大人の休日倶楽部パスを利用して、すでに何度目かの東北へ行くよ〜(^。^)y-.。o○。 前回は5ヵ月前の1月で、雪と温泉の旅でした。 今回のキ−ワ−ドは、花の百名山。東北の名峰に登ろう♪♪♪ ただし梅雨時なので、『さてどうなることやら?』 |
6月20日(木) 起点から在来線で東京へ〜 東京から『はやぶさ』で青森へ 青森泊 |
18:20発 東京駅から『はやぶさ』に乗車 22:00着 青森駅着 |
東京駅から青森へは新幹線を利用。行きはエメラルドグリーンの『はやぶさ』に乗ります。 東京から新青森までは713km、3時間17分。 新青森から奥羽本線に乗って、22時に青森駅に着きました。 |
6月21日(金) 八甲田山・酸ヶ湯温泉・盛岡泊 |
7:00 魚菜センタ−で『のっけ丼』1300円 |
今日は、青森の海の幸から朝活スタート。青森駅近のビジネスホテルに泊まるのは、朝ここに行きたいから。 チケットを10枚分1,300円で買って、ご飯は1枚、 青森ののっけ丼はかなりグレード高い♪ネタは超新鮮です。 |
8:15発 青森駅から「JRバス東北」みずうみ号(十和田湖行)に乗車 1100円 |
梅雨時ですが、今日は晴れました。計画通りに八甲田山に登ります。 青森駅から十和田湖行きのみずうみ号に乗車。 朝は霧がかかっていましたが、途中からは八甲田山が見えるようになり,、テンションあがるぅ〜♪ |
9:20着 八甲田ロ−プ−ウェイ駅前でバスを下車 9:30発 ロ−プ−ウェイに乗車 1200円 |
ロープウェイも動いて |
山頂駅で登山計画書を記入してからスタート。 山頂駅の展望台には一周1時間ほどで歩ける ハイキングコ−スが整備されているので、往復ロ−プ−ウェイを利用するハイカ−のほうが多かったかな。 |
10:40 私は片道だけロ−プ−ウェイを利用し、展望台から見える山々を歩きます。 ワクワク♪♪♪ |
水色の線が登山ル−ト |
「八甲田山」というピークは存在せず、 南北にまたがる複数の火山群の総称を指します。 最高峰は「八甲田大岳」。 今回は田茂萢(たもやち)湿原から赤倉岳〜井戸岳に登り、いったん大岳の鞍部の 避難小屋へと下ります。その後、八甲田大岳へと登り、仙人岱の湿原をを経て、酸ヶ湯方面へと下ります。 |
歩き始めは、誰でも歩ける遊歩道。 20〜30分ほどで田茂萢(たもやち)湿原に到着です |
タケシマラン |
田茂萢湿原から赤倉岳への登りの道で、葉っぱをマクロレンズで撮っているハイカ−がいました。 『何を撮ってるの♪?』と聞いたら、葉っぱの裏に小さな花。 タケシマランというのだそうです。 |
初夏に咲く花もいろいろ… |
11:18 最初のピークは赤倉岳。 |
11:22 気持ちのいい草原歩き 11:27 井戸岳 |
高山植物を見ると、今年も夏山の季節だなぁと実感(^。^)y-.。o○ |
11:34 八甲田の懐に入った趣きがいっぱい。 湿原、お花畑、雪渓、変化と変化に富んだ山旅です。 |
11:37 稜線上にたくさんあったイワウメはほぼ終盤でした |
11:50 井戸岳からは次に登る大岳が近い。井戸岳から下ると大岳避難小屋がありました。 |
大岳避難小屋からは、上・下毛無岱経由で酸ヶ湯温泉へ下山するコ−スと、 大岳を越えて仙人岱経由で酸ヶ湯温泉へ下山するコ−スとがあります。 9年前は上・下毛無岱経由で大岳をピストンしたので今回は違うル−トにしました。 手前に残雪もあり、雪解け直後に咲くショウジョウバカマも咲きたてです。 |
12:18 大岳に到着。 南八甲田の稜線も正面に大きく見えるようになりました。 |
南八甲田を正面に見ながら下山します。 |
13:20 仙人岱 |
再び雪渓を回りこみながら下っていくと湿原がありました。 |
ヒナザクラ |
仙人岱には、白くて小さなコザクラ(^。^)y-.。o○ これは初めて見るかも |
ヒナザクラは,東北地方の高い山に分布するサクラソウの仲間。サクラソウ属の植物の中で白い花を |
13:00 途中は残雪を歩き・・・ 13:30 ゴ−ルの酸ヶ湯温泉が見えてきました |
雪田が終わり、ガレ場を抜けると樹林帯に入りました。展望は無くなりましたが、木に咲く花もいっぱいです。 |
