熊野古道中辺路 と 川湯温泉
 2026年2月8日(日)〜2月10日(火)
JR東海の『南紀・熊野古道中辺路フリ−きっぷ』を利用して、何度目かの熊野古道歩き。
川湯温泉に仙人風呂が出来る冬季に、川湯温泉に2泊して歩いてきました。 
 
2月8日(日) 那智大社・青岸渡寺・那智の滝〜川湯温泉泊 
 
 6:19発 起点〜豊橋(フリ−きっぷ購入)〜10:01発 名古屋〜(南紀3号)〜13:58着 紀伊勝浦駅
 豊橋から名古屋までは在来線で。名古屋から往復特急南紀に乗って紀伊勝浦か新宮まで行けます。
それらの駅に隣接するバス会社で路線バスの3日間フリーきっぷを受け取り、有効活用。
これで11540円は断然お得。
 
 14:25発 紀伊勝浦〜(熊野御坊南海バス)〜14:48着 熊野古道バス停
 紀伊勝浦駅からは路線バスで移動します。
那智山はいつものルーティーン。大門坂は静寂の中、贅沢だなあ。
 
15:10  大門坂の石畳を登って、その先の石段を登って那智大社の鳥居までやってきました。 
 
 那智大社と青岸渡寺。急に雪が降ってきて寒いよう〜。
 
 青岸渡寺の先の展望台からの景色が好きですが、
雪が降っているので三重塔越しの那智の大滝は見えないなぁ〜
 
 那智の滝まで下ってきました。
 
15:45   那智の滝。
この後は路線バスを乗り継いで、川湯温泉へ向かいました。
  16:29発 那智の滝前〜(熊野御坊南海バス・那智駅で乗り換え)〜19:13着 川湯温泉
 
 夜の7時20分ごろに川湯温泉の宿『大村屋』に到着、ここで2泊します。
 
まずは大塔川の仙人風呂に入ってきました。宿で水着とダウンコートを借りられるのが有難い。
再び宿の温泉に入ってから部屋呑みタイム。 勝浦で買った鯨の竜田揚げが美味しくてビールも進みます。
 
 2月9日(月) 熊野古道 中辺路 (滝尻〜近露王子)〜川湯温泉泊
2日目は、朝早くから紀伊田辺行きの龍神バスに乗って滝尻に向かいました。紀伊田と
熊野本宮をつなぐ龍神バスはフリ−きっぷエリアに入っていないので、運賃は現金で料金箱へ。 
 
 5:55発 川湯温泉〜(龍神バス・1360円)〜7:12着 滝尻   

7時30分滝尻王子は熊野の神域の入口に位置し、ここから中辺路スタートします。 

滝尻王子は熊野九十九王子の中でも格式高い五体王子のひとつです。
前回、この区間を歩いたのが2012年の12月、すでに14年も経ってしまった。
 
 歩き始めはどこも急傾斜です。10分ほど登ると岩穴があります。
この岩穴を抜けるのを『胎内くぐり』といいます。よかったわぁ〜♪なんとかくぐれました。
 
 胎内くぐりの先も急な石畳の道を登っていくと不寝王子がありました。
ここでは中国人らしい先客が3名。この後は東南アジア系の2組が通り過ぎただけでした。
ゆるゆると古道歩きが続きます。標高が上がってくると昨日の雪が残っていました。
 
 8:55 針地蔵尊
車道を横断して、ゆったりとした登りが続いています。王子跡やお地蔵さまが点々とあります。
お地蔵様が三体、花も新鮮に供えられています。その左側にも石仏が。
 
9:12 夫婦地蔵は仲良くお地蔵様さまが並んでいます。
 
 9:25 高原熊野神社
 見晴らしが良くなり、舗装道路になると民家がたくさんありました。
朱色の鳥居をくぐると、高原熊野神社がありました。
 
 高原の集落からの眺め、棚田もありました。 右側に見える山が果無の山々です。
高原の集落には、民宿やゲストハウスなどもあり、ハイシ−ズンには賑わうでしょう。
 
 9:30 高原の霧の里休憩所で、宿で作ってもらった熊野古道弁当を広げました。 
遅めの朝ごはんかな?。 おこわや『めはりずし』はラップに包んであって食べやすい。
煮物や焼き魚、卵焼きなどの和食のおかずが山歩きにはぴったりです。
 
10:16 一里塚のひとつ  
 熊野古道には道しるべが至るところにあるので、安心して歩けます。
熊野古道らしい杉林と石畳。凍結した池の横を歩き、ゆるゆると歩いていきます。
 
10:45 大門王子にはお雛様が飾ってあります。
 中を見ると、素敵な京雛です。お賽銭もいっぱい。
お雛様は高価なのに盗む人もいないのは、神聖な場所だかでしょうか。感動します。
 
 高度が上がってくると、昨日の雪が残っています。雪に残っている足跡は同じ方向に数人だけ・・・。
こんなに静寂で霊験あらたかな古道をたったひとりで歩いているのって、贅沢な時間です。
 
11:25 十丈王子跡 
 
11:38 小判地蔵 
 悲しい言い伝えの小判地蔵は小さな小さなものでした。この地に住む人が哀れんで建てたものらしく、
熊野に住む人々の優しさに触れました。
 
11:44 悪四郎屋敷跡 
 悪四郎とは力が強く、頓智にたけていて、伝説上の有名人らしい。
中辺路は山頂に続く道はありませんが、ここから悪四郎山には30分ほどで登れると書いてあります。
中辺路沿いには、山頂に向かう脇道が付けらている場所が何か所かありました。
 
