |
夜叉神峠からは再び樹林の中を進みます。長く広大な尾根歩きなので、重荷でも歩きやすいです。 |
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13:40 杖立峠の標識 14:55 雑木の明るい森 |
何度も歩いている道だけど、やっぱり長い尾根だなぁ〜。 樹相の変化はあるものの、途中の標識は乏しいので、どのあたりまで歩いたのかなぁ〜って、いつも思ってしまう。 夜叉神峠から2時間弱で杖立峠の標識が やっとありました。 |
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15:05 火事場跡の南御室小屋の案内版 15:15 火事場跡周辺 |
火事場跡あたりは木々がまだ若く、明るい雰囲気です。 |
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15:26 展望が開けて富士山が見えた 16:06 苺平 |
火事場跡を過ぎると、再び深い森の中へと入っていきます。苺平の標識からは道はやや下り勾配に。 |
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16:40 南御室小屋 |
苺平から35分で、南御室小屋に到着しました。受付で幕営料500円を払い、テント場へ急ごう! この時間はすでに肌寒い。テントはわずか4張りのみ。やっぱり平日は空いてる〜。 ササッと設営して、水(タダ)も汲んで、後はテント内で一人宴会。 缶ビ−ル3本も背負ってきたし、つまみはウインナ−やレトルトのいかめしと、ひじき煮。 8時に小屋の発電機が止まったので、それを合図に私も夢の中・・・ |
10月7日(金) 6:15 南御室小屋ー 7:35薬師岳小屋ー 7:50薬師岳ー8:50観音岳ー10:25賽の河原ー11:45高嶺 ー13:00白鳳峠ー15:15広河原−15:30駐車場 |
静かな静かな夜で、よく眠れたようで・・・翌朝目が覚めたのは5時少し前。『あれま〜寝過ぎたのね〜。』 2日目は空身で鳳凰山を往復してここに戻り、夜叉神に下山しようかとサブザックも持ってきましたが・・・ そうすると行動時間も長いなぁ。 だから、フル装備で稜線を越えるのは重労働だけど、白鳳峠から広河原に下山することにしました。 |
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6:15 南御室小屋を出発 6:23 最初は急な登り |
ササっとテントを撤収して、フル装備で出発。朝日が登山道を照らしています。 最初は急な登りですが、だんだんゆるやかになると・・・ |
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7:17 空がぬけて展望が広がりました。 7:18 雲海に浮かぶ富士山は美しい |
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7:23 砂払岳 |
8月ならタカネビランジに彩られる 砂払岳。 秋の 真っ青な空に、白砂と花崗岩の岩峰も絶景だね。 |
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7:30 薬師岳が見えてきた 7:35 薬師岳小屋は建て直し中 |
砂払岳の岩場を下って、樹林に入ると 薬師岳小屋です。ヘリコプタ−が何度もここに資材を運んでいました。 今シ−ズンの営業は終わり、建て直しするようですが、トイレは使えるようになっていました。 |
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7:50 薬師岳(標高2780m) |
鳳凰三山の最初のピ−クの薬師岳です。ここからは南アルプスビュ−の稜線歩きです。 白峰三山が正面にド〜〜〜ン! 絶景だなぁ(^。^)y-.。o○ |
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薬師岳からの展望 |
農鳥岳から南に連なる白峰南嶺、その先が笊ヶ岳。奥には塩見岳や荒川の山々も重なっているのかな?。 |
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8:00 観音岳に向かいましょう |
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8:30 振り向いて、薬師岳と雲海に浮かぶ富士山 |
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8:50 観音岳(標高2840m) |
鳳凰三山で一番高い 観音岳に着きました。申し分ない快晴です。岩の上からしばし絶景を満喫しました。 |
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8: 50 観音岳からは北岳が雄大ですね〜 |
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8:50 これから向かう方向 赤抜沢の頭の先に高嶺。甲斐駒が岳、アサヨ峰、仙丈ヶ岳 |
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8:56 地蔵岳のオベリスクと甲斐駒ヶ岳 |
観音岳から地蔵岳まではコ−スタイムで1時間ほどですが、近くに見えるのに大きなアップダウンもあります。 |
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9:25 地蔵岳のオベリスクがどんどん近くなる |