14:50 酸ヶ湯温泉に下山しました。 入浴券 1000円で、男女別内湯とヒバの千人風呂に入れます |
広い駐車場に下山しました。ここから数分下ると酸ヶ湯温泉です。乗る予定のバスの時間までは2時間もあります。 温泉&混浴タイムをたっぷり楽しみましょう (^。^)y-.。o○ ここから先は撮影NGだよ〜。 今回はみなさんマナーが良かったです。 |
混浴のヒバの千人風呂 バスの待ち時間で、湯上りビ−ルタイム♪ |
八甲田山の火山起源の温泉。熱の湯と四分六分の湯という大きな浴槽が2つある混浴「千人風呂」が名物です。1 684年に開湯で、非常な山奥にもかかわらず、古くから湯治場として訪れる者が多かったといいます |
酸ヶ湯温泉から16時38分発のバスに乗って、新青森駅(1340円)で下車。新青森駅から『はやぶさ』で盛岡駅へ。 明日は栗駒山に登るつもりでしたが、雨予報なので、乗り鉄旅にしようと計画変更。 新幹線の待ち時間で、事前に調べておいた 全席指定席の『さんりくトレイン』の指定席券を取るつもりだったのに、 まさかの満席\(◎o◎)/! あれれ〜(@^^)/~~~ 乗り鉄プランを練り直ししなきゃぁ〜((+_+)) |
盛岡駅前の盛楼閣で晩酌タイム♪ まずは生ビールとカルビ(^。^)y-.。o○ 最高 メインは盛岡冷麺♪♪ |
翌日は栗駒山に登るつもりだったので、盛岡に宿をとりました。八甲田山に登って、酸ヶ湯温泉にも入って・・・ チェックインする前に、駅前の焼肉屋さんに寄り道。ご当地グルメは盛岡冷麺。焼肉も絶品ですが、 やはり冷麺は絶対に食べたいね。大・大・大満足です(^。^)y-.。o○ |
6月22日(土) 雨なので乗り鉄旅♪ 山田線・三陸鉄道リアス線・リゾ−トうみねこ・田沢湖泊 |
8:00 盛岡駅 岩手銀行赤レンガ館 |
やはり朝から雨でした。盛岡駅に着くと、在来線の東北本線は大雨でダイヤが大幅に遅延中。 まずは駅のコインロッカ−に荷物を預けて、盛岡観光へ。 路線バスに乗り、盛岡の街を散策しました。 |
盛岡八幡宮 |
満席で指定がとれなかった『さんりくトレイン』は8時55分に盛岡駅を出発し約2時間で宮古駅に着く『山田線』の観光列車。 盛岡⇔宮古 を走行する山田線の在来線は11時5分発の快速電車があり、これに間に合うように市内観光します。 |
帰り道では雨が強く、ア−ケ−ド街を歩いて盛岡駅まで戻ってきました。 |
11:05発 盛岡から 秘境を走る山田線快速リアス(宮古)行きに乗車 |
山田線は初乗り路線だから、楽しみ〜♪ 3両編成で、テ−ブル付きの車両なので、ランチビ−ルも楽しめました。 といっても車内混んでいました。私は進行方向の窓際席に座れたけど2時間立っている人もいたりして。 |
標高をかせぎながら西の区界(くざかい)峠へと登っていきます。 区界駅までの間は、幹線道路からも離れた山深い超秘境地帯。どこまでも山の中、 そして駅もありません。 区界駅は標高744mで、東北の鉄道路線で最も標高の高い駅とのこと。 盛岡駅からは40分ほど走る間に、およそ610mも登ってきたことに…。 |
山田線は、岩手県盛岡市から、北上山地のもっとも険しい秘境地帯を横断して三陸の宮古市へと向かう JRのローカル線です。本来は、宮古市からさらに三陸の海沿いを南下し、山田町、大槌町を経て、 釜石へと通じる路線でしたが・・・そちら側は2019年3月から三陸鉄道リアス線として再開。 盛岡から宮古までの102.1kmの区間でのみ JR山田線として運転をしています |
13:15 三陸鉄道リアス線(久慈行)に乗車 |
2019年3月23日、三陸鉄道が 盛駅から久慈駅までの163kmを、新たにリアス線としてスタートしました。 これによって、今まで寸断されていたり、バス輸送していた区間がすべて鉄道によって繋がったのです。 次に乗った三陸鉄道リアス線も混んでいましたが、全線繋がったことで、観光客が戻ってきたのでしょう。 |
月日が経って、復興も着実に進んでいます。海岸線を走っているのに、防潮堤が出来て海が見えない |
この漁港も新しくなったんですね |
海岸と名前が付く駅も見えるのは海岸ではなくて防潮堤です。リアス線はトンネルも多く、 トンネルを出るたびに、着実に復興工事が進んでいる景色が見られます。 三陸鉄道リアス線には約100分の乗車時間でした。久慈駅に着いたら、5分弱の待ち合わせで次の電車に。 |