 12:20 上多和茶屋跡
 平坦な道を歩いていくと、開けた場所があります。このあたりにも何軒かの茶屋があったようです。
ここが本日の中辺路で最も標高が高い部分で680m。これから先は登りはなく、下るのみです
 
13:20 大坂本王子跡
  今日の熊野古道歩きも終盤。 帰りのバスの時間も気になるぞ〜。
 
 13:50 箸折峠の牛馬童子  おとなりには役行者様
 何度もお会いしたくなる牛馬童子さま

頭巾をかぶった修験者が、牛と馬にまたがっている高さ50cm程度の小さな石像は、明治時代に作られたようです。
謎に満ちたその神秘的な姿から、花山法皇の熊野詣の姿と伝承されるようになりました。

この石像のある箸折峠の由来は、花山法皇が食事のため休憩をした時に、近くのを折って代わりにしたから。

 
 牛馬童子にお会いして近露に下りました。後は14時14分のバスで川湯温泉へ戻りました。
 
 15:45〜  川湯温泉の仙人風呂
午後3時に宿に戻ったので、宿の温泉と仙人風呂をいったり来たりしよう
昨日は真っ暗だった仙人風呂の全景です。よしずの向こうに大塔川が流れています。
橋を渡って砂利道を進むと、その先が川を一部分せき止めて作られた仙人風呂になっています。
 
仙人風呂、ちょうど良い湯加減でした。安心して下さい。水着、着ています(^。^)y-.。o○
 
 18:00〜 宿の選べる夕食はリ−ズナブルだけど満足・満足(^_-)-☆
 温泉のはしごの後、まずは部屋飲みタ〜イム♪ たくさん歩いたから缶ビールも最高♪♪
宿の選べる夕食はリ−ズナブルに海鮮丼と寄せ鍋にしました。お供のお酒も生ビ−ルも美味しかったあ〜。
 
 2月10日(火) 熊野古道小雲取越・熊野本宮大社・大斎原・速玉大社・神倉神社
 
 6:54発 川湯温泉〜7:18着 神丸 7:20発〜7:30着 小和瀬バス停
 3日目、今朝も朝食の代わりに『熊野古道弁当』を作ってもらい、路線バスを乗り継いで小口方面へ。
小和瀬バス停で下車して、ここから小雲取越を歩きます。
 
 民家の軒先から古道歩きが始まりました。最初は急な石畳。熊野古道らしい風情にうっとりします。
 
8:00 古道脇にはお地蔵様。 
 
昨日は寒かったけど、日が当たるといい感じ、今年初めてウグイスの鳴き声を聞きました。 
 
 シダと杉林の道もいい。熊野古道を歩いているなぁ〜って実感します。
 
9:25 桜茶屋跡   シャクナゲの木がありました。
平坦な道だったり 石畳の登りだったりと、急坂を登りきると桜茶屋跡がありました。
小雲取越えの中で一番標高が高い桜峠の近くに位置します。この先には休憩に最適な東屋があり、
初めて登山者とすれ違いました。この時間ならきっと大雲取越えも出来そうなペ−スでした。
 
 10:22 石堂茶屋跡   このあたりもかなり広めでした。
 
10:30 賽の河原地蔵 
 熊野詣の道中に亡くなった人たちを弔うお地蔵様
 
11:20 百間ぐら 小雲取越の最高地点かな。
 小雲取越のハイライト、百間ぐらに着きました。展望台からは果無や大塔の山々が見渡せました。
登りはこれでお仕舞い、後は下るだけです。
 
百間ぐらにも小さなお地蔵様が祀られていました。 
 
11:50 松畑茶屋跡 
 小雲取越には多くの茶屋跡がありましたが、ここは大規模で、周りには石を積み上げてあり、
平らになっています。屋敷跡が2段になっていたようで、茶屋も4軒あったと書いてあります。
 
松畑茶屋跡周辺は、生活の場があったことが偲ばれ、その周辺にはお墓らしい石もありました。
これから先は下ったり、平坦な道だったりを繰り返し・・・ 
 
12:50 請川に下山して、古道歩き終了。
やがて、車の走る音が聞こえ、眼下に熊野川が見えると、民家も近くなり、民家横を下ってゴ−ル。
登山口の前が下地橋のバス停だったので、ここから13時05分の熊野本宮大社行きのバスに乗って向かいました。  
 
 13:25 熊野本宮大社
二日間の古道歩きのフィナーレにふさわしい 、大好きな熊野本宮大社へ古道歩きの無事を報告。
熊野古道を歩きたかったのか、ここ熊野本宮大社に参詣したかったのか・・・(やはり後者かも)
 
 14:00 新宮行きのバスの発車時刻まで、まだ時間があるので大斎原にも。
あとは世界遺産熊野本宮館で、熊野古道の映像を見ながら、バスを待ちました。
 
 14:45発 本宮大社前〜(熊野御坊南海バス)〜15:39着 信用金庫前  15:45 速玉大社
新宮に向かうバスに乗って、途中下車。 いつものルーティンの速玉大社へも参詣しました。 
 
 16:15 神倉神社
特急南紀号の乗車時間まで、まだ余裕があったので、神倉神社まで参詣できました。
3日間、ありがとうございました。 
 
17:31発 新宮〜(南紀8号)〜20:49着 名古屋 20:58発〜浜松〜起点 23:15着 
 
熊野古道歩きにかかった費用

JR東海南紀熊野フリ−きっぷ 11540円 (フリーエリアの実質運賃は22790円)
差し引くと 11250円お得でした。
 
別途 JR運賃3040円、 龍神バス2280円、川湯温泉二泊21100円 (夕食×1、弁当×2、酒類)
 
 
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