岩場を下ったり、急な尾根を下ったりで、ザックが重いと わりと大変。 ぽっかりと平地があって、いい展望台。遠くに八ヶ岳も見えますが、名峰ぞろいの南アルプスに見とれっぱなし。 |
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10:15 赤抜沢の頭から見たオベリスク |
赤抜沢の頭から見たオベリスクは迫力満点。ここから砂地を下って・・・ |
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10:25 鳳凰君臨・・・ |
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10:25 賽の河原 ここが大好きな場所 |
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10:52 赤抜沢の頭に戻り、高嶺に向かう 11:02 花崗岩の砂地が美しい白砂の稜線 |
赤抜沢の頭に戻って、今日最後のピ−クになる高嶺に向かうことにしましょう。 樹林に覆われたピ−クまで、コ−スタイムは40分ほどです。 |
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11:10 樹林の山が高嶺でしょう 11:11 アサヨ峰の向こうに甲斐駒が岳 |
ここからの稜線を歩くのは今回で2度目です。 花崗岩の砂地が美しい白砂の稜線を進むと、前方の樹林の山が近づいてきました。 |
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11:13 樹林の中の登り 11:45 高嶺 |
樹林の中に入り、登りきったら山頂かな〜って思ったら、山頂はまだまだ先($・・)/~~~ 2回ほどだまされて、やっと高嶺に到着しました。 ああぁぁぁ〜疲れたぁ〜 |
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11:45 早川尾根の稜線と 甲斐駒ケ岳と仙丈ヶ岳 |
高嶺の先の山並みは早川尾根です。早川尾根は3年前に仙水峠から歩きました。 アサヨ峰を越え、早川小屋〜、 その時は台風の接近のため、鳳凰山までの縦走は諦めて、白鳳峠から下山しました。 |
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12:14 高嶺からは急降下の連続 12:33 変化に富んだ山歩き\(◎o◎)/! |
高嶺からの下山は、けっこう難儀しました。前回も下ったのに、こんなに大変だったってことを全然覚えていない。 岩場の下りはフル装備のザックを背負っていると、バランスが悪く神経を使います。 |
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12:42 あとは下りのみ 13:00 白鳳峠 |
前方に白鳳峠が見えて、その向こうが赤薙沢ノ頭。早川尾根はその先アサヨ峰へと続いています。 白鳳峠に着いた時点で行動時間は6時間45分。足の疲労もたまってきたけど、あと2時間の下りを頑張らなくっちゃ。 |
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13:02 正面に北岳を見ながらゴ−ロ帯を下る 13:07 北岳の大樺沢にも雲がかかってきた |
最初はゴ−ロ帯をぐんぐん下ります。 何でここだけ岩くずだらけなんだろう? |
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13:45 展望とお別れ、ここからは樹林の中を一気にくだります |
ゴ−ロ歩きを40分ほど頑張ると、これで正面の北岳ともお別れ・・・後は樹林帯に入ります。 シラビソ林の看板があるあたりは歩きやすいけど、道はどんどん険しくなっていきます。 |
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14:14 中盤を過ぎると梯子が連続した急降下 14:25 木の梯子や橋を渡る |
このあたりの通過は重荷だと、ちょっと緊張。 ゆっくり、ゆっくり・・・ |
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14:30 梯子が終わると、電光石火の下りが続く 15:15 最後まで急降下で広河原の林道に出る |
白鳳峠から2時間15分かけて、無事広河原の林道に降り立ちました。ここから歩くこと15分で駐車場に到着。 |
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15:30 林道を15分ほど歩いて広河原のバス停に到着 |
本日の行動時間は9時間15分。お疲れさまでした〜。駐車場に登山者の姿は無く、乗合タクシ−が一台停まっていました。 すぐに乗合タクシ−に乗れると思いきや、たった今2台のタクシ−が出てしまったようです。 ここに停車しているのは最終便の16時10分発で、最終便は満席になってもその時間まで発車しないのだそうだ。 甲府まで行く最終のバスは16時40分。乗合タクシ−に乗ることにして40分ほど待って1200円を支払いました。 タクシ−は30分ほどで夜叉神に到着。ここからはマイカ−に乗り換えて、途中 天恵泉白根桃源天笑閣で 登山の疲れを癒し、その後張り切ってハンドルを握り、3時間後に自宅に到着しました。 |
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