15:00 久慈から八戸線『リゾ−トうみねこ』 八戸行きに乗車 |
三陸鉄道リアス線は2両。次に乗る『リゾ−トうみねこ』は3両編成です。 1両は指定席で今日はすべて満席で、 他の2両は自由席。1両増えたけど、すでに乗車している人も多かったので、自由席もあっという間に満席に。 自由席でもリゾ−トと名の付く車両なので、シ−トはゴ−ジャスです。 |
八戸線は車窓から海岸線が見える区間が多いんですね。 久慈から種差海岸までが、初乗り区間。種差海岸から久慈までは2年前に乗車しました。 |
蕪嶋神社が見えてきました。このあたりの海岸線は以前に歩いた場所、懐かしいなぁ。 4年前の火災から再建を目指しているようです。 『リゾ−トうみねこ』には約2時間の乗車で八戸に着きました。 大人の休日倶楽部パスは、三陸鉄道リアス線も乗れるので、今日は大人の休日倶楽部パスだけで、 一日乗り鉄してきました。 八戸からは『はやぶさ』に乗って盛岡に戻りました。 |
19:10着 田沢湖駅 田沢湖駅近くの宿に宿泊『憩いの宿森湖休』 盛岡で調達した惣菜で晩酌タイム♪ |
盛岡駅に戻って、まずは駅ビルで今宵の晩酌セットを選び、明日の行動食も調達。 コインロッカ−に預けた荷物を出して『こまち』に乗車しました。 明日の秋田駒ヶ岳登山のために 田沢湖駅近くに宿泊します。駅から歩いて一分の小さな宿、素泊まりでシングル(税込4000円)と格安でした。 |
6月23日(日) 秋田駒ヶ岳 |
5:30 田沢湖駅前から駒ヶ岳8合目行きのバスに乗車 (1030円) |
田沢湖駅近くに宿が取れたので、最終日の秋田駒ヶ岳登山が実現しました 。 昨夜は早めの晩酌、早めの就寝で、早起きもできました。外を見ると曇り空ですが明るいよ〜♪ 午前中はもちそうだね♪。 田沢湖駅を朝一番のバスに乗ることにしました。 |
田沢湖からはわたし独り乗っただけですが、登山者用の駐車場になっている『アルパこまくさ』からはどっと 乗り込み、補助席まで満席になった〜\(◎o◎)/!・。すれ違いも困難な山道をぐんぐん上がり、 約1時間で8合目に到着しました。 今日歩いたコ−スは青いラインです。 |
8合目登山口スタ−ト 6:51 駒ケ岳 7:48〜7:54 男女岳 8:13−8:31 阿弥陀池小屋 8:37−8:44 男岳 9:09−9:16 横岳 11:31−11:39 八合目小屋 12:28 活動時間 5時間37分 活動距離 9km 高低差 322m 累積標高上り下り 969m 976m |
6:51 8合目登山口からスタ−ト。 登り始めてすぐに、活火山っぽい山肌が。 |
登るごとにどんどん雰囲気が変わります。 このあたりはミヤマダイコンソウがあたり一面咲いていました |
このスミレは キバナノコマノツメ。 大焼砂の砂礫帯に咲くタカネスミレではありません。 コケモモ |
登り始めて一時間もすると平坦な木道の道になりました。 チングルマのお花畑です。 |
ずっと続く木道の先に、阿弥陀池が見えてきました。 |
8:00 阿弥陀池 |
ここの分岐から、まず秋田駒ヶ岳の本峰・男女岳に向かいます。池の周りに木道が付けられていて 、霧で視界が悪いのは残念ですが、左周りで阿弥陀池の横を歩きました。 |
8:20 男女岳(おなめだけ) |
木道のまわりはチングルマだらけ。霧で綺麗に咲いているのが少ないけど、すごい数。 急だけど整備された道を15分ほど登ると最初のピーク。 10年ぶりに秋田駒ヶ岳の主峰、男女岳に到着。 遠望は利きませんが・・・ |
次に登る男岳と、田沢湖も見えました。 |
阿弥陀池小屋 8:37−8:44 |
阿弥陀池に戻り、避難小屋に寄ってから池の反対側を歩いて先ほどの分岐に戻ることに。 こちら側には八甲田山でも見たヒナザクラがいっぱ |
どの花も、霧で下を向いていて花が開いてないけど、露を付いたヒナザクラも美しい(^。^)y-.。o○ |
8:50 先ほどの分岐に戻り 、次のピ−ク男岳に向かいましょう。稜線に上がって阿弥陀池を眺めるとこんな感じ。 |
稜線の分岐からは 岩場を登っていくと高度感抜群。花も愛でながら・・・ |
9:10 男岳に着きました。ここでは霧で展望無し。 |
男岳から先ほどの分岐まで戻る途中からは、霧がとれて次に向かうムーミン谷が見えました。 広大な谷が広がっていて、その中にずっと木道がつけられていて、そこを歩いている人の声も聞こえました。 |
9:25 分岐点からドーンと下りますよ〜 。 谷に下りる道は急な岩場やガレ場もありました。 ここを下る登山者よりも、登ってくる登山者の方が断然多かったかな。 |
急な草付きの斜面には、シラネアオイが咲いてます。 |
まわりをよく見ると、草付きの斜面のいたるところで咲いているのを確認できました。 |
『馬場の小路コース』はム−ミン谷と呼ばれています |
10:20 下りも終わり、ムーミン谷の中に入ってきました。このあたりチングルマがいっぱい咲いていま |
雲も切れて青空が見えると、これから向かう大焼砂を歩いている登山者の姿も見えるようになりました。 駒池の先の雪渓を登ると、その先は登りに転じます。 |
その前に・・・男岳を振り返って見るとこんな感じ。 ム−ミン谷を満喫中(^。^)y-.。o○ |
10:45 横長根男岳分岐 |
ム−ミン谷から稜線に上がります。 こんな砂轢に咲くのは当然…コマクサ。遠目でちらほら咲 |
横長根男岳分岐からは、大焼砂の稜線歩きです。 最初は霧がかかり視界不良で花も少なかったけど、歩を進めるうちにどんどん花が増えて・・・ |
この大焼砂が今回のハイライトだったかな(^。^)y-.。o○ タカネスミレが最盛期をむかえていました。 |
タカネスミレは 高山帯の礫地に大群生する個性的なスミレ。 特に,秋田駒ヶ岳の群生はスミレの群生としては日本有数のもの。 |
花だらけで、なかなか進めません。 時々霧がとれて、先ほどまで歩いていたム−ミン谷が眼下に見えます。 |
ミヤマダイコンソウ タカネスミレ |
大焼砂に咲く黄色い花は大部分はタカネスミレでしたが、ミヤマダイコンソウの大きな株も満開です。 |
タカネスミレの群生の中に・・・時々コマクサ。 コマクサはタカネスミレが終盤になると最盛期を迎えます。 |
11:31着 横岳 11:46着 焼森山 再び タカネスミレがいっぱい |
ゆるやかに登って横岳の標識がありました。ここから馬の背を歩き阿弥陀池方面にも行けますが、 私は焼森方面に進み八合目へ下山します。こちら側にもタカネスミレがたくさん咲いていました。 |
焼森山からは草付きの中の下りです。 この道にもたくさんの花が見られました。 再びヒナザクラ |
シラネアオイさん、またお会いできました。 ハクサンチドリも鮮やかに目を引きます。 |
サンカヨウや イワカガミも咲いています。眼下に駐車場も見えてきましたよ。 |
八合目小屋 12:28着 12:55発 8合目バス停から アルパこまくさ行き(620円)のバスに乗車 |
秋田駒が岳をぐるりと周遊して八合目に戻ってきました。今日は午後から雨予報・・・。雨が降る前に下山できました。 バスの待ち時間に登山靴を履き替え、荷物の整理をしていたら、 アルパこまくさ行きのバスが到着しました。 なんと、バスに乗った途端に雨が降りだし、いいタイミングでした。 |
13:20 アルパこまくさ着 14:00〜温泉&ランチタイム 14:30発 アルパこまくさからバスに乗車 |
アルパこまくさのバスは、行きよりもゆったりとスペ−スがあり、登山者用のマイカ−駐車場 があるアルパこまくさがこのバスの終点です。ここから田沢湖駅行きのバスが出る時間までは1時間10分あります。 朝、始発バスに乗ったのも、秋田駒ケ岳登山ではゆっくり休憩をしなかったことも、すべては ここで源泉かけ流しの温泉に入り、ご当地グルメで生ビ−ルを楽しみたかったからなのだ(^_-)-☆。 |
15:00着 田沢湖駅 15:37発 こまちに乗車 18:32着 東京駅 23:05着 自宅最寄り駅 |
アルパこまくさ から田沢湖行きのバス(620円)に乗って15時に田沢湖駅に着きました。 近くの土産物屋さんでいぶりがっこを買い求め、 田沢湖から15時37分発のこまちに乗車。 大人の休日倶楽部パスは4日間、乗り放題で15000円。 今回利用した運賃を正規に換算すると54000円だったので、 39000円もお得になりました。 ちなみに、東京駅からは在来線で帰ります。こまちの乗車 |